スローライフは鬼畜女神に鬼畜ライフ?!
流れ的に、流れを呼んだ…あの洞窟に来ることになったのだが、いやぁ…なんでまたここに? っとリュウカは思ったわけだ。
だが、鬼畜女神はこの洞窟に用があるらしく、わざわざこの世界に来たって話になる。
「それで鬼…いや女神様はなぜここに?」
「鬼畜女神じゃないわ、ただの打ちつけるだけの存在…ですわ♡」
「えーと、普通に名前はなんと呼べば…?」
「私はロム、女神界では色々と白い目で見られてますわ。何故ですかね…?」
そんな疑問より、皆さんが疑問な眼差しをするのは…その弾けるばかりの胸である。
その緩い顔で、透き通る様な銀髪とサファイアブルーのような瞳で何を爆発させたんだ? っとリュウカは自問自答してしまう。
そんな状態よりも早く動いたのは、貧乳代表であるリリナである、完全目が敵視である。
「それよりもね…あんたなんでそんな胸の強調してんのよ」
「この服は、私の本能的に。 打つために、選び抜かれた服装」
「バニーガールに近いけど?」
「クズな豚男は、こうゆうのが好きなんでしょ?」
リュウカは遠い目、ポロリ期待数値が高すぎた。
こんなバリバリな攻め方はあまり好ましくない、いやむしろ…想像が追いつかない。
つまりこれは…俺でさえ予測が不可能な領域。
うーん…俺からしたら萌え度は露骨過ぎて、なんも感じなくなっちまった…チッ。
軽く舌打ちしたくなるリュウカ、それよりも先に…この洞窟の先を歩かなければならない。
ジメジメした道を歩き、深さが増していくほどリリナが俺の腕に引っ付く。
「歩きずらいんだけど」
「うるさい…あんたは私の盾であり武器である」
「意味わかんねぇよ!」
「うひゃっ!? き、急に大きな声出さないでよバカ!!」
そんな二人の会話中、突如ロムはその足を止めた
周りを見渡して、塞がれた道筋を眺めながら言う
「この先は、激しい戦闘があった見たいね。でも、私はここには用はないかな」
「まぁ、塞がれてるからなぁ」
「別ルート、隠し通路があるのよ」
「へ?」
「つまりこうゆうことよっ!」
何も無い洞窟の壁を見て、ムチを手に取り一振、パァンっと洞窟内で響いた。
すると、何も無い壁が崩れ落ちた…下に続く道筋が現れてリュウカとリリナは驚いた顔である。
「こっから先は、坑道ルート。旧大都市の地下深くに避難通路として作られた場所、ここに用があるのよ」
「なんでそれを知ってるんだ…?」
「…さぁ、行こう」
ロムは一人で先に歩いていった、その背中をリュウカとリリナは眺めていた。
そして、遅れてくるラグナロクは、歩きながら言う。
「旧大都市地下坑道って呼び名があったのよ、ただまぁ…封鎖されたのよね。 ここに眠る「女神の秘石」っと呼ばれる秘石、それを発掘して動力系マシンを作ったり、魔導アーマーの部品として使われ続けたのよ。元はデカい岩石かと思ってたんだけど、それを壊してみたら凄い力があるとわかり、次々と今は亡き異世界人は発掘しまくって、都市は大発展ってわけよ。 まぁ滅びには勝てなかったんだけどね」
リリナは顎に手を添えて考えながら話す。
「女神の秘石って確か、この世界の安定と人を住む為に必要な石よね?」
ラグナロクは頷き、リリナは続けて更に話す。
「つまり、この世界を自ら滅びの道筋を作ったって感じなの? 私の本棚にはそんな記録一切無かったけど」
「記録にされてなかったっと私は思うわよ?」
「どうゆう事?」
「女神の世界にも大天使と同じクーデター起きてたはずだからね」
「――――!?」
「リリナが知らなくても無理がないのよ、かなり昔の話だからね」
リリナは、微かな動揺を滲ませてゆっくりとした声でラグナロクにこう訊ねた。
