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第39話 素顔

お待たせしました。

本日もよろしくお願いいたします。

長めです。







散髪をした翌日。

俺と大次郎、杏理ちゃんの三人は例の不審な整理がなされていた郵便物と、盗撮写真を受け取りに出ていた。理沙は事務所にお留守番。


菅野さんが今日は空いていると言うので、受け取りにお邪魔すると言うことになった。


事務所のある場所から車で10分程走った場所に菅野さんの住むマンションはあった。

周りにもいくつかマンションが連なり、その膝元には住宅街が広がっているようだ。


後から聞いたが都市開発を目的に宅地拡大を行い、マンションを建てた地区らしい。

新幹線があるため、ベッドタウンを目指した開発だったようだ。新幹線で1時間はベッドタウンとしてはギリギリな気もするけど。


そのマンション群の中でも、一際高いマンションがある。

どうやら、その高層マンションに菅野さんの住む部屋があるらしい。


はー、流石だな。

貿易商社経営の両親に、自身も売れっ子アイドルなだけはあるな。

こんなマンション、俺なら一生縁なさそうだ。

絶対買えない。


「んー、27階だってさー。凄いねー。いくらで買えるんだろう?」


「俺に聞くなよ。宗なら分かるんじゃないか?」


「俺もわからん」


ここにいる貧乏3人組には分からない世界の話だったようだ。


マンションのロビーに三人で入り、インターホンのコンソールを杏理ちゃんが操作した。

ロビーですらこのマンションの高級さを物語っているようだ。

見るからに高そう。そんな月並みな感想しか出ないけど。


ーーピンポーンーー



「……はい」


「あ、大友万屋の者ですけどー」


「あ、今開けますね! どうぞ」


菅野さんの声が聞こえてくると同時に入り口の自動ドアが開く。

杏理ちゃんが持っている情報を元に菅野さんの部屋を目指して歩いた。






「ほぇー、凄い部屋ー!」


「こら、じろじろと杏失礼だろ」


「あんたもな」


広い部屋を興味深く見回す杏理ちゃんと、注意しつつ自身も見てしまう大次郎。

アイドルの部屋なんてミーハーな大ちゃんには刺激が強かろう。


「あ、あはは……恥ずかしいので、あんまり見ないで下さいね。あ、どうぞおかけください」


恥ずかしそうに微笑む菅野さん。

アイドルと言うだけあってその笑顔は可愛く見える。

菅野さんは今、白と黒のボーダーの長袖Tシャツに紺のハーフパンツと言う格好だった。

長袖Tシャツで豊満な胸がより強調されていた。

大次郎の目線がチラチラと向かっている。

すぐさま杏理ちゃんに見咎められ肘打ちを頂戴していた。

あ、ちなみに俺らは仕事なのでセミフォーマル程度の堅くなりすぎない格好をしている。

俺はテーラードジャケットなんて羽織ってる。

イカすぜ。

それとメガネは着けている。最近ずっとかけていたからか外すと逆に違和感という、伊達の癖に生意気な状態になってしまった。


初めて菅野さんが事務所を訪れたあの日からテレビを注意して見てみると、確かに彼女は色々と出演していた。

俺の見る朝のニュース番組には出て居なかったが、他の局に出ていた。あとはゴールデンタイムのバラエティー番組だとか。

常に見る訳では無いのだが、3日に一度くらいだろうか、そのくらいのスパンではお茶の間で見ることが出来た。

人気も中々のようで、街頭で菅野さんのイメージをインタビューする企画などでは、そのファンの多さに驚いた。

中には天使だの宣う野郎が出てきて、テレビを反射的に殴りそうになった。

天使と呼んで良いのは斉藤さんだけなんだ。

テレビに向かって怒鳴ったらまたもや壁ドンされた。

頭がイカれてると思われそうなので、流石に叫ぶのは自重しようと心に誓った。

でも、斉藤さんに会ってないのが原因だと思うんだ。


……天使に会いたい。

最近本当に会ってない。

天使成分足りてない。

どうしよう。

せめて声が聞きたい。電話して良いだろうか?

夜、思いきってかけてみよう、そうしよう。


「あ、あの……」


俺たちがソファーへ腰掛けた事を見届けると、菅野さんは伺うように俺と杏理ちゃん達の間で視線をさ迷わせた。


「ん? どうかしました?」


落ち着きのない菅野さんの様子に杏理ちゃんが不思議そうに訊ねた。


菅野さんどうしたんだろうか?

