目覚め
「んっここはそうだ確かデスゲームに参加させられてそして...」
ある日のこと突然視界が真っ白になり気づくと、ゲームのキャラメイク画面みたいな物が浮いていた、戸惑っていると頭の中に声が聞こえた、『貴様ら100人には殺し合いをして貰う』と。
要約すると1.俺達はこのキャラメイク画面で設定した肉体に転生し殺しあうこと、2.産まれる時期に3年程乱れがあること3.転生者は3歳以内に記憶を取り戻す記憶を取り戻す最大年齢である3歳までは加護により怪我や病気に見舞われないこと、4.最後に生き残った者だけが元の肉体に戻れること以上だ。
足元を見るとそこには母親らしき死体があった、だが俺は悲しいとは思わなかった、なぜなら意識を持ったのが今さっきなので情が湧かなかったのだ。
とりあえずじっとしているわけにもいかないので俺はステータスを開き状況を整理する。
《名前『ラーヴァ・サバト』
種族【小人(英雄種)1】【忌み子1】
職業【ダンジョンマスター1】【王1】
スキル『ダンジョン作成1』『モンスター作成1』『カリスマ(王)1』『配下強化(王)1』『士気向上(王)1』『士気向上(英雄)1』『記憶操作の魔眼1』≫
なんとまぁ現代人の俺は精神的に自分で戦えると思わないし、才能も無いのでバフ掛けて罠とモンスターで狩るダンジョンマスター構築にしてみたわけだが、チート転生者の殺し合いに耐えられる配下をどれだけ作れるかだが、りあえずその辺の花を魔物に改造してみる。
《種族【グリードフラワー1】
スキル『養分略奪1』『水分略奪1』『操根1』≫
「行け」
命令すると、グリードフラワー達は操根で地面を滑る様に移動して、他の植物に絡みつき栄養と水分を奪っていくのを周りを、見渡せる岩の上で見ながら母親の所持品を漁って居た。
使えそうなのはお金と食料くらいか...(不味い非常に不味い、忌み子何て取ったから虐めや処刑は覚悟して居たが、転生者は3歳までは絶対生き残る様になっているからその時が来た時に逃げるつもりだったのだが、まだ一歳にもなってないだろこの体この体でサバイバルかぁ何とか3年以内に街を探さないと。)
「取り敢えず道なりに歩くか。」
俺は少し離れたところに花を追従させ歩き始めた。
【グリードフラワー】ただ他の植物から養分と水分を奪い枯れた植物から漏れた魔力喰らう植物ダンジョンマスターとしての評価殺傷能力なし周りの植物から魔力を貯める魔力入水筒