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生存方法:人を殺すこと 監獄編  作者: りんごくん


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2/12

初めての殺し。

「あんた、わかってるわよね?」

少しの間2人とも別々行動をしていたと言うのにそんな威圧的に急に言われても、、、

「なにがだ?」

「こんな可愛い美少女と同じ部屋で暮らすのよ?手を出したらタダじゃおかないからね」

どうでもよ、俺は素直にそんなことを思った。別に俺はこいつとキスをしたいとか思わないし、

「お前にキスとかハグとかそんなことをしようとするわけないだろ」

「いや、まぁそれもそうなんだけど、もっと深いやつあるじゃん、もっと大人の!」

何を言ってるんだ?結婚か?でも大人?

「キスより大人なことって、、、あぁ!前本で読んだやつか!理解した、安心しろ、俺は紳士君なんでお前なんかに手は出しませんよ」

「なんかそれはそれでムカつく、まぁいいわ、それなら安心ね」

ピロンピロン!ピロンピロン!

「なんだ?これ」

いきなりどこからか目覚ましのようなチャイムのようななんて表せばいいのかわからない音がなった。

「戦いの始まりよ。人を殺すの。今から。死にたくないならね」

「なるほど、デスゲームか、本で読んだ」

「飲み込みが早くて助かるわ。それじゃあ行くわよ、ついてきて」

そう言われたので大人しく着いて行った。そして到着したのはいかにも戦う場所!って感じのところだ。

すると相手が奥から出てきた。

「あいつらと戦うのか?」

「そうよ」、もう殺し合いは始まってるの、油断しないでね」

「はいはい」

するとエマが魔法陣を作り出して魔法を繰り出していた。

「ウォーター水ビーム!」

「いやそれ同じ意味じゃ、、、」

「うっさいわね」

「えぇ」

しかしかなりの威力が出ていたのは事実だ。相手の1人の胸から血が出ている。貫通したのだろう。

「うぅ、、、」バタン!

とうとう相手の人が倒れてしまった。するともう1人がすぐに駆け寄って泣きながら抱き抱えてた。相手の顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。そして叫ぶような声で言った。

「おい!死ぬんじゃねぇ!俺らはここを出るって約束しただろ!一緒に出るって!約束したじゃん!何勝手に死んで、、、ガハッ!」バタン!

エマはそいつにも、容赦なく魔法を喰らわせた。

「ファイヤーの火。あんたち油断は禁物よ」

「だからその技名は一緒の意味じゃ、、、」

「うっさい黙れ死ね」

「えぇ」もう技名に関しては触れない方が良さそうだ。

「それにしてもいいのか?」

「なにが?」

「泣いてたぞ、めっちゃ」

「いいのよ、誰かのために泣くなんて本当に気持ち悪い、ここは戦場なのよ?舐めるのもいい加減にしてほしいわ」

「それもそうなのかもな」

「じゃあ帰りましょ、今日はもう終わりよ」

そう言って最初にここに向かってきた道を戻っている。

部屋についてからは特に喋ることなくただ気まずい雰囲気が漂っていた。

(これって私から話しかけた方がいいやつ?でも何を話せば、この部屋は話すこと以外に暇を潰す方法なんてないんだから。てかなによ!天草のやつ!私みたいな美少女に話しかけすらもしない。気まずいじゃないの。しかも全然眠くないし!なんで眠くないのよ!)

天草は何もない壁をただ眺めていた。

その時天草はこんなことを考えていた。

(ストローって手でも千切れそうだなぁ)と!

「ねぇ天草」

「ん?」

エマが話しかけてきた。

「何してるの?」

「何にも」

「暇じゃないの?」

「別に」

「壁を眺めるのがそんなに楽しい?」

「楽しくないけどつまらなくもない、暇なんて思ったことないな。そんな感情とっくのとうになくなっちゃったのかもな」

「ぶっ!」

「なんだよ、急に笑い出して」

「いやだってさぁ、急にそんな感情とっくのとうになくなっちゃったのかもな、ですって、あははは!」

「笑ってるね」

「当たり前でしょ!?こんな真剣に痛いこと言うから面白いじゃん、あはは!」

「・・・」

「なによ、あんたキモいわよ?バカにされてるのにどうして微笑ほほえんでるの?」

「え?俺微笑んでたか?」

「んー、少しだけ?」

「そっか、、、」

どうして俺は微笑んだんだろう、今までそんなことなかった気がする、だからこそわからない、人間はどうして微笑むのか、、、

「話変わるけどさ、あんたどれくらい動けるの?」

「え、んーわからないけど結構?」

「じゃあ腕立てやってみてよ、100回できたら上出来よ」

「わかった」

俺は腕立てを始めた。筋トレ自体は少しだけやっていたからある程度はできるだろう、

「34.........95.......101........200..........354........467、はぁはぁ」

俺は467回までできた。かなりできた方だろう、本当にしんどいな

「あんたなかなかやるじゃない、認めてあげるわ、その強さを、ほら」

そう言ってエマは手を差し出した。

「遠慮しとく」

「は!?」

「それより、、、水、、プリーズ」

「なんか気分悪いからやだ!」

「そんなぁ、じゃあ自分で取り行くよ、あと風呂入ってくるわ」

「・・・」

スタ、スタ、俺は水を飲みながら風呂に入っている。なんか気持ちいいよな、風呂に入りながら水を飲むのって。でもなぜここではこんなに贅沢ができるのだろうか、頑張らずともこの生活、

「なんか楽だな」








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