正規兵の強さ
「フクマこれ気を付けてください。」
「うっうん///ありがとうスズ行ってきます。」
「はい、行ってらっしゃい。」
スズから受け取ったゴーグルを付ける、このゴーグルは魔眼の魔力を封じ込める事ができる魔道具だ、封じてどうするかって僕、フクマは軍に入る事になった、国内の転生者を探るために...
「よく聞け!!今の貴様らは少し暴力が得意な連中に過ぎん、だがそんな貴様らに意味を与えるのがこのギリエバ軍学校だ!!まずは貴様らの持つ力を示せ、何人掛かりでもいい我々正規兵の中から一本もぎ取れガキ共!!!」
「おっ、おい!!無理だって一人はさっきぶっ飛ばされたばっかだろ、せめて後一人くらい...おい、あんた手伝ってくれ。」
「....(この2人ほかの人達、強いと思う...気がする?、うん?少なくとも女性のほうは、最初に正規兵に1対1を挑んだ人達の中で一番強かった、止めてる男の人の方は多分女の人より強い多分...)うっ、うん分かった。」
「チッ」
女性の方はあからさまに嫌そうだが、フクマは他に特に断る理由も無いので、受験者の男女と協力する事にした。
「まだ試験の期限は早朝まだ時間はあるし、自己紹介しようか俺はカズチこいつはヨル。」
「はぁ~リヨル、ヨルって言うのは勝手にこいつが呼んでるだけ。」
「僕はフクマです、よろしく。」
「それで戦士3人で協力て、どうするのカズチ。」
「戦士だけじゃねぇ魔法剣士も「でもエンチャント以外の魔法使えないじゃん。」うぐぅ...とりあえずフクマ、職業何だやっぱ戦士か。」
「うん戦士、カズチたちは?」
「俺はさっき言ったように戦士と魔法剣士、リヨルは軽戦士。」
「じゃあ僕とカズチが気を引いてリヨルが不意打ち?」
「まぁそうなるか...」
「さて僕を相手に3人で何処までやれるか見てやろう来い!!」
そう言い正規兵の人が構える、「行くぞ!!」カズチの掛け声と共に僕とカズチが突撃し最初に、カズチが切りかかる、それを正規兵は軽々と受け流しカズチ蹴り飛ばしながらそのまま僕に切りかかる、それを何とか受け止めるが、「へぇ怪力なんだね」すぐさま蹴りで足を浮かされ体制を崩される、と同時に背後からリヨルが切りかかる、だが!!「タイミングはいいけど、事前の動きがあからさま過ぎるね。」正規兵の人がリヨルの足に鞘を掛けそのままリヨルをひっくり返す、「スピードエンチャント!!」カズチが急いで戻り、僕たちは攻撃を仕掛けるが、再びまともな連携を取る為の体制を整えられず、期限の早朝まで遊ばれ続けた...
「あっ!!そうそう君たちは、3人とも合格だから、おめでとう。」
「「「えっ」」」