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遅い理解

最近くらい話ばかり書いてる気がします。


悲しいことはたくさんあったつもりはないんですけど。


たった一つの選択肢が・・・一生を後悔して過ごす羽目になった。


たった少しの選択。


だけどその選択をしたことで、私は大切なものを失った。


父。


母。


弟。


家。


そして・・・両手足。


なぜ・・・私も死ねなかったの?


そして私は・・・両親や私自身にかかっていた保険金のおかげで治療を受けている。


遺産は全て私のものとなった。


だけど・・・そんな物より私は家族が生きていればよかったのに・・・。


後悔しても遅い。


あの時私が・・・家で食べようと言ったから。


トラックが突っ込んで来てしまったんだ・・・。


ああ・・・もうヤダ・・・。











それから私には様々な人が会いに来た。


金目的。


性欲目的。


嘲笑目的。



そして・・・私はその全てから守ってくれる人が出来た。


私の隣に住んでいた彼だ。


彼が全てから私を守ってくれた。


金目的には弁護士を呼んでくれて。


性欲目的にはその自慢の声で叫んで。


嘲笑には励ましで。


そして、私は彼に惚れた。


彼も私を好きだと言ってくれた。


こんな達磨の私に・・・。


退院した私は彼と暮らし始めた。


彼との日々は楽しかった。


ある日、彼はこう言った。


僕が死ぬなら、一緒に死んでくれる?


私は勿論肯定した。


その一か月前彼は私を抱いたまま死にそうになった。


だからだろう。












私の身体と彼の身体には人ひとり吹き飛ばす爆弾がついている。


どちらかが欠けると爆発する。


これで・・・ずっと一緒。


ねえ、これであなただけしか私を抱けないわ?


幸せね。


うふふ・・・

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