呪いは俺に触れられない〜利用され追放された冒険者はデバフ無効のスキル【無視】を使い、呪いのアイテムを装備しまくって成り上がる。「待ってろ魔王、最強となってお前を倒す」
「ゼル、お前はもう必要ない。さっさと荷物をまとめて出ていってくれ」
とある冒険者ゼルは、パーティーから抜ける餞別に、呪いの武器を渡されたーー
「あんたのスキルなんだっけぇ?ゴミとか?」
嘲笑と罵倒を向けられた青年ゼルはこの日、未来の勇者パーティーからの追放を命じられる。
雑魚魔物にしか通用しない雑魚スキルと揶揄される《無視》というスキルを持つゼルは、言い返すこともできずその場を去っていく。そしてこの時、餞別として短剣を渡されるのだが、この武器の正体は呪いの武器であり、使用者に斬った対象と同じダメージを与えるという呪いがかけられていた。
そんなことなど知らないゼルは、巨大な魔物に襲われていたエルフの少女を救うため、貰った短剣を振るう。
「その剣使っちゃダメーーッ!」
エルフの少女は声を張り上げるがもう遅い。覚悟を決め振り向いた瞬間、突如発生した大風と衝撃波で魔物は消滅する。死んでしまった、そう確信した少女だったが、思いのほかゼルがピンピンしていることに「なんで生きてるんですか?」と本音を漏らした。
他人のスキルを覗き見ることのできるエルフの少女。彼女がしっかりとゼルを見た時、雑魚スキルでしかなかった《無視》に価値を生み出した。
なんとそのスキルは呪いのアイテムの呪いを無視できるらしいことが判明したのだ。ゼルは少女とパーティーを組み、呪いのアイテムを集めることで最強を目指していく。
これは蔑まれ続けた青年が呪いのアイテムを使い最強へと成り上がっていく物語。
とある冒険者ゼルは、パーティーから抜ける餞別に、呪いの武器を渡されたーー
「あんたのスキルなんだっけぇ?ゴミとか?」
嘲笑と罵倒を向けられた青年ゼルはこの日、未来の勇者パーティーからの追放を命じられる。
雑魚魔物にしか通用しない雑魚スキルと揶揄される《無視》というスキルを持つゼルは、言い返すこともできずその場を去っていく。そしてこの時、餞別として短剣を渡されるのだが、この武器の正体は呪いの武器であり、使用者に斬った対象と同じダメージを与えるという呪いがかけられていた。
そんなことなど知らないゼルは、巨大な魔物に襲われていたエルフの少女を救うため、貰った短剣を振るう。
「その剣使っちゃダメーーッ!」
エルフの少女は声を張り上げるがもう遅い。覚悟を決め振り向いた瞬間、突如発生した大風と衝撃波で魔物は消滅する。死んでしまった、そう確信した少女だったが、思いのほかゼルがピンピンしていることに「なんで生きてるんですか?」と本音を漏らした。
他人のスキルを覗き見ることのできるエルフの少女。彼女がしっかりとゼルを見た時、雑魚スキルでしかなかった《無視》に価値を生み出した。
なんとそのスキルは呪いのアイテムの呪いを無視できるらしいことが判明したのだ。ゼルは少女とパーティーを組み、呪いのアイテムを集めることで最強を目指していく。
これは蔑まれ続けた青年が呪いのアイテムを使い最強へと成り上がっていく物語。
1話 スキル《無視》の青年、追放される
2021/04/03 12:11
(改)
呪われた漆黒の短剣
2021/05/08 18:31
(改)
価値を与える
2021/05/08 18:42
(改)
一方勇者パーティーは
2021/05/08 20:08
(改)
帰省
2021/05/08 20:25
(改)
結んだ糸
2021/05/09 12:36
(改)
水の美味さたるや
2021/05/09 16:14
(改)
修羅場の予感
2021/05/09 18:18
(改)
初めての銭湯
2021/05/10 18:18
(改)
初依頼
2021/05/11 17:07
(改)
強すぎる膝蹴り
2021/05/12 17:32
幼児を狙う牙
2021/06/30 22:22
見つけた呪い
2021/06/30 22:22
振り下ろした刃
2021/06/30 22:23