もしかして、また被害が……。


「あの、どちら様でしょうか……?」


菅野さんの口から、伺う様な真面目なトーンが発せられた。


「へ?」


「え?」


「ん?」


三者三様の疑問符が浮かぶ。

菅野さんの視線は一直線に俺へ向けられている。

その視線を辿るように他の二人も俺へと視線を向けた。

そんなに見詰められちゃ照れるぜ。



……どゆこと?


「沢良木ですが?」


「さわらぎ、さん? え、え? 沢良木さん?」


「はい、紛れもなく沢良木です」


向かい合い首を傾げる俺と菅野さん。


「あーっ!! わかったそう言う事か!」


大声を上げると合点がいったと、手を打つ杏理ちゃん。

つまりどういう事だってばよ。


「宗君髪切った!」


髪切った。

それがいったい……。


「あー」


「確かに、俺らも久しぶりに見たから驚いたもんな」


そう言う事ね。

そういや、変質者を見る目だったって言われたもんな。俺の長髪。

思い出すとキモロン毛だったよな。

やはり男はさっぱりした髪型じゃないとね。

さっぱり最高。


「あの長かった髪切ったんですよ」


「え……ええっ!? あの時大友さんと座ってた!?」


目を見開き驚く菅野さん。

俺、そんなにヤバかったのかよ。

もっと早く気付けば良かったわ。


「ええ、その沢良木ですね」


「へぇ……はー、ほー」


「……あの?」


なにやら凄まじくじろじろと菅野さんに見られている。

髪切ったらそんなに面白くになったのだろうか。

ミキちゃんの腕は悪く無いんだけどなぁ。

つい髪を弄ってしまう。


「変ですかね?」


「あっ、す、すみません、じろじろとっ!」


失礼しました、と深く菅野さんは頭を下げた。


「詐欺だよねー。この間はあれだもんねー」


「え、ええ、あまりに変わっていたので驚いてしまって」


菅野さんはそう言うと恥ずかしそうに頬を掻いた。

照れる姿も様になっている気がする。


か、可愛い、と横で呟きが聞こえたが、次の瞬間にはカエルが潰れたような声に変わった。


しかし、俺はもっと可愛い照れ顔を知っている。

ラブリーマイエンジェル斉藤さん。俺のじゃないけど。

マジ可愛い。

思い出すだけでご飯茶碗3杯余裕だよ。

あんな抱き締めたくなる笑顔は他にあるだろうか、いや無い。


「沢良木さんってカッコいいんですね」


照れた表情のまま俺にそんなことを言う菅野さん。


「ありがとうございます」


とりあえず誉められたので、礼を言っておく。

アイドルにこんな事言われるとは。

これはもしや斉藤さんにも言って貰えるワンちゃんあるんでね?


「……」


「し、宗くん、ある意味凄いよね」


「……俺にはあんな無表情無理だな、ますみんにあんな言葉言われたらデレデレになる自信が…っぶぼっ!?」


なんだか目の前の菅野さんの笑顔がひきつってるように見える。

二人も変な目を俺に向けてるし。

なんやねん。

照れるぜ。


「……ごほん、お、お茶淹れますね」


「あ、お構いなく!」


「実はもう準備はしていたんですよ。せっかくなので召し上がってください」


杏理ちゃんが止めるも、悪戯っぽく笑うと菅野さんはキッチンへと向かっていった。


「あ、アイドルの淹れたお茶が飲めるなんて……。しかも相手は今をときめくますみんだぞ」


「殴りたいけど、私も結構嬉しいかも」


菅野さんが居なくなったところで二人がそんなことを言っていた。

やっぱり金持ちだから高い茶葉とお茶うけが出て来るんだろうか。

飲んだことも食べたこともないから確かに楽しみかもしれないな。


「……お待たせしました。あ、すいません聞きそびれてしまったのですが、紅茶でも良かったでしょうか?」


「全然問題ないですよ!」


「お、俺も!」


「大丈夫です」


菅野さんの言葉に三人で頷き返した。

それをにこやかに見送るとティーセットと焼き菓子を並べていった。

その紅茶が注がれた瞬間に芳醇な茶葉の香りが部屋に広がる。

紅茶ってこんなに香り出るもんなのか。


「ふふ、凄い香りが広がりますよね」


食い入るように見つめる俺らに微笑みを漏らす菅野さん。


「紅茶は軟水で沸騰したてのお湯が良いんですよ。日本は水道水が軟水なので、とても助かりますね」


と、そんな紅茶雑学も披露してくれた。

ラストドロップ、とポットを最後まで傾ける菅野さん。

どういう意味だろうか。

そのままか?



