ニジュウ
カードゲーム『ニジュウ』ルール説明
強いカードで勝ちにいくか、ライフを節約してカードを温存するか。
相手の宣言から手札を読み、時にはライフを支払って戦略を変更する。
数字の異なる8枚のカードを使い、全3ラウンドで最終得点を競う、2人対戦の心理戦カードゲームです。
【基本ルール】
▪️1. 勝利条件
3ラウンド終了時に、次の合計が多いプレイヤーの勝ちです。
残りライフ + 山札に残っているカードの数字の合計
同点の場合は、残りライフが多いプレイヤーの勝ち。それも同じなら引き分けです。
▪️2. 使用するカード
各プレイヤーは、次の8枚を1枚ずつ使用します。
0・1・2・3・5・7・11・13
基本的に、数字の大きいカードが勝ちます。
ただし、0は13にだけ勝ちます。それ以外の数字には負けます。
同じ数字同士は、あいこです。
▪️3. ゲームの準備
各プレイヤーは、次の状態でゲームを始めます。
* ライフ:20
* 山札:自分のカード8枚すべて
* 墓地:なし
このゲームでは、山札から無作為にカードを引くのではなく、使いたいカードを選びます。
墓地に置かれたカードは、そのゲーム中、再使用できません。
山札・墓地にあるカードと残りライフは、お互いに確認できます。
▪️4. ライフについて
初期ライフは20です。
残ったライフは次のラウンドへ持ち越し、2ラウンド目以降は、カードを選ぶ前に以下の数値を加算します。
* 2ラウンド目の開始時:+20
* 3ラウンド目の開始時:+15
ライフをリセットするのではなく、残りライフに加算してください。
▪️5. ラウンドの進め方
各ラウンドは、次の順番で進めます。
① 選定 → ② 宣言 → ③ 変更・再宣言 → ④ 支払い → ⑤ 対戦
① 選定
自分の山札から3枚を選び、手札にします。
ただし、選ぶ3枚の数字の合計は、自分の現在のライフ以下にしてください。
選ばなかったカードは、山札に残します。
② 宣言
両プレイヤーが手札を確定したら、それぞれ手札の数字の合計値を宣言します。
この時点では、まだライフを支払いません。
宣言するのは合計値だけで、手札の内訳は見せません。
③ 変更・再宣言
両プレイヤーが合計値を宣言した後、それぞれ手札を変更するかどうか決めます。
変更する場合は、以下のルールに従います。
* 各ラウンドにつき、1回だけ変更できます。
* 手札のカード1枚と、自分の山札に残っているカード1枚を交換します。
* 変更した場合、通常の支払いとは別に、1ライフを消費します。
* 変更しなかった場合、追加のライフ消費はありません。
* 墓地のカードとは交換できません。
* 変更後の手札の合計値と変更費用1ライフの合計は、現在のライフ以下でなければなりません。
双方変更するかどうか、同時に宣言します。
宣言後の取り消しは不可です。
双方が変更の有無を確定した後、最終的な手札の合計値を相手に宣言します。
変更しなかった場合、最初の宣言値がそのまま最終的な宣言値になります。
変更費用の1ライフは、宣言値に含めません。
再宣言後にカードを変更することはできません。
④ 支払い
最終的な宣言が終わったら、ライフを支払います。
* 変更しなかった場合:手札の合計値
* 変更した場合:手札の合計値+1
最初の宣言値と変更後の宣言値を、二重に支払うわけではありません。
⑤ 対戦
お互いに手札から1枚を選び、裏向きで場に出します。
両者が出したら、同時に公開して勝敗を判定します。
出したカードの扱い
* 勝ち:自分の山札に戻す
* 負け:自分の墓地に置く
* あいこ:両者とも自分の墓地に置く
これを、選んだ手札がなくなるまで繰り返します。
通常は1ラウンドにつき3回の対戦を行います。
勝ったカードが戻るのは山札です。そのラウンド中に、もう一度出すことはできません。
対戦を終えたら、次のラウンドに進みます。
3ラウンド目を終えたら、最終得点を計算します。
▪️6. 最終得点の計算
3ラウンド目の対戦終了後、その時点の残りライフと、山札に残っているカードの数字を合計します。
墓地のカードは得点に含めません。
勝敗は、次の順で決めます。
1. 最終得点が多いプレイヤーの勝ち。
2. 同点なら、残りライフが多いプレイヤーの勝ち。
3. 残りライフも同じなら、引き分け。
▪️7. 例外ルール
※山札が3枚未満になった場合
選定時に、どちらかの山札が3枚未満だった場合は、山札の枚数が少ないプレイヤーに合わせて、両者が同じ枚数を選びます。
この場合も、選ぶカードの合計値は自分の現在のライフ以下にする必要があります。
変更ルールも適用されますが、交換するためのカードが山札に残っていない場合は変更できません。