「…ラグナロクあんたは…何者よ…?」
その問いにラグナロクは、目をつぶり静かに答えた。
「リリナは知ってるよね? 十年前、女神と大天使の反逆者が集まった連合軍と大天使の聖騎士軍七名の戦い。まぁ知らないならいいけどねっと、さて先に行くね」
リリナはん? っとした表情を浮かべていた。
リリナの記憶的には「双方の戦いが激しさを増す一方で、第三勢力が乱入して鎮圧させた」って話である。
その第三勢力は、たった一人で短い銀髪に血を見る様な赤い瞳と下着姿の女の人で負けに劣らず、戦地を駆け巡り敵を蹴散らせて戦いを停戦させた強者がいた。
ラグナロクは、口笛を吹いて地下の坑道へとスタスタと歩いていった。
「……」
「リリナ?」
「ん?」
「何考えてるんだって言いたいんだが」
「いや…まさかねって」
「ん?」
「私達も行こう」
「え、あぁ…」
斜面が急では無いが、奥に向かってる感じは暗さで何となくわかっていた。
湿気がある足場は次第に乾燥していき、肌寒さを感じ始める。
5分程歩き進めると、ロムはこちらを振り向きいきなりこう言い出した。
「さぁ…火だるまになるのは誰かしらね?」
「「え?」」
「え? じゃありませんわ!」
「いやいや…なんで燃やすのよ!?」
「火のように走れと、「暗いところには光が必要」ですわ」
「どんな理屈よそれ!?」
「ほらほら、私を喜ばせなさい下僕」
「いつから下僕に…?」
「パーティー組んでからですわ、さぁ火だるまになってお走りになってくださいまし」
鬼畜要求ってよりもドS要求である、さすがに誰もやりたくはない。
すると、ラグナロクはその要求を却下する様に指先に火を点火させた。
「これで済む話よ、ロム」
「ぬぐぐっ…! 私の楽しみを奪うのはやめてくださいまし!!」
「まぁ、寂しいからそうしてるんでしょ?」
「はぐっ!?」
「なら素直になればいいのに」
「ぐはっ!?」
ラグナロクの発言により、ロムは心に矢を放たれて精神ダメージを受けた。
ふらつきながら、静かに地面に座り下を向く。
「ち、ちがうもん…寂しくなんかないもん…」
「……」
「あ、ラグナロク先に行くのは危険よ?」
「大丈夫、私は…ここをよく知ってる」
「え?」
ロムは体育座りして落ち込んみ、ラグナロクは先へと歩いていく。
リリナとリュウカは、ロムを落ち込みが治るまで待つ事にした。
「にしても、ちゃんと線路やトロッコとかあるんだな…川も近くで流れてるみたいだしね」
「人工的に作られて、発掘された場所ならあってもおかしくは無いわよ」
「まぁそうだけどさ、あの鉄柵…フェンスの向こう側ってなんだ?」
「確か、謎の爆発が起きて濃い霧が発生して…幻の坑道って呼ばれていたわ。視界は真っ白いし、歩いてる姿すら反射して見えるらしいよ」
「へぇ…ダンジョンみたいだな」
「まぁ、誰も立ち入らなくなった場所だからこそ、なんかはあるんだろうね」
「出た、行きたくてしょうがないのに遠回しに言う駄女神」
「う、うるさいわね…トロッコで未開拓領域に送るわよ?」
「…川流れてんな?」
「うぐっ…また私を川に投げ飛ばすつもり!?」
「暗いからアクティブを体感できるぞ?」
「ヤダヤダ!! 私を殺す気ね!? 悪魔よリュウカ!!」
「ヤダヤダじゃねぇよ、暗いところには慣れろよ」
「無理よ! 私に死ねって言ってるのと同じよ!」
二人は会話を弾ませてると、ロムは小さな声でこう話し出す。
「変な二人、私もそうでしたわね」
「変とは何よ!!」
「私は鬼畜女神、そうであり続けてきたけど…ラグナロクが、助けてくれなければ今の私はいませんわ」
「ラグナロクに助けられた?」
「えぇ、もう数十年前になりますわね――――」
ロム天井を見上げて、こう話し出した。
