一時停止したのは何?
「お前は……誰だ?」
報告
クラッカーズの脳機能に深刻なダメージ有り――
我々はこれを『記憶障害』と断定
計画の一部を省略、及び短縮の誤差をモアグリードで埋めることとする。
聖ドレット教会
☆
「これってマジ? 例の少年記憶喪失とか、ありえないんですけど」
メイクの濃い時代を先取りしすぎたような女性はその報告書を見て不満げな声を上げた。
「一体どう責任とんの?」
彼女の矛先は一緒にいたメガネの男に向いた。
「想定外のことが起こったとはいえ、それで計画自体が破綻することはない。むしろ短縮することになって僕からしてみれば好都合だよ」
「いやいやありえないっしょ、モアグリードを呼ぶんでしょ? 文献を見た事あるけどあいつらマジやばい奴らじゃん。今のクラッカーズなんて一秒も持たずに瞬殺よ?」
「いいや」
メガネの男は書類の中から一枚、紙を出して彼女に手渡した。
その紙を見て彼女は驚きの声を洩らす。
「これって……」
「そう、今の……これからのクラッカーズはあの亡国の怨霊共にすら引けを取らない。ホント、ザメイル率いる戦略部隊はいい仕事をしたよ」
お久しぶりです。
唐突ですが今回の更新で『シドンサイドの探求者』を一旦お休みしたいと思いました。
皆様の中にはいちいちそんなこと言わなくてもいいって思う方もいるかもしれませんが、これは私なりのケジメってやつです。
さらに言わせていただくと私、この作品以外にももう一つ書いている作品があるんです!
そっちのほうに区切りをつけてからまたこっちを書き進めたいと思ってます。
ということで次回! 黄金都市編第二章・知られざる亡国編『リスタート』
ps.書き溜めてるほうはシドンサイドの探求者が完結次第投稿予定です。ま、その投稿がいつになるかわかったもんじゃないですけどね(笑)




