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第0話:プロローグ

はじめまして。来旅来人(くるたび らいと)と申します(__)ぺこり


大変未熟な若輩者ではありますが、書きたいことを書いていくつもりです...お目汚しではあるかと思いますが、なにとぞよろしくお願いします。

 

 目を覚ますと見ず知らずの場所。


 晴れ渡る澄み切った青空や輝き照らす太陽なんていう今まで親しんできたものは、起きた場所からは伺うことが出来ない。

 現在見て知ることが出来るのは、岩のようなもので囲まれ作られた巨大な空間があり、その天井部分がぽっかりと空いた吹き抜けになっているということだ。


 その吹き抜けからは陽光がサンサンとさしていて、暖かい光を受けた地面には草花が茂っていた。


 草花はそれほど大きく育っているわけでもなく、まだ成長して間もない若草のようだ。

 自分の現状を忘れて、それらをただ考えなしにじっと見ていた。


 ・・・

 

 いくらかの時間が経過したころ、一時的に考えることを放棄していたこともあってか、今までの身体では持ちえなかったとある違和感を身体のいたるところに感じたのだ。


 視野が途轍もなく広くなり、何もせずとも今まで感じたことのないような力が漲ってくる――

 思考も一切の淀みもなくクリアであって、理解出来ぬものはないであろうというほどの全能感――


 そんな....一人の人間にはたいそう過ぎたものを自分の身に感じた。


 これが何であるか・・・それについてはクリアになった自身の思考回路が教えてくれた。


自分の身体に異常をきたしたと思った場合、ほぼすべての人が何度も自分の身体を伺い見ると思う。


そうして、俺は自身の身体を見た。

すると俺が思い描いていたような人の姿ではなく、ファンタジーに出で来るような西洋の竜の姿になっていたのだ。


 いきなりこれを聞いたどこの誰かは「は?」と思わずにはいられないだろう。

自分でもいきなりこれはないだろう....という思いはある。けれど、実際に起こってしまったことならば、もう仕方がないとは言えないだろうか?


 こうなってしまったこと....つまり竜という自分が認識してい現実世界中では存在しえないであろうものになってしまったにはとある理由(わけ)がある....


 どのくらいの時間意識をなくしていたのかわからないところではあるけれど、その話も踏まえてさっきまで人であったはずの自分に思いを馳せてみよう――


・・・


などと思うだけは思ったが、めんどくさいのでやはり省くことにする。


ある程度望んで竜になったにのかかわらず、未練がましくいちいち人間の時のことを思い出すのがめんどくさい。


えーと?なになに?しっかりと説明して欲しい?

うーむ.....しょうがない。そんなに聞きたいというならば少しだけ説明することにする。


えー・・・


つまらない人生に飽き飽きしていたので自殺

天国かもしれないどこかの真っ白い空間で神様っぽいのが現れる

なにか望みを一つ叶えてくれるらしい

じゃあ異世界に行って竜になりたい

願いが二つになってるけれど、おKとのこと

突然意識を失う

現在に至る


・・・


な、な、な、なんて素晴らしい説明になってしまったんだ!

明確でありながらも、要点をはっきりと踏まえた無駄のなさすぎる回答!澱みなどというものは一切.....


ふぅ.....

自分以外誰もいない空間で脳内会話とか、もう駄目なのか?

一人が寂しすぎて脳が無意識にもう一つの自我を形成させたりなんていうのは、笑うに笑えないんだが。


いかんせん、洞窟の中に一人?一匹?一頭?というのが大変よろしくない。


本当に一人(とりあえず数え方は”人”で)になってみてわかったことだが、たとえ一人でいることを好むような人間(昔の俺)であったとしても、異世界にポンと行って、人であった頃の記憶を持ちながら竜として生きるっていうのは、案外つらいものなのかもしれない。


機会がある時にでも、この大洞窟から出て、周囲に形成された様々な場所を見て回ってみようと思う。

嬉しいことに竜の脳のスッペクは異常に高くて、今自分がいる世界のある程度の情報をあまり不自由もなく識ることが出来る。

出かける際はそれほど心配する必要はないようだ。



――とまぁ、情報もしっかりと整理することができたわけだし、とりあえず眠いから一度寝よう・・・


竜の身体では、寝る体勢が人間の時のようにそれほど多く出来るわけではないので、身体を丸めて尻尾の上に頭をのせて眠ることにする。


一度寝る体勢をとってみると、案外早いうちに睡魔が襲ってきたようで、覚めていた意識もまどろみのものとなった。


「がうがうがー(おやすみなさいー)」


誰もいない洞窟の中で一言そう呟くと、俺の意識は...その言葉に影響されたかのように底の見えない真っ黒な世界の中へと、堕ちていった・・・



自分は大変いい加減な奴でありまして、やることなすこと気分が乗らなければ実行に移せないやつであります...


ですので、こんな駄文を慈悲深い心をもってして読んでくださる方には、大変申し訳ないのですが、不定期更新とさせていただきます・・・


こんな作者で、すみませんorz


読んでいただき、ありがとうございました!

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