リボルト#15 相容れない三つの意志 Part1 追い詰められたウサギは、蛇をも食いちぎる
アバン
秀和「土具魔ぁぁぁぁー!!! 覚悟はできてるんだろうな!?」
土具魔「けっ、朝からうるせえな……早速俺様に殺されに来たのか?」
秀和「いや、その逆だ! 俺たちを侮辱したことを、必ず後悔させてやるぜ!」
土具魔「何のことだ? ああ、乱に小娘を洗脳されて、仲間割れしたってことか! アレは実に笑える話だったぜ! ヒャーハッハッハ!!!」
秀和「恥を知れ! 図々しいにも程があるぜ!」
土具魔「恥? 図々しい? 何じゃそりゃ? メシにできんのか?」
秀和「てめえ、いい加減にしやがれ……!」
哲也「落ち着くんだ秀和! 君が怒れば怒る程、奴の思うつぼだぞ」
秀和「落ち着けるかよ! こんなにも憎たらしい奴が、目の前にいるんだぞ? じっとしていられる方がおかしいだろう!」
千恵子「お気持ちはよく存じております、秀和君。ですが、こんなに騒いでも何の意味もありません」
菜摘「そうだよ秀和くん! 私だって、こんなに苦しんでる秀和くんが見たくないもん……」
祭「やはり来たのですね……まったく、あれほど注意したにもかかわらず、本当に人の話を聞かない方ですね」
秀和「お前には俺の気持ちが分かるかよ。部外者のくせに」
祭「自分の気持ちだけを優先して、そんな軽い気持ちが世界を滅ぼすとも知らずに……本当に愚か者です」
秀和「へっ、何とでも言えよ。とにかく今日こそ土具魔の命はこの俺がもらい受けてやる」
土具魔「ハハハハハ!!! ボロクソ言われてやがるぜ、ザマァねえなぁ!」
祭「調子に乗らないでください。別に貴方を庇っているわけではありませんよ」
土具魔「庇うだと? この俺様を? へっ、余計な世話だな! この俺様は、たとえ誰もいなくたって一人で生きていけるぜ!」
秀和「ふんっ、強情でいられるのも今のうちだぜ! すぐに叩きのめしてやるよ、土具魔!」
土具魔「でけえ口を叩きやがって! 貴様が考えてることは、いかに無謀だということを思い知らせてやる!」
祭「無駄な戦いをお止めください! これは神様の意思です!」
秀和「知るかよ、そんなこと!」
土具魔「誰でも俺様を止められねえ、たとえ神だとしてもなぁ!」
リボルト#15 相容れない三つの意志
Three incompatible wills
吹き荒ぶ風に、巻き起こされる砂嵐。
眩しい日差しに晒され、嫌と言う程に輝きを放つ金色のビル。
そして対峙している、俺たちと恋蛇団の連中。
真ん中に立つ俺と土具魔は、殺気に満ちた眼光で光互いを睨み合っている。
「……土具魔! おとといはよくもやってくれたな!」
胸に滾る怒りを隠そうとせず、俺は土具魔に怒鳴りつける。
「わたくしたちを仲間割れをさせ、あわよくば脱兎組を解体できる……何とも卑怯な一手でしょう」
「君たちは既に人間としての心を失ったのかもしれないが、僕たちもそのように思ってもらっては困る」
「私はどうなってもいいけど、千恵子ちゃんとの関係が悪くなるのがイヤだよ!」
「アンタたち……アタシの大事な菜摘をあんな風にして、覚悟はできてるんでしょうね!?」
他の仲間たちも、怒濤のごとく土具魔たちに非難の声を浴びせている。だが、そのぐらいで奴らが動揺するはずもなかった。
「おいおい、何勘違いしてんだ貴様らは? 俺様がやったわけじゃなく、あくまで乱が勝手に動いただけなんだぜ?」
「へっ、都合の悪いことは他人に罪を擦り付ける気かよ! てめえ、それでもリーダーなのか!」