※ライフ不足でカードを選べない場合
ラウンド開始時の回復後、現在のライフ以下の合計で必要枚数のカードを選べないプレイヤーは、その時点で敗北となります。
山札が3枚未満の場合は、両者が選ぶ枚数を決めてから、ライフが足りるかを判定します。
両プレイヤーとも必要枚数を選べない場合は、引き分けとなります。
なお、変更によってライフが不足する場合、その変更を行うことはできません。
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【プレイ例】
ここからは、具体的な数字を使ってゲームの進め方を説明します。
▪️例1:カードの宣言と支払い
手札に以下の3枚を選んだとします。
1・5・7
手札の合計値は13です。
最初に「13」と宣言します。
カードを変更しなかった場合、最終的に13ライフを支払います。
初期ライフが20であれば、支払い後のライフは7になります。
▪️例2:カードを1枚変更する場合
最初に以下の3枚を選んだとします。
2・3・5
最初の宣言値は「10」です。
相手の宣言を聞き、13を持っている可能性があると考えました。
そこで、5を山札の0と交換します。
変更後の手札は次のとおりです。
0・2・3
変更後の合計値は5なので、「5」と再宣言します。
支払うライフは、
手札の合計5 + 変更費用1 = 6ライフ
となります。
▪️例3:変更によってコストが増える場合
最初の手札が以下の3枚だったとします。
0・1・2
最初の宣言値は「3」です。
相手の宣言を聞き、2を13と交換しました。
変更後の手札は次のとおりです。
0・1・13
再宣言は「14」です。
支払うライフは、
手札の合計14 + 変更費用1 = 15ライフ
となります。
変更する場合は、変更費用だけでなく、カードの合計値の増減にも注意してください。
▪️例4:カードの勝敗と処理
プレイヤーAが11、プレイヤーBが5を出した場合、
11の方が大きいため、プレイヤーAの勝ちです。
* Aの11:山札に戻る
* Bの5:墓地に置かれる
また、プレイヤーAが0、プレイヤーBが13を出した場合は、特別ルールによって0が勝ちます。
同じ数字同士だった場合はあいことなり、両者のカードが墓地に置かれます。
▪️例5:山札が3枚未満の場合
一方の山札が2枚、もう一方の山札が4枚だったとします。
この場合、両者とも2枚を選び、そのラウンドは2回の対戦を行います。
山札に交換用のカードが残っていれば、変更ルールも使用できます。
▪️例6:最終得点の計算
3ラウンド終了後、以下の状態だったとします。
* 残りライフ:12
* 山札:0・3・11
最終得点は、
12 + 0 + 3 + 11 = 26点
となります。
この得点を相手の最終得点と比較し、勝敗を決定します。
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【駆け引きのポイント】
▪️強いカードほど、多くのライフが必要
勝てば山札に戻りますが、支払ったライフは戻りません。
そのため、目の前の対戦で勝つことが、必ずしも最終得点の有利につながるとは限りません。
▪️安いカードも使い続けられるとは限らない
低コストのカードはライフを節約できますが、負ければ墓地に送られます。
特に0は、13に勝てる唯一の数字です。
0をいつ使うか、13をいつ使うかが勝敗を左右することもあります。
▪️宣言された数字から相手の手札を読む
相手の山札や残りライフと、宣言された合計値を照らし合わせましょう。
手札の組合せを推測できれば、対戦を有利に進められるかもしれません。
▪️変更するか、あえて変更しないか
相手の宣言を聞いてから、1ライフを支払って手札を変更できます。
ただし、相手も同じように変更できることを忘れてはいけません。
相手の対策を予想し、その裏をかくこともできます。
▪️出す順番を考える
同じカードを選んだとしても、出す順番によって勝敗は変わります。
対戦を重ねることで相手の手札が絞られるため、公開されたカードを手がかりに次の一手を考えましょう。
▪️使わなかったカードも得点になる
山札に残ったカードは、最終得点に加算されます。
強いカードを使って勝ちにいくか、温存して得点を守るか。
目の前の勝負だけでなく、3ラウンドを通した戦略が重要です。
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強いカードを出せば勝てるとは限らない。
安いカードを使えば得をするとも限らない。
相手の数字を読み、カードを選び、時にはライフを支払って戦略を変える。
最後に勝つのは、より多くの点数を残したプレイヤーです。




