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死属性の勇者  作者: 影井月
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プロローグ

初投稿です。

稚拙な文章ですが読んでいただけると嬉しいです。

「誰かぁぁぁぁぁぁ、助けてぇぇぇぇぇ!」


母親とはぐれてしまった少年、ノアは魔物に追いかけられている。ノアを襲っている魔物はホーンラビットというFランクの魔物だが、10歳のノアには戦う術が無く、ホーンラビットの角が刺さってしまったら致命傷を負ってしまう。幸いなことはホーンラビットは小型な魔物なので、移動速度が遅く追いつかれることはないということだ。


「うわぁっ!」


しかし、大変なことにノアは石につまずいてしまい転んでしまった。このままでは、ノアにホーンラビットの角が刺さってしまう。そんな時に、


「ホーリーシールド!」


何処からか魔法を使う声が聞こえてきた。その魔法の力により、ノアに刺さろうとしていたホーンラビットの角が弾かれ、ノアは傷を負わずに済んだ。


「ファイア!」


ホーンラビットの体が急に燃え上がり、灰になってしまった。これにより、ノアは九死に一生を得た。


「魔法って凄いんだなぁ……」


ノアは先程まで自分がホーンラビットに襲われかけていた事など忘れて、魔法に魅入ってしまっていた。


「君、大丈夫かい?

私の名前はルイーズと言う。君の家族はどこにいるのかい?」


ルイーズはノアに問いかけた。


「助けてくれてありがとう。俺の名前はノアって言うんだ。

ママとははぐれてしまってどこにいるのか分からないんだ。」


「そうか……。

もし良ければ私がノア君のお母さんの元まで連れて行ってあげよう。ノア君はどこに住んでいるのかい?」


「俺はこの森のすぐ近くにあるアイオス村に住んでるんだ!」


「アイオス村か……。私も何度か行ったことはあるが、あそこはのどかでいい所だ。では、着いてきなさい。」



―――――――――――――――――――――――――



「ママぁぁぁぁぁ!」


「ノアッ!」


ルイーズの案内のおかげで無事村まで帰ってくる事が出来たノアは母親と再開することが出来た。


「私はノアの母親のソフィアと言います。

ノアを助けて頂きありがとうございます!」


「私はルイーズと言う。

たまたま通りかかっただけだ。礼には及ばん。」


「ルイーズ……?

もしや、聖火の勇者と呼ばれている、ルイーズ・ハミルトン様ですか!?」


「確かに私は聖火の勇者と呼ばれているが、たいしたものではないさ。」


「ルイーズ様本当にありがとうございます!」


「では、またどこかで会おう!

ノア君!」


「うん!

ばいばい!」


ルイーズはノアを村に送って何処かに言ってしまった。


「勇者って凄いんだなぁ……!

俺も勇者になりたい!」


ノアは聖火の勇者ルイーズに助けられたことで勇者への憧れを強く抱くようになった。



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