リリナが経営する女神マートに襲来の別女神
レッカは、剣を引きずりながら苦い笑みをしながら口を開いた。
「…君はリリナの何がいいのよ? 私みたいなナイスボディになんで、魅力すら感じてないのか…なんでよ? 答えなさい」
俺はは怒りを滲ませた声で
「今までの日常には、リリナが居てこそなんだよ。お前みたいな途中参加にはわからないだろうけどなぁ―――」っと口にした。
俺の脳裏には、リリナとの日々が思い花を咲かせる様に蘇る、それを消そうとゆうなら―
俺は―――
俺は―――奴を許せねぇ!!
怒りが俺の握る切られた木刀を強く握りしめて、「―――俺の最初の出会いはリリナだ。異世界転生の仕方すら分からずに人を、勝手に殺したあのバカ女神。だがな、そんな奴だからこそ、憎めねぇ。分かるかこの気持ち―――大切なもんって奴って、さ」
だが、レッカは鼻で笑い呆れ顔を浮かべる。
「私の方がやり方的に上手いはず、無差別で人を殺す女神。私には分からないよそんな気持ちなんて」
レッカは「分からない」と言えば、俺は少しだけ笑っていた。
何故だろうか、こんな「友達」やら「絆」を知らないで逆恨みと来た。
俺はどうも、そいつの頭の悪さには笑ってしまう、にやけてしまう。
そんな俺を見てレッカは驚いた表情ときた。
ここまで、動揺に近い反応見せるとは、流石に口だけの事はないって奴だ。
俺は頭を軽く描きながら「人の絆ってのは、勝手に奪って行くもんじゃねぇよ。お前見たく、寂しくて元女神の位置を引きずり下ろしてまで奪うなんざできやしねぇよ―――」っと丁寧な口調で言ってやった。
その俺の発言に対して「その通り」っと声が後ろから飛んだ。
聞き覚えがある声だ、まぁ誰だかは分かるが。わかっていても、俺は後ろを振り向く…リリナの姿があった。
何やら肌質が良い、健康的な笑をしていたリリナ、仮眠でもしてたのか? っと思えた。
まぁ、次第に感情的な怒りさえ消えていた。
「仮死状態も見抜けなかった…バカ巨乳。胸だけデカくて他はダメな人ね。それは昔から変わらないわ」
胸張って言ってるリリナだが、張る胸がない。
「リリカ…何故私の前から消えた? 何故だ、なぜ君の周りには―――絆が集まる」
解せない顔をしてるレッカ、残念だ、その胸をリリナにあげろよ。
「あんたは昔からそうよ、人の大事なものを横取りしていく。だけと、そんな偽りの友情に絆なんて出来るはずがない」
正しい正論、なんとなく俺はわかるけど。
偽りの友情なんて「ママゴト」レベルだな、っと。
俺の前に出るリリナ、横顔は珍しく真顔。
動く俺の腕にリリナは右手を伸ばして小さく
「リュウカ…ここは私がやるわ」っと言う。
「でも」
「リュウカが私の場所を守ろうとしたように、私もアンタを守る…それでいい?」
リュウカはリリナ背中越しの眼差しを見て
軽くため息を履いて言う
「わかったよ…譲ってやるよ」
「ありがとうリュウカ」
リリカは見知らぬ巨乳を見て互いに口を開く
「…リリカやっぱりあんたが気に食わない」
「えぇ、その乳を今度こそもぎ取るわ。レッカ」
二人は互いに走り…激突は一瞬にして決まる
リリカに届かなかった、レッカの剣
届いたレッカの腹部にリリカの拳。
そして静かに、レッカの着てる服が弾け飛んだ。
「そうか…私は…求めてたのは…絆だったのか…」
静かに倒れたレッカ
リリカはリュウカを見た…両鼻から鼻血を流してガン見していた。
「リュウカ? なんもエロくないはずだけど」
「いや、強い光で遮断されてるけど…いいよね」
「変態…」
「こら、引いた顔すんだよ…つーか誰子の爆乳」
「爆乳じゃなくて、巨乳よ。ラグアスって名前だけど…元々は小並の乳だった筈なんだけどなぁ…」
「ほう、ロリ巨乳ですか」
「それ私からしたら嫌味よ。それよりも…なんの用だったの?」
「ラインハルト行方知りたい」
リリナは、右目を光らせて言う
リリナの千里眼スキルは右目を凝らせて使う為、目の色や光が現れたり変化したりする。
「ラインハルト…あの洞窟の先に居るわ。しかも誰かと接触してる」
リリナが半分入口で諦めたあの洞窟
最後まで行けなかった先に何があるのか…
リュウカは多少気になってた場所だ。
「…あんな場所になにがあるんだ」
リュウカは動こうとした時…リリナが服袖を掴んで口開く
「まって…どこに行くつもり?」
「…魔物退治に」
「無茶よ、あなたはロリで幼女よ」
「…まぁ大丈夫だ」
リュウカは、作成スキルで何かを作った
身の桁以上の大剣に、車輪がでかい二輪車
前屈みで乗るタイプのバイクだ
そして…服装が黒い服とズボンとブーツ、右腕と左腕にサラシを巻いた腕甲冑に…左肩パット。
これらを装備したらーー
「魔物退治? 興味が無いね」
そんな捨てセリフを吐いたリュウカに
リリナは目を細めて言う
「それFFだよね? 私の時はパクったとか言っておいて自分もやってるじゃん」
「いやそれは無い…これリリナ用だから」
リリナはリュウカの元まで、歩いてその服を手にした
リリナは服のサイズをみた
確かに全部一致していた
重ね着すると余計しっくり来てる…。
いや…なんで私のスリーサイズ把握してんの!?
