第2話 いきなりピンチ?
マーヴの配下の人数を6人へ変更しました。
なるほど!あの後バレないようにいろいろな情報を引き出した!・・・・バレてないよね…?
ざっくりとこんな感じで、
まず俺はマーヴという名前で・・・・まさかの魔王だった。・・・ほんとに勘弁してもらいたいね。ていうか、人の身で魔王かよ
俺のいる所は、冥府の森の最奥にある館だ。1番近い国でも冥府の森を出て数十キロ先にあるモール王国だそうだ・・・・暇があれば出掛けよう
種族に関しては、人族、森人族、妖精族、竜人族、悪魔族、魔人族、神族
目の前に跪いていた6人は俺の配下で、俺と会話していた赤髪の女の名前はカリンで魔人族だ。うん、大変美人だな…
小柄で眠そうな少年がレイ・・・・悪魔族
大柄で筋肉質な男がダン・・・・悪魔族
小柄で活発な少女がミルン・・・・妖精族
老年で執事風の長身な男がセバ・・・・悪魔族
細身でゴスロリ格好な女がアリス・・・・竜人族
こんな感じだ・・・・おかしい…人族が俺しかいない
人族が魔王でいいの?リナさんめ…俺は魔人族とか竜人族に転生したかったよ。
・・・・あ、この世界に魔王は4人いるらしい。俺除いて3人か・・・・会いたくないな
さて、異世界といえばステータス!!
・・・・と思ったけどこの世界にはなかったよ
良かったことは、魔王だからといって人族と戦争する事はないくらいかな・・・・恐れられてはいるようだけどね
あ、そういえばカリンに呼ばれてたっけ。やばいな・・忘れてたわ!
急いで部屋を出て先程の大広間へと向かう。メイドや執事は居ないらしい。やったね、走っても怒られないや
「ごめん、遅れた」
扉を開けて、直ぐに謝る
これ常識ね
・・・・あれ?皆んな慌ててる?何で?
「そんな!!マーヴ様の行動こそが正しいのです。咎められるならば、早く来ていた我々です!」
だよね…まぁ、流石に怒られるよね…ごめんよ、カリン
・・ん?バカな・・俺の知ってる常識じゃない…
「ま、まぁいいや。それで、何の用件なんだ?」
こういう時は誤魔化す
ていうか、カリンしか喋らんのね…
6人の中の代表的な立ち位置なのかな…
「はっ!!実は…近々竜王が来るそうです」
りゅうおう?それって…
い、いやーーーー!!!やめて!転生早々に竜王とご対面なんて…俺が何したんだよ!もう一度死ねというのか!
‥‥‥‥魔王は4人だが、詳しくは
竜王
冥王
獣王
界王
‥‥だそうだ…因みに俺は冥王です、はい。
・・・・と、そんな事を考えていると、カリンが俺に聞いてくる
「どうされますか?」
ふむ・・・・答えは決まっている
「カリンに任せるよ」
「はっ!!やはり相手は魔王です。一戦交えることを想定して歓迎の準備をしましょう」
なに?一戦交えるの?そんなの歓迎とは言わないは!俺はパスでもいいよね?
「やはり竜王様と戦えるのはマーヴ様しかおりませぬな」
ここでセバが口を挟む
何でそれ言うの!こいつわざとじゃないよな…
「そうですね…マーヴ様ならば大丈夫でしょう」
何で目を輝かせてるの?カリン?
・・・・いや、全員だった…
「マーヴ様の武器は銃だったよね!」
ミルンが元気よく発する
「うん…それでいいよ。お願いね」
もう何でもいいや…ミルンのテンションについていけない
「はい!」
元気よく返事をして部屋を出て行く…あ、隣にいたレイを引きずって行った…
はぁ、やるしかないか…どうにでもなれ