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リアリティマジック  作者: RAKAHA
0章改稿
5/7

始業式

2日連続だ!!(多分めっちゃミスってるかも)

訂正5月25日

  今年のクラス分けは、陸と同じだと思っていた。

  陸と琢磨は、同じクラスになったのは1回だけでそれ以外はずっとクラスは違った。クラスを超えてグループを作る機会は少なく、一、二回ほどしか今までにはなく、ほとんど別々にグループになっていた。

  それでも陸と琢磨は、仲が良く別のクラスになってもほとんどの休み時間に遊びに行っていた。

  クラスは別でも楽しく休み時間遊びお昼ゴハンも、仲のいい流星や竜弥、留斗達と一緒にわざわざ地下一階にあるカフェテリアにお弁当を持ち込んで、楽しく昼をとっていた。

  今年は、やっと同じクラスかと思っていたがどうやらまた今年も別々のクラスになってしまったようだ。


  「また陸とは違うクラスになったのか…」


  少し寂しいがまだ高校のクラス替えは二回残っている。


  「ああ、今年も違うみたいだけどまた遊びにくるからな」


  陸は少し明るくまた遊びにくると言ってくれた。多分陸も一緒になれなかったのは少し残念だがまた去年のにまた遊びに来てくれると言ってくれたので少しは励みになる。

  去年と同じと考えれば特に困ることはさほどないのでよかった。


  「そうだな去年と同じと考えればまあ今年もなんとかなるよ」

  「琢磨は、でも留斗がいるから話し相手とか体育とかのグループは困らないんじゃない?三組なんだけど、そこまで仲のいい人いなさそうなんだよね」


  そういえば三組は担任は学年主任の女性の先生で、高校生の母親らしい。優しい先生ではあるのだが規則には厳しい先生である。

  なんで知ってるかって?去年の担任だっただよ。そしてコンビニに寄ったことがバレて怒られたのだ。琢磨はあまり好きではないので今年の担任出なくてよかった。


 それはいいとして、陸がクラスでぼっちになってはしくない。


  「そうなのか…たまには新しい友達で作るとか?」

  「まあ仲が悪い人達ではないから話し相手たかにはなってくれそうな人はいるから大丈夫だよ」


  陸は、基本的には優しく、文化祭とかで頼られるところを見たことがあるので大丈夫だろうとは思う。


  「よし、じゃあ今度は三組に遊びに行くよ!で、趣味の合うやつを探すか」

  「いやいや大丈夫だよ自分ででできるし」


  すぐに笑いながらやんわり目に断られた。でも気になるので、一応理由付けして遊びに行くか。


  「まあでも陸以外に誰がいるか気になるから遊びに行くよ」

  「そう?じゃあ今度遊びに来てね」


  三組に行く理由はまあまあだろう。また行くときは理由つけるのは面倒だから、適当に遊びに行こう。そうしよう。


  無事に陸のクラスに遊びに行けるように考えていると、廊下から低い声が聞こえてきた。

  低い声というがこの声は高校生が普通に出せる声ではない。つまり…


  琢磨が廊下を見ると、二組の担任の立川先生が去年の生徒と歩きながら会話をしていた。

  琢磨はさらに急いで、時計を確認するともうすぐ時計の針が今にも、真下を指ししめすところだった。


  琢磨は廊下から教室が見えていることはわかっているので、急いで廊下から留斗が見えないように立った。

  それを見た陸は、イヤホンを片方外し留斗にゲームをやめるように言ってるようだ。

  それを聞いた留斗は急いでスマホを机の下に持って行きながら、器用にもう片方のイヤホンを引っ張って膝の上に落とした。


  持っていったのはいいのだが、それをやりながらまだ一曲終わらないようなのでまだ指は動いてる。


  「ち、ちょっと一瞬だけ二人で壁になって!あと少しで終わるから」


  留斗の朝の一言目が壁になってという発言はどうだろうか。普通はおはようとかの挨拶から話し始めると思うのだが。


  それでも留斗の性格とやりこみ具合は知っているので、途中でやめるとは思っていないので二人で教壇に上がった先生と留斗の間に立つ。


  そうこいつはコンビニで先生に見つかった時も懲りずに一曲やってからイヤホンを外していた。まあ最近のゲームは途中退室するとペナルティ食らうっていうのもあるけどね…


  壁になりながら陸に話しかけた。


  「そういえばクラス隣だよね…?」

  「…チャイムがなってからでも間に合うから多分大丈夫…」


  自信のなさそうに行っているのでギリギリになりそうだ。留斗!早く終わってくれ〜と心で思いつつ、自分も席を確認していないことに気がついた。


  「俺は、席確認してなかったわ…」


  どうやらギリギリのところでバタバタと動かなければいけないようだ。




  チャイムが鳴る少し前に留斗のゲームが終わり、無事に席を確認して席に荷物を置いたところでチャイムが鳴り、無事遅刻扱いにならずにすんだ。この調子だと多分陸も間に合っただろう。初日から遅刻をくらわずに済んでよかった。


