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LETHAL -俺だけが見える勝利の一手-  作者: 龍崎
第四章 プロリーグ開幕編

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第46話 首位チームのオーダー

第三節最後の試合。


RAVEN’S NEST VS METEOR。


会場の熱気は本日最高に達していた。


第一試合はGENESISがBLACK WOLFを撃破。


第二試合はVORTEXがAEGISとの延長戦を制した。


そして最後を飾るのは首位RAVEN’S NEST。


ここで勝てば独走態勢。


負ければ順位争いが一気に混沌となる。


実況は相馬優斗。


解説は大原修司。


「さぁ皆さんお待たせしました!!」


相馬が声を張る。


「Division F首位RAVEN’S NESTの登場です!!」


会場から大歓声。


『きたああああ!!』


『神谷出ろ!!』


『オーダー見せろ!!』


『RAVEN’S NEST!!』


大型モニターが切り替わる。


まずはMETEOR。


先鋒 結城晴人


中堅 不知火蓮


大将 御剣颯


控え 風間蒼空


会場が沸く。


『御剣大将だ!』


『本気オーダーじゃん!』


そして。


RAVEN’S NEST。


会場が静まり返る。


一人ずつ名前が表示される。


先鋒。


神谷蓮。


会場爆発。


『うおおおおお!!』


『神谷先鋒!?』


『マジか!!』


『きたああああ!!』


相馬も驚く。


「神谷選手先鋒です!!」


大原も頷く。


「珍しいですね」


続いて。


中堅。


藤堂玲奈。


『玲奈きた!!』


『安定感あるな!』


そして。


大将。


真田誠司。


会場がどよめく。


『真田!?』


『九条じゃない!?』


『マジか!?』


さらに。


控え。


黒崎豪。


レジェンドの名前が映る。


『豪さん!!』


『黒崎きたああ!!』


『控えなのか!』


相馬も思わず笑う。


「攻めましたねRAVEN’S NEST!!」


大原も腕を組む。


「面白いオーダーです」


そして。


誰もが気付く。


九条迅の名前がない。


会場がざわつく。


『九条いない!?』


『オーダー外!?』


『休養か!?』


『何考えてるんだ!?』


大原が説明する。


「リーグでは登録選手全員を毎回使う必要はありません」


相馬も頷く。


「九条選手を外しても成立するほど選手層が厚いということですね」


RAVEN’S NEST控室。


神谷がモニターを見ていた。


隣には黒崎。


真田。


藤堂。


全員落ち着いている。


「緊張しとるか?」


黒崎が聞く。


神谷は首を振った。


「全然」


「そうか」


黒崎が笑う。


「頼もしいのう」


真田も笑う。


「先鋒任せたぞ」


藤堂も短く言う。


「勝ってきて」


神谷は頷いた。


今日の相手は結城晴人。


研究熱心な若手プレイヤー。


決して簡単な相手ではない。


だが。


神谷の表情に迷いはなかった。


Kai。


Rex。


武神タケル。


ここ数週間積み上げてきたものがある。


そして。


黒崎との時間。


控えで学んだ試合観戦。


全てが今に繋がっていた。


会場アナウンスが響く。


「先鋒戦出場選手はステージへお願いします」


神谷が立ち上がる。


会場の歓声が大きくなる。


『神谷ーーー!!』


『頼むぞ!!』


『先鋒勝ってくれ!!』


RAVEN’S NESTの超新星。


神谷蓮。


第三節。


久しぶりの公式戦が始まろうとしていた。

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