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1%  作者: めーこ
4/5

恋の予感



はぁ…

今日はハードな一日だったなぁ…。




化粧を落とし一休みする。




プルルルル…



電話だ。最近のあたしの携帯は忙しい。寂しくなくていんだけど、うっとうしくなることもある。

贅沢かな…?






知らない番号からだった。



誰だろ?とりあえず出てみることにした。




『もしもし?』



『もしもし?めーこちゃん?昨日はありがと。わかる?』



どうやら昨日番号を交換した誰からしい。


でも登録するのも名前が分からなかったので…誰が誰かわからないままだった。




『こちらこそ。ありがとうございました。』


当たり障りのない会話が続く…。




『今度、ご飯行こうよ!』

『はい!ぢゃあまた連絡しますね〜』







電話を切っても誰だかわからなくて…まぁ、はじめからご飯は行かないんだろうけど。



何だか虚しさが残る。









プルルルル…










また電話がなった。

今度はダレ?と覗き込む。




剛だ…!







この嬉しい感じは何だろう…?

すぐに出たい気持ちを我慢して、平然を装って出る。




『もしもし?どうしましたぁ?』






『明日さぁ〜ご飯食べ行こう!』




誘いの電話だった。







『うん!!』










それからしばらく普通の会話を交わし、大笑いしたりして夢中で話してた。気が付くともう朝の3時を回ってた。




『明日、仕事だよね?』







彼氏でもそんなに話したことない。でも、もっと話していたいと思った。




でも、お互い社会人。遅刻する訳にも、休むわけにもいかない。

当たり前だけどね。







『ぢゃあ明日、仕事終わったら連絡する!』






そう約束して電話を切る。







ニヤニヤしてしまう。寝れなくてもいいやと思ってしまう。久しぶりにドキドキしてしまう。



バカだなぁ〜。はまったら負けなのに…。

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