「……事実を言っただけだぜ。なんなら乱に説明してもらうか?」
土具魔はイヤそうに舌打ちをすると、頭を後ろに振り向く。
「おい乱、おとといのアレが貴様がやったんだろうな?」
すると、人込みから一人の女子が姿を現す。何度見てもムカつく顔だぜ。
「あっ、はぁい、誠にその通りでございます、土具魔さまぁ! あのデカチチ女のしかめっ面、最っ高だったわぁ~!!」
くそビッチもくそビッチで、俺たちの前にあんな偉そうな態度を見せたのに、相手が土具魔になるとガラリと変わりやがった。今すぐその顔面に、パンチを一発喰らわしてやりてえぜ。
「ワタシからのプレゼントはいかがだったかしらん、ヒヨコちゃん?」
くそビッチがいやらしい目つきで菜摘を見ると、ニヤニヤと気持ち悪い笑顔を浮かべた。
「う、ううっ……」
一方菜摘は何の返事もできず、ただ震えて後ろに下がっている。そんな彼女を庇おうと、美穂はその前に出て、怒りに満ちた目でくそビッチを睨みつける。
どうやらくそビッチのせいで、菜摘がまたあの時のトラウマを思い出したようだ。汚え手を使いやがって……
「ほら見たか! 貴様らはいつもこうだ、俺がリーダーだからってすぐ八つ当たりをしやがる」
「たとえてめえがやってないとしても、こいつはてめえと同じ恋蛇団の連中なんだろう!」
突然何かを思い出した俺は、笑顔を浮かべて土具魔を見下した。
「そうか、てめえはそういう奴だったぜ。『仲間』という存在を、一度も意識したことがねえみてえだな」
こんな唯我独尊の奴は、自分が一番だと思い込んでるに違いねえ。こいつに仲間意識を求めること自体が間違いだったんだ。
「へっ、よく分かってるじゃねえか。まあそいつは置いといて、貴様らのおかげでいい土産話が聞けたぜ」
土具魔は少し間を置くと、またしてもあの狂気じみた高笑いを上げた。
「脱兎組の結束力が、こんなに弱いってことをなぁ゛! ヒャーハッハッハッハッ!!」
ムカつく野郎だぜ。こいつなら絶対に俺たちのことを嘲笑うと分かっていたが、実際に見るとやはり落ち着いていられねえぜ。
「土具魔ぁぁぁぁ!!! てめえ、今日という今日こそ、必ず恋蛇団を皆殺しにしてやるぅぅ!!!!!」
「おいおい、その発言はどうかと思うぞ、秀和……」
正人は呆れた目で俺を見ながら注意したが、そんなことをイチイチ気にしてる暇はねえ。
「へっ、やれるもんならやってみろやぁ! 返り討ちにしてやるぜ!」
不敵に笑う土具魔は、中指を立てるという暴挙に出た。完全に俺たちを舐めてやがるな、こいつ。
俺も反発しようと土具魔の真似をしようとするが、何故か中指が震えてうまく立てられない。
いや待てよ、俺があいつの真似をすれば、俺もあいつらと同じ行儀の悪い人間だと思われるじゃねえか? それに、こんな気に食わねえ奴と同じことをするのが癪に障るぜ!
だったら、こうしてやる! 中指以外の、四本の指を立てればいいのさ!
「……………………」
俺の意味不明のジェスチャーを見て、土具魔は黙り込んだ。へっ、驚いて言葉も出ねえのか。
しかし現実はそう甘くない。その結果として、大勢に笑われる羽目になっちまった。
「ヒャーハッハッハッ!! 何じゃそりゃ! どこかのぶりっ子アイドルちゃんの真似かよっ! 笑わせやがるぜ!」
「ついに頭がおかしくなっちまったのかよ! てめえにはお似合いだぜ、脱兎組のリーダーさんよ! ワーキャキャキャ!!!」
「いつも格好をつけてばかり、大したことねーじゃねーか! ヘヘヘハハハハ!」
くそ、どいつもこいつもバカにしやがって……! 本当に手加減しねえからなっ、悪く思うなよ!
