愛しているとはもう言えない

男爵令嬢ユーニィと騎士のレオは仲睦まじい恋人同士。レオに横恋慕した公爵令嬢エリザベスに、仲を引き裂かれるまでは。

愛していたのに裏切られた男爵令嬢は死を選び。
愛していたつもりになっていた騎士は後悔し。
愛していたから何をやってもいいと思っていた公爵令嬢は、幸福の檻に囚われる。

愛していたはずが手段を間違えた王太子は、舞台に上がることすら許されない。