  チャイムが鳴り終わり担任の先生が出席を取り始めた。


  特に面白くないので話半分に先生の話を聞きながら留斗がやっていたゲームのことを考えながらぼーとし、校長の話を聞くために体育館に移動する。


  特に校長先生の話は、面白くなく、興味が湧くわけがないことをつらつら言っており、夏だと熱中症になるため短いのだが、春でしかも体育館という室内なので、短くなるわけがなく、遠くにかけてある時計の針を眺めることくらいしやるこたがない。


  時計の針が、半周くらいしたくらいに終わったようで、司会の教頭先生が校長に挨拶をし、次の今年の生徒会長や委員会長の紹介に移った。

  特にどこかの委員会になるつもりもないので、ゲームの編成などことを考えながら全校集会が終わるのを待った。


  全校集会が終わると、教室に戻り係やら委員会やらを決めて行くようだった。 特にやりたい係や委員会はないのでふて寝でもするか…




 次に目覚めたのは、留斗が軽く苦笑いしながら声をかけてきた。


  「たくま〜、いや琢磨クラス委員〜!」


  うーんと?今留斗がなんか寝ぼけたことを言って起こそうとしているようだが、騙されないぞ。クラスの係を決めるにはまず先生がクラス委員を決めて から決め始める。クラス委員はクラス代表として六学年五クラス男女一人ずつの全校生徒の中の六〇人で、主に生徒会からの要請や他の委員会と生徒の架け橋的な存在だ。


  つまり、責任と信用(面倒なこと)をしなきゃいけない、中間管理職みたいなものだ。

  「は?おれにそんなことが務まるとでも?」


  面倒なことは明白なので、逆にできないぞーとアピールしてお…く…


  「随分と偉そうにいうもんだな、クラス決めで苦労してるところ安らかに寝ていられるだけのことはあるな。」


  …先生が目の前に立っており留斗は苦笑いしており周りのクラスメイトはニヤニヤしたり、笑ったりしている。


  「えっと…拒否権はありますか…」

  「寝てなかったらあっただろうな」


  ふむ…拒否権がないと、確か基本的人権には拒否権があるはずなんだがつまりおれは人間じゃないと言ってるようものになるからこれはある意味誹謗中傷と受け取られてもおかしくないことを教育者が言うということを教育委員会に訴えれば…でもこれは、全力で拒否ってもいいのだが、丸く収めるには素直に受けた方がめんどくさくなさそうだな…まあそんな訴えるなんてやるわけないけどね。


  「はい…」


  はいと言ったことによって一つの枠が埋まった。で、これから残りの三十九この枠を埋めればいいんだろ(涙目)…




  終礼が終わったのは十一時近くなっていた。めんどくさいことが終わった…さて帰ってゲームをやるか…


  教室を出ると陸と、流星と竜弥が待っていた。


  「すごいなーまさか琢磨がクラス委員をやるなんて」

  「そうだね!きっと明日ヒョウか地震が起きるんじゃない!?」

  「いや明日はきっと台風か竜巻だよ!」


  あのー、ツッコミなしでボケていかれるとどんどん焦点がズレて何の話かわからなくなるぞ〜

  って、そうゆうことを言うために待っててもらったわけじゃねぇ!


  「いや自分で挙手したわけじゃないから、ヒョウも地震も台風も竜巻は来ないぞ」

  「なるほど、じゃあ雪とかかな」

  「あーじゃあ、霰とかか」

  「霧とかかかりそうだよねー」


  ツッコミを入れたはずなのに、さらにボケてきた。

  ちょっといまっさっきまで係決めの仲裁とかやってきたから疲れてるんだよ…ツッコミを入れる気がなく、どう納めようか考えていると、後ろから声がかかった。ついに助けが…


  「おいおいそこは、琢磨がなったくらいなんだから富士山くらいの大津波だろ?」


  来なかった。

  富士山ってもう日本以外も壊滅してるだろ…と心の中でツッコミをすると、


  「いやいや〜きっと隕石かなんかだよ〜」

  「じゃあ、月が半分消し飛ぶとか?」

  「空間震が起きるとか?」


  もはや最後の方はアニメネタになってるんだけど?現代日本では起きるわけないからね?

  琢磨は、疲れているが収集を図るために口を開いた。


『月が吹っ飛ぶとか空間震なんてよくすぐに、出てくるな』

  『オタクはこれくらい当然さ…!勉強しているからな!』

  『勉強できるやつがいえば、もう少しはカッコついたかもな』

  『…グハ…』

結構頑張ったかも?ふむ…やっぱりまだまだだな…


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