「土具魔ぁぁぁ! てめえのその首、俺がもらうぜ!!!」
いきり立つ俺は、同時に両手にP2をチャージして、腕にかつてない紫色の輝きを放っている。
本当は憑依獣を出したいところだが、切り札は最後に使うものだ。それにこれだけ人数が多いと、下手したら味方まで巻き込みかねない。ちゃんと使う場面を見極めないとな。
「へっ、そのデカい口を叩けるのも今のうちだぜ! すぐに泣き面してやるぜ、秀和!」
土具魔も負けまいと、例の忌まわしい黒炎を全身に纏っている。だが初めて見たものじゃねえし、今更そんなものでビビる俺じゃねえぜ。
あっという間に俺と土具魔はそれぞれの稲妻と炎が増えないくらいに、P2を最大までチャージした。
どうやらあいつも、俺と同じことを考えてるらしい。全てを賭けた一撃で、この戦いの勝負を決めるつもりだ。
おもしれえ……やってやろうじゃねえか!
俺と土具魔はタイミングを見計らって、相手のいる方向へ突進する。
「秀和ぅぅぅ!!!!」
「土具魔ぁぁぁぁ!!!」
それぞれの闘志を胸に燃やし、俺と土具魔は互いの名前を叫んだ。目の前にいる憎き敵を滅ばすという、必死の決意を込めて。
だが、あの邪魔者はまたしてもやってくる。
「そうはさせません!」
白い髪の少女は俺と土具魔の間に入り、両手でシールドを張りながら攻撃を防ごうとする。
あまりにも急すぎたため、俺と土具魔はかわす余裕がなく、まともに彼女が張ったシールドに衝突した。
しかし昨日と違い、シールドが壊れることなく、俺と土具魔の攻撃が完全に消えるまでずっと光っていた。まさか特訓でもしてたのか?
「けっ、何だ貴様は! せっかくのいいところが台無しだぜ!」
まだ神崎たちと面識のない土具魔は、露骨にいやそうな顔をしやがる。まあ、無理もないか。
「神崎! よりによって大事な時に邪魔しやがって……!」
戦いを邪魔されて、俺も苛立ちを隠せなかった。だが彼女は相変わらず自分がここに来た理由を言い張る。
「言ったはずです、こんな無意味な戦いは世界の均衡を崩すと」
神崎はまたしてもため息を大きくつくと、話を続けた。
「あなた方の今の醜い表情を、鏡で見て欲しいものです。そこには殺戮と恨みしかなく、本当にみっともないものです」
「………………」
神崎の唐突な発言に、俺たちは呆れて言葉も出なかった。そして自分が的外れなことを言っていることに気付いていないのか、彼女は勝手に一人で話を進めた。
「今からでも遅くありません。皆さんが和解して、もう一度平和の訪れる世界を作りましょう!」
彼女の言ってること自体は正しいが、頭に相手をぶっ潰す思いしか入ってないため、誰も聞く耳を持たなかった。そして案の定、彼女は笑われることになった。
「ヒャーハッハッハッハッハ! 和解だってよ! 今世紀に聞いた一番おもしれえ冗談だぜ!」
「そう簡単に和解できるもんなら、世界中に戦争はいらねえんだよ!」
「まったくその通りよ! なんならアンタらが、アタシたちのストレス発散用のサンドバッグになってもらおうかしら?」
ざわめく人込みの中で、神崎は屈辱に耐えながら頬を赤めている。無理もない、何しろ自分の信念がこんな風にバカにされてるからな。
更に土具魔の発言が、ただでさえ混乱なこの状況に拍車をかけた。
「おいおい、いつの間に新しい女ができたんだぁ、秀和? もしかして貴様に侍っている、あの二人の女に飽たのか? とんでもねえ野郎だぜ!」
「「「えっ!?」」」
千恵子と菜摘はもちろん、神崎まで驚きの声を上げた。土具魔の野郎、いい加減なことを言いやがって!
