表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/10

ダンジョン初期型

俺達はやっとそれっぽい所に着いた、この世界の地図雑過ぎなんだよまずは地脈の調査からだな。


1ヵ月後


ここだな魔力が一番溜まる場所だが森の中ではあるが、ここは周りに何もないすぐばれるな、これとりあえず。


「ダンジョン作成!!入口はこんな感じで。」


何もない場所に馬車が入る程の地下への道を作った、そしてダンジョン内はとりあえず長い一本道の奥に、巨大畑その奥に荷物置き場兼生活スペース、通路にはアーミーラットの巣が大量に開いている。


「まずは生物が住める環境造りからだな、進めエアフラワー」


エアフラワーはグリードフラワーから進化させた魔物だ、光源無くとも花が咲き根から吸収した地脈の魔力を空気に変える植物だ。


「そして防衛はこいつら、ネズミ系はすぐに数が増えて食料が足りなくなるのが問題だが、餌用に村の作物も大量に取ってきたお陰で、増え方にもよるがあと3ヶ月は持つはず、その間に生産速度と繁殖力に特化する様に改造した作物の種を育てれば、種まで食わなきゃいいけど...」


そうネズミは何度も見かけたが、配下にしなかったのは食料問題に他ならない、だがこれからは違う数は力だ、そしてその指揮者がいる事でその力は何倍にもなる、いやこれはガチで配下強化スキルあるし、全力で強化したダンジョン内だと、魔物の強化や改造が凄く楽になるし、貯まった魔力も使える、早くに気づければな...そしてこれが新しいうちのメイン戦力(予定)のアーミーラット達の大将だ!!


《名前『忠義』


種族【ジェネラルラット(希少種)13】


職業【将軍7】【総指揮官9】【近衛5】


スキル『同族強化(生命力)4』『総指揮官の指揮(配下筋力強化)8』『将軍の軍勢(配下全ステータス強化)1』『血族強化(全ステータス)3』『血族継承(繁殖力強化)21』『大繁殖9』『念話(配下)6』『再生7』『身体強化(忠誠心)9』≫


《種族【アーミーラット4】


スキル『隠密7』『連携3』『強牙6』『魔法耐性4』≫


今までとは比べものにならない戦力だ、まさに軍隊!!少なくとも街には滅ぼせるだろう...だが相手は最上級の職業かスキルを持っている転生者だ、数の力だけでは全ては対処できないだろう。


「あるじさま荷物のいしょっいっ移送と太陽石の設置かりょうしました」


魔力を作物が育つ程の光を持たす太陽石これの作成には苦労した畑は生命線だからな手は抜けない


「そうかありがとうスズ。」


さて最後に防衛設備を増設するか、まず一本道に3キロ程の横道を掘りその先に、新しい入口を設置する、そう地下を穴だらけにすれば崩落すると思うが、地脈の魔力で補強されていて、ダンジョン生成の様なスキルで干渉しなければ傷一つ付かない。


そして横道を唯一の出入り口にする為元々あった入口を塞ぐ、その後繋がって無い別の地脈にも、ダンジョンを繋げる3キロ先の新しい入口の周辺にある花を咲かせる記憶を曇らせる特殊な花だ。


《種族【ポイナフラワー2】


スキル『混乱花粉7』『忘却花粉5』『蜜酒7』≫


ポイナフラワーに群がるのはポイナフラワーのアルコールを含んだ蜜を好物とする、ダンジョンの門番魔吸い蝶これでダンジョン発見は大分遅れるだろう。


≪種族【魔吸い蝶5】


『魔力略奪3』『酩酊鱗粉9』≫


そして侵入された時の為に増設した、3キロの通路をトラップ魔法妨害と魔力吸収トラップで出来た道に改良した、アーミーラットの防衛の突破方法は大規模魔法での殲滅だそれを魔法妨害で魔法を起動をしづらくし、送らせて魔法の魔力を発動前に吸収する、発動後の魔法からも魔力を吸収するこれで魔法の威力も落ちて魔法を使いづらいだろう、これが初期型ダンジョンの防衛だこれで突破されたら今の俺達ではどの道勝てない逃げの一手しか無い。


「畑も出来たしさて後は、配下の訓練と地脈から魔力を貯めることぐらいだな、やっと土台が出来たこれでゆっくりできる――――」






2ヶ月後


ある日見張りのアーミーラットから報告があった。


「なんだ侵入者か、これは子供の侵入者か10歳ぐらいか年齢からして転生者ではなさそうだがここは一番近くの村でも相当遠いぞ、子供一人で来れる場所じゃないんだがな――――あっ魔吸い蝶に魔力を吸われて気絶した戦闘力は無さそうだし配下にして置くか。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