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ホワイトメモリーズ  作者: 文月 雫
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プロローグ

はじめまして、文月 雫です。

初めて小説を書かせていただきます……!

目標は、ゆっくりでも完成させること。

至らないところなどもあると思いますが、どうか楽しんでいただけたら幸いです。


僕が目を開けると、そこはなんにもない、ただ真っ白な世界だった。


ここはどこなのだろうか。

何故こんなところにいるのだろうか。


そんなことを考えていたら、僕の目の前に1人の天使が舞い降りてきて、僕にこう告げた。


「貴方は今、生死をさまよっている状況よ。このままだと死ぬわ。」


正直、訳が分からなかった。僕の目は今、ちゃんと光をとらえているし、僕の手足は、自由に動かせていたから。死ぬ、だなんて、そんなわけない。そう思った。

ただ、こんな真っ白な世界で天使としゃべっているのだから、やはり僕は、生死をさまよっているのかもしれない。


「それで、僕はどうすればいいの?このまま死んでしまうしかないのかい?」


僕は天使に尋ねた。すると天使は、ゆっくり口を開いて。


「このまま3時間が経つと、貴方は自動的に死ぬわ。でも、現世に戻れる方法が、ひとつだけあるの。それは……」


「どんな方法でもいい。僕はまだ生きたい。やりたいことが、やらなきゃいけないことが、まだたくさんあるんだ。」


天使が話終える前にそう答えた。僕の強い瞳を見据えた天使は、「しょうがないわね」という表情をして、指をパチンッと鳴らした。


その瞬間。


僕の意識は濁流の中に飲み込まれていった。


今すぐにでも、意識がとびそうだった。


僕が必死に耐えていると、頭の中で声が響いた。さっきの天使だった。


「いい?貴方が現世に戻るための条件は、"大切な友達との記憶を失うこと"。そうね、3人の友達よ。これで貴方はその命尽きるまで、また精一杯生きることができる。それと……貴方はすごい優しい人みたいだから、特別にサービスしてあげましょう。現世に戻ってから1週間。貴方に記憶を取り戻すチャンスをあげる。ピースを手に入れることができたら、記憶はすぐに復活するわ。さぁ、自分を信じて、友達を信じて。また死んだら、お会いしましょう♪」


天使の声が止んだ瞬間、僕の意識はとぎれ、白い光に包まれていった。


短いですが、今回はここまで。

スーパースローペースですが、ちゃんと更新していきたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

次回からの本編も、お楽しみに!

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