エピローグ
カオスを倒したあの洞窟は、未だに崩れずに原型を留めいていた。
風穴を開けたような天井は、ユートピアの光魔法をリュウカが鏡を作り反射させた跡。
一週間前の出来事は今でも覚えている。
シャングリラの体に、とり憑いていたカオスの一部焼き払いジャングリラの体は上空からそのまま滑落して、洞窟に穴を開けた場所を通って落下して床に落ちる。
洞窟の穴から光差し込むジャングリラを照らして、そこに向かってユートピアが走る。
「ジャングリラ…!」
ユートピアそう呼びかけながらはジャングリラ体を起こして揺する。
ピクッと瞼を反応させたジャングリラは目をゆっくり開けてユートピアを見て口を開く
「ユート…ピア…?」
ジャングリラの体に抱きついたユートピア
そして泣きながらジャングリラを呼ぶ。
「ジャングリラ…! ジャングリラ、ジャングリラーーッ!!」
ジャングリラは腕をゆっくりと伸ばしてユートピアを軽く頭を撫でて優しい声で言う。
「ユートピア…君を守れる…騎士に…慣れたかな…?」
ユートピアは声を震わせながら言った。
「うん…っ!! 私と会った時よりも…強くなった…よっ…最高のパートナー…だよ…」
ジャングリラはユートピアの両肩を掴んで引き離して互いに唇を重ねた。
そして、ジャングリラは優しい表情で軽く笑いながら優しくユートピアに言った
「これで…僕には悔いがない。心置きなく逝けるーー…」
ジャングリラの体から強い光を放ちながら粒子の粒が空に向かって飛んでいくーー。
「ジャングリラ… 私をまた置いていくの…?」
ユートピアの悲しい表情に、消えそうなジャングリラは手を伸ばして、指でユートピアからでる涙を拭う。
そしてジャングリラはユートピアの発言に対してこう答えた。
「置いていかないよ…何度でも君の前に僕は現れるから…泣かないで。僕は君が笑ってる姿が大好きなんだ」
ジャングリラが言った言葉に、ユートピアは涙を腕で拭い笑み浮かべた。
それを見たジャングリラはゆっくりと目をつぶり、軽くユートピアの頭を撫でた。
ジャングリラの光が強くなり…その姿は一瞬で消え去った。
ただ床に落ちてるのは、ユートピアがジャングリラに初めて送ったプレゼント。
ペンダントで真ん中に青い宝石が光る
色違いにユートピアは赤い宝石のペンダントを身につけていた。
それをユートピアは静かに拾い上げて、後ろで見ていたリュウカ達を眺めて口を開く。
「ありがとう…ジャングリラを助けてくれて、会わせてくれてありがとう…!」
その後は、洞窟の出口探しをしていたリュウカ達だったが…やはり天井しか出口がない様だった。
そこでラグナロクはこう口を開いた
「私空飛べるし歩けるから、上から紐を落とせれば出れるんじゃない?」
とはいえ全裸女子が空を、飛ぶなんてどこから生まれた発想なんだとリュウカは思った。
すると、紐が上からスルスルと天井穴から落ちて来て誰かの声が上から聞こえた。
「リリナーー!! 私を置いてい何処に向かった!!」
リュウカの肩を借りてるリリナはげっ!とした顔をしていた。
巨乳でハイテンション…リリナが嫌う女神の一人か…うん? 俺木刀で殴ってなかった?
