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扉
これは、IFストーリーです
本編とは関係ありません
誰しも、人を疑うことはあるものだ
憎しみ苦しむもの達
そのもの達を解放させる人斬り屋と言うものがある
そのもの達の姿や形などは誰も知らない
しかし、黒い封筒に殺したい相手の名前をある地下室に持っていけば
願いが叶い、一日足らずで殺されると言う
その世界の事を裏世界と人々は言った
警察も捜査を続けてはいるが、今だ捕まらないという
今日もその話に耳を傾けた少年が一人
暗い夜道を歩いていた
勿論、人切り屋を探しにだ
その少年は、本橋真 光神高校に通ってる
高校生だ
何故、人斬り屋を探しに行ってるかというと興味があるからだ
確かにこんな物に興味を持つのはどうかしているだろう
しかし、この青年は何でも興味がある事にはとことん首をつかかる
いわゆる好奇心が大勢なのだ
そんな真は、アジトがあると言われる路地裏に来た
半信半疑だが、重そうな鉄の扉に手をかける
これが、最初の俺の始まりの事件だ