「私は悪魔の種族、故にSな村でSな育ちを受けましたわ。それはそれは、寂しくない様に強く生き抜くためのSですわ」
「Sの強調が癖が強い…」
「SがやがてドSになれば、村が滅びる運命でして、生き抜くためにはドMが必要となりましたわ」
「どんな教育で、村が滅ぶ流れになったんだ!? てか、なんでドM必要なんだよ!!」
「生命の宿しですわよ」
「規格外の村だった、やべぇけど」
「しかもそれはそれは、毎晩激しい夜…」
「おいおい、回想がおかしいぞこれ!?」
ロムはリュウカのツッコミに呆れながら発した。
「うるさいですわね、生命の宿しは恋愛ですわ」
「マジすか…」
「SMプレイに耐えられないなら、村に必要ない」
「どんな愛の育み方!?」
「村がSですから、普通の村とは違い、挨拶代わりに打ち、サヨナラでお尻に蹴りを入れる常識外れの村ですわ」
「うぉぅ…住みたくねぇ…」
「で、ある日…ドSが二人村に現れたので激しい闘いになりまして…ぶっちゃけ殺し合いですので、村が滅びかけた時にラグナロクが現れたのですわ」
「ラグナロクすげ…ドSに立ち向かうんだな」
「いいえ、幼い私をテイクアウトして弟子として育ててくれましたわ」
「ちょっとまて、テイクアウトしてロムを育てたわけだろ…え? 騒ぎに便乗したの!?」
「そうなりますわね、まだ早い世界だから覚えなくていいっと」
「じ、常識ある…いつもと違う」
ロムは立ち上がり、服に付いた砂埃をパンパンと手で叩いてリュウカとリリナが立つ間を、すり抜けるように歩きながら言う。
「私からしたらお姉ちゃん。だからこそ…愛でる意味で打ちたくなりますのよ」
リリナとリュウカは白目を向き、そんなのお構いなく走り出したロム。
「「あ、愛の形って…なに?」」っとリリナとリュウカは口を揃えて言ったのだった。
プチ解説
今回はラグナロクについて、とゆうか恐らく唯一の無双キャラになりますね…。
そして色濃い後半の悪魔族が住むS村です。
大軍に対しても、たった一人で戦い抜いた存在で、今回出てきた悪魔族が住むドS村は、ぶっちゃけSっ気が強い人が住む特殊な村で有名でした。
一般人をMとして見てるらしいので、すぐSが目覚めます。おっと話がそれました、ラグナロクはロムが幼い時にテイクアウトして育てた意外な一面もありますが…テイクアウトは騒ぎの便乗でしたので普通にこの村に入れば、ムチで叩かれます。
この村が何故か気になっていたのでしょう。
終焉を知らせる者として、恐れられてますが…その逆の終焉を止める存在へとなりました。
しかしまぁ、育てたのはいいけど相変わらずきわどい服を着るロムと下着を私服と言うラグナロクは、やはり似てる部分がありますね。
因みに種族に関して、悪魔族は魔王の直結していた種族、大天使と女神は神の種族、ケッシーは獣人種族で人間に近い存在エルフもこの世界にはいました。
あまりで出来ませんが、レイナはケッシーで転生者ではレアケースです。
リュウカは普通の人ですが、どこら辺かで化けるかと思います。
旧大都市地下坑道は、女神の秘石が沢山あった場所で発掘しまくったせいで作物が上手く育たず、鳥などの生命体が絶滅したとも言われてます。
そこで開発されたのが、擬似型の巨大な魚…そうですリリナを食べようとしたあの魚です。
あの海にはそれが沢山いて、人を襲うのはなくて釣り人が釣りできないから、研究者に頼んだらなんか沢山海に放流されてしまい…釣るだけの魚でも当時の釣り人は大変喜んだとか。
しかし、何故か人を襲う様になったのかは不明のままです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!




