狂愛
ヤンデレは行き過ぎると怖い。
適度が一番。
SIDE私
私は・・・死んだ
大好きなあの人に殺されて。
あの人は私を愛していた。
私もあの人を愛していた。
だけど・・・あの人には私の気持ちは伝わらなかった。
最後の瞬間まで・・・
この口で・・・
この体で・・・
何度・・・何度も伝えたのに・・・
届かぬならいっその事
こんな気持ち消えてしまえばいいのに。
伝えたくて・・・
伝わらなくて・・・
それでも好きで・・・
愛しくて・・・
ああ、こんなにも好きなのに。
なぜ?
なぜ?ナゼ?何故?なぜ?ナゼ?何故?
ああ・・・
こんなに辛いならもう・・・消えてしまいたい。
SIDE俺
俺は・・・最愛の人を殺した。
好きで・・・
愛おしくて・・・
何度も何度も彼女をむさぼったのに・・・
彼女はただ好きとしか言ってくれなくて・・・
そんな同情なんていらないのに!
ただ愛してほしくて・・・
初めても俺からで・・・
何度も求めても
彼女の反応は変わることなくて・・・
俺は?
一体ナニヲしている?
彼女が誰かと話すだけで・・・
許せなくて・・・
誰かと触れるたびに
心が痛んで・・・
俺と話しているときも
君は俺の何を見ているか
わからなくて・・・
だから・・・
殺そう・・・誰の者にもならぬように。
だから・・・食らおう・・・
誰の目にも映らぬよう・・・
だから・・・愛そう・・・
俺だけの愛しい人。
俺を愛してくれなくても・・・
俺の事をどんな感情でもいいから
見てくれるなら・・・。
そうして俺は・・・
彼女をこの手で・・・殺した
そうして俺は・・・
彼女をこの口で・・・食べた。
一滴の血も・・・肉も・・・骨も残さずに・・・
ただ・・・甘くて・・・豊潤で・・・悲しかった。
彼女を食べ切り・・・
思い出すのは最後の彼女の笑み・・・
俺は・・・?
彼女は?
それが・・・俺の最後の思考
最初で最後の狂喜に飲まれ・・・
全ての後に正常なる思考を取り戻し、
後悔し、俺はその場で思考を放棄した。
その結果・・・死ぬことになったとしても