だが神崎が反論する間もなく、「あいつ」が割り込んできた。
「うはははははひゃひゃひゃひゃ! どこだどこだどこだどこだぁー! リア充の臭いがプンプンするヤツはぁー!!!」
やべえ、あの爆弾魔じゃねえか! この前にゴールデン・オアシスを襲撃した時に見当たらなかったからすっかりそいつの存在を忘れたか、あのサイコパスじみた笑い声がすぐにあの忌まわしき存在を思い出させる。
「おう、よく来たな目立! 貴様に新しい恋の敵ができたぞ。ほら、あの赤い髪のガキだ」
歪な笑顔で爆弾魔を迎えた土具魔は、彼の敵対心を煽り立てようと俺を指さした。
「はっ、テメェは確かヒレカツとか言ったな! 土具魔からよくテメェの話を聞いてるぜ!」
土具魔が俺のことを? そう思うと、何故か全身に悪寒が走り、鳥肌が立ちそうだ。ああ、なんて気味が悪いんだ。
「そうだ、この前はよくもオレたちの楽園を壊しくれたなぁ! どーしてくれるんだ、うぎゃー!」
ようやく本題に入った爆弾魔だったが、最後の最後であの奇声のせいで何もかも台無しになった。いくら目立ちたいとはいえ、さすがにこれはやかましすぎるぞ。
「てめえが言うな! そっちこそ俺の大事な仲間を弄びやがって!」
「大事な仲間? あぁ、乱があの小娘を洗脳したってことか! リア充のテメェには、実にいい結果だぜ! ザマァみやがれってんだ!」
爆弾魔は嬉しそうに狂気じみた笑い声を上げ、俺を見下ろす。一日会わなかったとはいえ、やっぱり恋蛇団の連中はいつ見てもムカつくぜ。
「んで、言いてえことはそれだけか?」
「あぁん?」
どうやら低能な爆弾魔は、俺の言葉の意味が分からないようだ。彼はゆっくりと首を傾げ、俺を威圧しようとドスの利いた声を発した。
だがそんなものは、俺には通用するとでも思っているのか?
「千里の一本槍・電光石火!」
俺は指を鳴らすと、爆弾魔の体に装備されているダイナマイトの導火線を火花で燃やした。
「うわ、何しやがる! あぶねーじゃねーか!」
火花の高温に気付いたか、さすがに低能な爆弾魔はじっとしていられず、慌ててダイナマイトを投げ捨てる。
「うぎゃあーーーー!!!」
しかしダイナマイトの着地点に恋蛇団の連中がおり、その爆発に巻き込まれた。
「うわー、仲間まで殺すなんて、なんて非道な奴だてめえは!」
これを機に俺は爆弾魔を指さし、奴を極悪人として非難する。
「アレを燃やしたのはテメェじゃねーか! なるほど、これがテメェのやり方か、実にきたねーぜ!」
ふんっ、どうやら俺が思ってる程バカじゃねえようだな。
「おいおい、どうやらてめえは体だけでなく、頭の中にも爆弾が入ってるみたいだな! てめえがいつもあんな危険な火遊びをしてるから、爆弾の管理に怠ったんじゃねえか!」
「んだと!? くっそ、黙って聞いてればいい気になりやがって……!」
俺の挑発に乗って、いきり立つ爆弾魔。へっ、実にいい気味だぜ。
「何をグズグズしてるんだぁ! さっさとやっちまえ!」
人殺しの血が騒いだのか、土具魔は既に黒い炎を全身に宿し、奴の後ろにいる連中に攻撃の指示を与えた。
「ああ、言われなくたってそうしてやるぜ! リア充はどもは、一匹たりとも爆破してやるぅー! わっかっかっかっかひゃあひゃあ!!」
爆弾魔も負けまいとポーズを決め、両手で手榴弾を弄ぶ。
そうだ、それでいい。もっと俺にてめえらの醜い姿を見せろ! それなら何の後ろめたさもなく、てめえらをこの手で始末できる!