リリナは、無言でリュウカを睨んだ
リュウカは明後日向いて口笛を吹いた
軽く頭を書いて、こうリリナは言う
「この服じゃない方がいいかな。せっかくなんだしね…それと」
リリナはリュウカの方をじっと見て
ゆっくりと顔を近づけて唇を重ねた
リュウカは顔を赤くして驚きながら言う
「リリナっ!? な、なにを…!!」
リリナはゆっくりと立ち上がり後ろに手を組んで言う
「リュウカ、私を助けたんでしょ? だ、だからそれはそのお礼…べ、別に好きだからしたんじゃないんだからね!?」
リュウカは燃え散りそうな、砲撃をくらった様な驚きに満ちていた。
ツンデレキャラじゃないくせに…っ!!
くそっ、可愛いじゃねぇかよ!!
そして、リュウカとリリナの二人に新しいスキルが目覚めたーー
それを脳内に流れた瞬間、二人は叫んだ
「き、共同作業ーー!?」
共同作業スキル、二人が愛を育む行動とは限らないが…二人で何かを成し遂げると成果が倍増するスキルである。
類似スキルは、心交差スキル
リュウカは、軽くため息を吐いた
そしてバイクの前に止まり言う
「リリナ行こうか?」
「へ!?それも…ゴニョニョ」
「う、うるさい!!お、俺と付き合えば百合とロリ好き確定だからリリナ!!」
「う、うん…わかってるわよ!!」
動揺しながらも、リリナはバイクに跨り
その後ろにリュウカが飛び移り
リリナの両脇を掴む。
「リュウカ…洞窟よね?」
「あぁ」
キーを左に捻りまわしてエンジンをつけた
右手でアクセルで左手でバーストである
握る右手をグイッと前に力を入れると前進を始める。
だが…見た目よりもゆっくりである。
「リュウカ…」
「うん?」
「遅くない?」
「交通ルールを守りましょう的な、原付チャリ速度です」
「人類居ないからそれ守らなくても…」
「なら左手の奴を前に倒してみ」
「うん」
リリナは握る左手を前に倒した
バイクの後ろ側から何かの砲台的なのが現れて…ドォッ!!っと青白い光を放ち噴射する
ものすごいスピードでになり加速する
重力が後ろに働くリュウカ達ーー
「な、なんじゃごれーー!!」
「エネルギー砲を詰んだだだーー!!」
「詰んじゃダメなやつぅぅぅーー!!」
あっとゆう間に、洞窟に辿り着いて一気に突き走る。
自動にライトが付くバイク
だが、車輪などから光が出ていた
「な、なにこんなにぃぃぃ明るいんん!?」
「デコトラックがあるようにぃぃーデコバイクもらあればかっこいいだろろろーー」
「意味わかんなぁァァァいぃぃぃーー!!」
そんな感じでバイクは洞窟の奥底へと辿り着く光が見え始めていたーー。
プチ解説
女神マートでリリナを襲っていたのは、同期の元女神で巨乳です。
リリナをライバル視をしてるのだけど、リリナからしたらそれは胸の宿敵以外は特にありません
因みに気絶する気絶させられ、寝てました…口から垂れていたのはケチャップです
そう見せかけるためにも、リュウカの反応を伺ってたら…すごくキレられたので戦いに負けた感じです
因みに作成スキルは、落ちてる物を触れて自在に作り替えることが出来て、イメージ力が必要となります…神経を使うのでお腹が減りやすい。