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04 俺の娘と嫁が可愛すぎてツラい。(後)

朝目が覚めると嫁と娘たちが朝食の準備と手伝いをしている。

妻が調理し、長女が盛り付け、次女が皿を運んでいる。

俺?俺は寝たふりだ。これは1日を気持ち良く過ごすための大事な儀式なのだ。

少しすると……。


「ぱぱぁー!あさだよー!」


今日はミルリダの日らしい。俺の腹目掛けて掛け布団上から飛び込んできた。

ぽすん。

軽い。可愛い。ツラい。


「あー!みーずるい!わたしもー!」


続いてエルナーデも来た。

もすっ

少し重さがある。でも軽い。ツラい。


「ぱぁーぱ、あさだよおきろーっ!」とミル。

「ぱぱー、あさごはんできてるよー!」とエル。


俺の上で、可愛い娘、姉妹盛り。


グッド。


俺は今起きたようにして目を開ける。


「おー……。エル、ミル、おはよう。」


「「おはよー!」」


滅茶苦茶可愛い笑顔を見てから腹筋に全力入れて起き上がる。するとコロコロ転がっていく娘たち。

きゃー、とはしゃぎながら俺の足元まで転がったエルとミルを抱き起こして抱擁すれば、抱き返してくれる小さな体。


「ぱぱ、じょりじょりー」

「やぁ、くすぐったいーっ!ままー!!ぱぱおきたよー!」


俺は幸せだ。




エルナーデのエルは長女だ。

母親似でタレ目がちな瞳は緑色で、これはライラの母親の血が受け継がれたらしい。ピンクブロンドの髪はどうやらライラの色から青が抜けたらしく、本当に綺麗なピンクだ。

性格は……やっぱりライラ似か?優しく芯もしっかりしたおねえちゃんって感じだ。

美人が美人を産む……。

俺は何を言っているのだろうか。


既に近所のガキどもが悪い虫になっていた。

俺は絶対に認めないのでうちの可愛い娘に近付かないで貰いたい。



ミルリダのミルは末の子だ。

もしかしたらまだ出来るかもしれないが今の所末の子だ。

こちらはなんと俺に似た子だった。

エルが完全に奥さん似だったのでまさか俺に似るとは思わず頭をガツンと殴られた気持ちになった。

そう、その頭の痛みで目から水が零れたのだ。仕方がないな。


ミルリダの目付きは俺似でツリ目だ。

俺ほどは目付きが悪くないのでまるで猫の子のような可愛さがある。色はこれまた俺に似て黄色。輪郭は奥さん似だな。

髪の毛は俺の灰の髪色が似たのか黒髪だ。光の加減で少し青くも見える。


なんていうんだろうか?エルとミルが並ぶともう駄目だと思う。

そんなミルはまさかの性格までが俺似だった。


「ぱぁぱ、ミルね、おねーちゃをまもぅの!」


俺がいつも3人に言っている言葉を覚えたのだろうか?

拙い喋りで宣言してからミルは普段以上にエルの後ろを歩いてついていくようになった。

正直守っているというより姉にかまってほしくてついて行っているようにしか見えない。あ、エルがハグした。かわいい。ライラはそれを見ながら「アナタの血ね。」と隣で微笑んでいた。


子どもたちが見えなくなると抱き寄せて唇にむしゃぶりついた。

長くしすぎてはたかれた。

もう1人くらいほしいな。

もう一発くらった。

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