愛されたいのに
短編です。
もしかしたら長編になるかも。
まだ人を襲うか!この化け物め!
違う・・・私は襲ったりなんかしてない・・・。
死ね!死ね!お前なぞ死んだほうがいい!
なんで・・・?私はただ生きてるだけなのに?
これだけやっても死なぬか!?
なんで刺すの?なんで殴るの?なんで怒られるの?
火だ!火をもってこい!
なんで縛られてるの?
よし!燃やせ!流石に火は耐えれんだろう!
暑い・・・熱い・・・あつい・・・アツイ!
クソ!?こいつ!?本性が出たぞ!
なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?
なんで・・・殺されなきゃいけないの?
うわぁぁああああああああ!
逃げろ!
ねぇ・・・なんで?
その昔、人とは違う人の形をしたモノが居た。
それらは常に排斥されてきた。
もしくは英雄と呼ばれたこともあった。
そして、この少女も人の形をしたモノだった。
それゆえに迫害された。
襲ってもないのに人を襲ったとされ、病気や不作は彼女のせい。
ただの八つ当たりの対象が彼女だった。
そして・・・少女は・・・あり方を変えてしまった。
ただの少女の形をした少女から・・・人に仇なす化け物になってしまった。
少女をそうさせたのはヒトの所為。
少女はただ・・・生きていただけなのに・・・。
あり方を変えた少女は村を襲い、街を襲い、都市を襲った。
そして、同じ人の形をしたモノに滅ぼされた。
最後の思考で彼女はこう思った。
(これで・・・おしまいかな?)
なんでだよ!
なんで俺たちがこんな目にあうんだ!?
なぜ・・・彼女が死ななければならなかったんだ!?
こんなことなら・・・人の形をとらなければよかった・・・。
彼女が滅ぼされた日、各地から人の形をしたモノは消えて居なくなった。




