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打ち上げ
「おつかれー!」
「えっと…なんで僕の家?」
「私の家、散らかってるし…」
レイナはアレンの家で、打ち上げを行っていた。
「にしても、アレンは料理もできるし部屋も綺麗!
何より学校から近いし…最高。定期的に通おうっと」
「いや…」
「だめ?」
「駄目じゃないです」
「うーん…僕のこと、怖くないの?
今回、危険な目に会ったし」
「いや、アレンが戦わなかったら、多分お父さんが来る前に二人とも死んでたよ?
もしくは重症」
「それでも怖いでしょ、普通…」
「怖くないって、私の魔法が今、反応してないし」
「ありがと…」
「ん?なんで私に回復魔法かけてんの、今?」
「あ…え?分かんない」
そっか。
アレンは徐々にレイナに好意を抱き、その好意が魔法として発現して、自然とレイナに回復魔法をかけていた。
「まぁ、定期テストも乗り越えたんだし、今日ははしゃぐぞ!!」
「そうだね」
二人は、アレンが作った料理を食べながら、笑顔で談笑するのであった。




