表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔導歴史書  作者: ルイ
7/83

魔王と魔術師

魔王城では日々、研究が行われていた。人間の国とは別に、魔物の研究だ。魔物の魔法は優れている――シンプルで本能に忠実だからだ。魔王城では魔物の研究だけでなく、さまざまな分野の研究も行われている。それについては後ほど述べるとして、ある日、私の元に一羽のオウムが届いた。和平の提案だろうか。私は被害を出していない。


おそらく、魔王城付近の森で品種改良された魔物が生存競争に敗れ、人里へ降りているのだろう。あの森は魔物の好む瘴気を発生させているため、強い魔物だけが残り、弱い魔物は淘汰される仕組みになっている。それが魔王の“罪”である。どうやら魔物を指揮して人を襲わせているというデマも流れているようだ。確かに私の研究の弊害ではあるのだが、和平に応じるつもりはない。


オウムを殺そうとした瞬間、どこからか「貴方は私の子供だ」という声が聞こえた。少し興味を持ち、声の元に耳を傾けると、代替わりした魔術師が相手らしい。魔術師は言った。「貴方の脅威を煽り、貴方を滅ぼす勇者を作り上げるため、仲良くしよう」と。


魔王は戦いが生きがいであるため、喜んで了承した。これが、魔王と魔術師の出会いである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