「行くぜ、みんな! 今度こそ恋蛇団を一人残さずに全滅してやるぜ!」
「秀和、『一人残さず』と『全滅』は同じ意味なんだが……」
高ぶる俺に、哲也は冷静にツッコミを入れた。
「い、意味が通じるからいいんだよ! よし、気を取り直していくぞ!」
俺は深呼吸をすると、大声で次の言葉を口にした。
「追い詰められたウサギは、蛇をも食いちぎる!」
これは昨日俺が考えたスローガンだ。士気を高めるためにも、仲間たちを呼んでイメトレまでしておいた。
あのくそビッチが、「ウサギはヘビに勝てるわけがない」とか抜かしやがった。だったら俺たちは行動で証明してやるよ、ウサギが蛇に勝てることをな!
「「「「「追い詰められたウサギは、蛇をも食いちぎる!!!!!」」」」」
仲間たちも、俺に続いて同じスローガンを叫んだ。へっ、実に心強いぜ。
だが言われた側の身としては、決していい気分じゃないだろうな。
「はっ、ウサギが蛇を食いちぎるだと!? とんだ身の程知らずだなぁ!」
「生意気な……! アナタたちを倒すには、土具魔さま一人だけで十分だわよ!」
「ぎゃわははは! オレの爆弾ショーを見ねーで、戦いとは言えねーぜ! テメェら、しっかり見とけよ!」
そして俺たちを止めようとする、第三勢力の神威隊。彼女たちは複雑な表情を浮かべ、この戦いに混ざろうとする。
「はぁ、仕方ありませんね……不本意ではありますが、どうやら彼らを止めるには、戦うしかなさそうですね。ああ神様、どうか私たちにご加護を」
「まあ、神の意思に勝るものは、今まで見たことがないけどね」
眉を顰める真面目な神崎に、相変わらず余裕の表情を見せる神代。あいつら、本気で神が存在するとでも思っているのか? バカバカしい。
さっき神崎は俺と土具魔の攻撃を同時に防いだことことから、どうやら神威隊は俺たちの仲間でもなければ、恋蛇団の仲間でもないだろう。
それはそうと、この戦いは絶対に負けるわけにはいかない。そう、俺が信じてきた正義のためにな……!
「おおおおおおおおおおおおー!!!!!」
俺は再び二つの拳に稲妻を纏い、目の前にいる憎むべく敵を殲滅しようと走り出す。
碧「三つの勢力での戦い……これはかなり壮絶な光景になりそうですね」
ネネ「でもこうなってしまった以上、もう引き返せないよね! やるよ、ムム!」
ムム「うん、ネネちゃん!」
十守「さーてと、あたしたちもやっちゃおうかしら!」
静琉「うふふっ、今度こそたっぷり可愛がってあ・げ・る♡」
正人「行くぞみんな! 油断するなよ!」
雅美「ええっ、絶対ご迷惑をかけませんわ、ダーリン!」
絵梨香「Let's fight! ボッコボコにしてやるわよ~」
涼華「うふふっ、私の攻撃にどんな反応を見せるか楽しみね♪」
友美佳「あたしたちも負けてらんないわね! 全力でぶつけるわ……って百華、早速バルカンを撃ち込んでるわね」
百華「はい、妙さんもガトリングガンを使っていらっしゃいますので、つい手がウズウズしました」
優奈「……対抗してんの、それ?」
宵夜「無尽の弾幕を張り巡らせる、白銀の魔砲……実に興味深い」
愛名「危ないから気をつけてね、宵夜ちゃん?」
秀和「さて、そろそろ俺たちを怒らせたことを後悔させてやろうか、恋蛇団!」
土具魔「けっ、どいつもこいつも弱そうなやつばかりだな! こいつらが出す必要もなさそうだぜ!」
目立「それはダメだ! せっかくオレの出番だというのに、ここで退場かよ!? 断る!」
乱「そうよ……あのデカチチ女を、もっと痛い目に遭わせる必要もあるからね……」
土具魔「ちっ、勝手にしろや。怪我しても知らねえぞ?」
祭「あなた方の野望もそこまでです……この馬鹿げた戦いを、早速終わりにしてみせます!」
秀和「へっ、そうは行くかよ! 千里の一本槍!」
土具魔「絶世の黒炎!!!」
祭「神託護盾!」
ナレーション「こうして三つの勢力は、波瀾に満ちた戦いを引き起こしたんDA」
秀和(誰だ、こいつ……?)