「んー! 凄いいい香りー! 美味しい!」


「これは凄いな」


「美味しいなコレ」


早速淹れられた紅茶を頂いた。

俺の舌でも高そうだと分かる味だった。

香り、味、色、どれをとっても今までの紅茶とは違かった。


でも、失礼な話だがコーヒーの方が好きだったりするんだが。

すいません、菅野さん。


「ふふ、良かったです。それでは例の物を持って来ますので、お待ち頂けますか?」


嬉しそうに微笑む菅野さんに内心謝りながら、部屋を出る彼女を見送った。





ーープルル、プルルーー


菅野さんの持ってきた物を受け取り、軽く確認させて貰っていた時、携帯の着信音が聞こえた。


「あ、失礼します。……もしもし」


菅野さんの物だったようで、彼女が電話に出た。

立ち上がり壁際まで行くとこちらに背を向け話している。


彼女が持つその携帯は折り畳み式のモノで、所謂ガラケーと言うヤツだろう。

今時の女の子がストラップ一つ無いガラケーって事はないと思う。

会社の貸与品か何かだろうか。


「…はい、わかりました」


通話を終えた彼女はこちらに戻ってきた。

その顔はなんだか申し訳なさそうだ。


「すいません、急に仕事が入ってしまいまして。これから出ないといけないんです」


「あ、そうでしたか! それじゃ私達はこれで失礼しま……」


ーーピリリ、ピリリーー


「あれ、今度は私の携帯?」


杏理ちゃんは着信音がなる自分の携帯を取り出した。


「あ、理沙ちゃんだ。なんだろ」


電話越しに理沙の声が聞こえる。

杏理ちゃんは何度か頷くと、その携帯を俺に寄越した。


「理沙ちゃんからだよー」


手渡された携帯を受け取り耳へ当てる。


「もしもし?」


『あ、宗? あんたスマホの電源切れてない? 繋がらないんだけど』


「ああ。電池もったいないから切ってたわ」


『はぁ、それじゃ携帯してる意味無いじゃない。バカなの?』


バカとは酷い。


「た、確かにそうだな。今度から気を付けよう」


なんだかあの減っていく電池に言い知れない不安が募るのだ。

使いたい時に電池が切れたらどうしよう。みたいな。

そんなこと無い?

無い、あ、そうですか。


しかし、理沙の言う通り連絡を簡単に取れるように買ったのにも関わらず、これでは意味が無かったな。

反省。


『まあ、そんなことより宗に仕事よ』


そんなこと扱い……。

まあいいけどさ。


「今? 菅野さんの所に居るんだけど」


『だからよ。……菅野さんに同行するの。ご両親からの追加依頼で、今のマンションから駅までの送り迎えをお願いされたわ。そこの引っ越し先ならまだバレて居ないだろうけど、もし見つかった場合が怖いって。仕事がある時は送って欲しいの』


おおう。

マジか。なんてタイムリー。

でも、そう言う事なら反対もしないが。


「了解。ちょうど今から急遽出るみたいなんだ。足は?」


『なんだか凄いピッタリなタイミングね……。足は車使って良いわよ。今は帰りがてら送って頂戴。あ、あとホームまで送ってあげて』


「え? 駅前ロータリーじゃダメなのか?」


『……親バカの心配性なのよ』


「あー、了解」


まあ、アイドルやるような容姿をお持ちの娘だ。

そりゃ心配にもなるだろう。

話を聞く限り、ご両親はかなりこの子を大事にしているし。


『話が早くて助かるわ。早速だけどよろしくね』


「ああ」




通話を切るとその携帯を杏理ちゃんへ返した。

それと同時に菅野さんへ向き直る。


「菅野さん、ご両親からの追加依頼で駅までの送り迎えをお願いされました。これに関して不服申し立てはございませんか?」


「え、両親からですか?」


「ええ、先ほど会社の方にご連絡があったようです。まだ、犯人にバレて居ないだろうけど心配だから、と」


少し考える様な仕草をする菅野さん。

もう心配性なんだから、とため息をつくと頭を下げた。


「それではよろしくお願いいたします」


「こちらこそよろしくお願いいたします」


俺らも合わせ頭を下げた。





マリンキャップ風の帽子とパステルカラーの楕円形のメガネで変装した菅野さんが玄関で待つ俺達の前に現れた。

髪も後ろに一つで結われていて、印象がかなり変わった。


「お待たせしました。行きましょうか」


「ぅぉぉ、可愛いぃ……!」


「懲りないねっ!」


「ぐふっ……!?」


もう説明するの面倒だわ。

バカップルは外でやってくれ。


芸能人だと変装とか必要で大変なんだな。

俺的には髪を伸ばして野暮ったいメガネをかけることを是非オススメしたい。

なんせ、素顔を見せても気付かれないレベルですぜ。

ふへへ。


あれ?