地上に出て今日で一週間、リュウカはロリまで戻るのに三日間は急成長状態だった。
その故にこんな事があった
「リュウカ」
「うん?なに、リリナ」
「リュウカがロリに戻らないと違和感だよ〜」
「え〜、私はこのままでもアリかな」
「いやいや、ロリが一番!!」
「何故にロリにこだわるリリナ」
「えーと…な、なんでもいいじゃない!!」
リリナは何故か顔を赤くして、私の肩を何度も軽く叩いていた。
「な、なんだよ…」
「なんでもいいじゃない」
「それで色々ミスってたのはお忘れなく」
「うー…わかってるわよ」
ある夜の都市の街並みを二人は眺めていた。
そしてリリナはこう口を開く
「この世界に来て、楽しいことばかり。飽きないよね、前いた所と違って」
リュウカはリリナの発言を、聞いてゆっくり頷きこう言う。
「だね、異世界転生してよかったわ。リリナありがとうね」
そう言って俺は住んでる民家に足を向けた
照れ隠しもいいところである。
リリナは無言でリュウカの後ろ姿を眺めながら小さく言う
「…面と向かっていいなさいよバカ」
リリナの軽く赤く染めた頬を見ることなくリュウカは自分が住む民家のドアを開けた。
家の中はどんちゃん騒ぎだった。
「あー、やっと来た!!」
そんな声を飛ばした、ユートピアとレイナ
二人はリュウカの手を掴んで歩く。
またしても両手に花パターン!!
女の子に転生してよっーー!?
リュウカの後頭部に酒瓶が当たりガッシャン!!っと音を鳴らして壊れる。
「兄貴〜私以外の人とイチャつくのは禁止ね」
ラインハルトの笑みはとてつもないさっきを放つ。
リュウカは顔を上げてこう言った。
「あんた…男でしょ…?」
だが、その視界の先には…ラグナロクだ
布一枚だけを羽織るだけであった
中を見たら強い光で遮断されるのだ。
いや…布生地一枚だけで覗いてないから大丈夫…。
ラグナロクはリュウカに手を差し伸べて言う
「ほれ、私の婿よ掴むんだ」
「へ?」
「私にはわかる、君元男ってのが…私を貰っくれない? サービスはあるわ」
そこに扉を勢いよく開いてリリナは叫ぶ
「私の大切な人を横取りしないでよ微乳!!」
ラグナロクはピクっと眉を動かして言う
「あら? 貧乳さんまだいらしたの?」
リリナもピクっと反応すして言う
「あらごめんなさい、並盛ぐらいで私のリュウカを取れるなんて思わないでよね?」
二人の眼差しは交差して睨み合う、バチバチと閃光を放つ。
この2人、必ず俺が居ると取り合いになる
どっちもどっちの胸なのにな…。
そこにレイナが歩いてきて水が入ったコップをリュウカに渡す
「はい」
「ありがとう」
「えへへっ」
ロリ猫耳笑うと破滅的可愛さである。
こうして、一週間続いたどんちゃん騒ぎは終わったが…その後、ある出来事を知るはめになる。
ある紙に書かれた文章を見てリリナは手を震わせていた。
「リリナ…?」
かなり久々のロリ姿のリュウカ出現。
リリナは後ろを振り向くと顔が真っ青
その紙をリュウカに手渡す。
「なになに…弊社のお金がまだ振り込まれてません。このまま行けば女神マートは爆発させます、来月までに二億ゴールドを用意しろ…え?」
二人は風化された砂ようにサラサラと風に消される感覚を覚えた。
いつの間にか借金ができてましたーー二章へ続く!!
プチ解説
前回の話では、カオスを倒すのはやはり主人公! っとの事であれを描きました。
武器を手に持ち無数の連撃を叩き込んで、突き刺して力任せに吹き飛ばすってかなり無茶苦茶なことをさせたかなぁって思いましたが…いやぁ、案外悪くないですよね
ただ、作成スキルで鏡を一瞬で作りだして、虚空を舞うカオスに目掛けて、ユートピアが放つ光属性魔法を反射させるって並大抵ではできない。
直撃するギリギリでしたからね…いやぁ素晴らしい。
ユートピアとジャングリラはどうゆう関係かって話になりますけど、元々2人は恋人でカオスを自ら体に憑依をさせることにより、倒すタイミングをみはらかっていた。
自力で自我を保ちながら、この洞窟の果てにいて待っていたんだと思います、倒される事を。
因みに、リュウカの背後にいてカオスの攻撃を防いだジャングリラは幻でして見れたのはリュウカとカオスのみとなります。
幻の呪文かと思いきや、やはり違うかもしれない…解釈は読者様のイメージでお願いします
さて、この次の話は…近いうちに公開予定ですので、よかったらまた見てください