……なんと言う事だ。

大変なことに気付いたぞ。


……もしかしたら斉藤さん、俺の素顔知らないんじゃね?

想像と違うとか思われたらどうしよう。

え、誰ですか?とか言われたら死ぬる。


一気に俺のテンションゲージは下限値ギリギリよ。

とっとと帰りたい。





「あ、宗君、私と大ちゃんは事務所戻るね。ちょっと急ぎで呼ばれちゃってさ。悪いんだけど駅に置いたら先に行ってるよ」


「了解。菅野さんの事送ったら帰るよ」


車で駅に向かう途中、杏理ちゃんに今日この後の動きを教えられていた。

駅から事務所までは大した距離でもないので、特に問題はない。

前の座席にはバカップル二人が、後部座席には俺と菅野さんがかけていた。


「すいません、わざわざ……」


「いえ、何も謝る事なんて無いですよ。これが仕事ですから」


申し訳無さそうに謝る菅野さんに俺は首を振った。


「両親が心配性で困ってしまいますね」


「事が事ですし。それに娘さんがこれだけ可愛ければ親としては心配で仕方ないでしょうね」


「あ、ありがとうございます……」


俯き、口ごもる様に話す菅野さん。


俺も分かるぞ、菅野さんのご両親の気持ちを。

庇護欲と言うものを。


斉藤筋肉ダルマがあんなんなっちゃうのも分かるわ。

斉藤さんのあの天使レベルでは致し方ないだろう。

泣き虫だけど頑張り屋で笑顔が非常にぷりちーなとことかマジ保護対象。

うんうん、と持論に頷く。




「宗君ってさ口開くと天然でたらしっぽいよね……」


「ああ。俺じゃ逆立ちしても言えるようなセリフじゃないよな」


「無駄にイケメンなのもたち悪い」


「くそ、イケメンめ……」


「僻まない僻まない!」


前の座席で二人がこそこそと話す声は宗達には届かなかった。






「それじゃ、後頼むよ宗君!」


「分かった」


俺と菅野さんは駅のロータリーで降り、営業車で帰る二人を見送る。


「ありがとうございました」


「いえいえ~、今度からもよろしくね!」


「はいっ、こちらこそ!」


頭を下げる菅野さんへ杏理ちゃんが笑いかける。

こちらへ手を振ると二人は営業車を走らせ事務所へ帰って行った。





「さて、それではホームまで行きましょうか」


「……」


「菅野さん?」


二人を見送った後、駅のロータリーから離れようと菅野さんへ声をかけたのだが、彼女からの返事が無い。

不思議に思い、彼女を見ると何だか訝しげな顔で俺を見ていた。


「その呼び方なんとかならない?」


「はい? 菅野さん何か不満でも……」


「その菅野さんってヤツ! なんかムズムズするんだけど! あとその敬語! 君の方が歳上でしょ?」


「そう言われても……」


俺は盛大に混乱していた。

先ほどまで一緒に居た少女との違いに。

言葉使いから仕草まで、最早別人と言っても過言ではない。

気だるそうに指で髪をすき、こちらを見る。

ついさっきまでは礼儀正しく、気遣い気配りの出来る少女。

それが、今では影を潜めていた。


「真澄」


「は?」


「真澄! あたしの名前は真澄って言うの!」


「いや、知ってるし」


あ、やべ。

客だと思って頑張って敬語使ってたんだが、勢いに押されて普通に喋ってしまった。


「だったら呼びなさいよ」


手を腰に当てこちらを睨む。


この子は何を言っているのか。

もう俺には何を求めているのか分からない。

どうしようか。


「いや、一応客だし」


一応とか言ってる時点で俺も大概だけど。

俺の返事を聞くと、その形の良い眉を歪めた。


「ま、す、みー!」


……面倒だ。


「真澄」


「よしっ」


なんやねん。


「それじゃ、あたしは宗君って呼ぶね」


「なんでも良いけど」


最早俺は考える事を放棄していた。


「あたしは人を見る目あるんだよ!」





あ、俺こう言う子苦手だわ。








お読み頂きありがとうございました。

最近斉藤さんの話を書いてなくて辛くなってきました。

早くイチャコラ書きたいんや。

多分閑話的な斉藤さん入れると思います。

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