表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔導歴史書  作者: ルイ
64/83

アレンの制御方法

魔術師の隠れ家に着いた。


「よぉ。」

レオンは久しぶりに会う魔術師に声をかける。


「え?来たの?てっきり休日は二人目作る準備してるのかと思ったよ」


「本体呼んで殺すぞ」


「わー、怖い。」


二人はテーブルに着いた。


「あれ?アレン君、そうか、このサイコ毒親と一緒に住んでたんだな」


ムカつく言葉があったが、魔術師は訂正するように言った。

「この子は学校付近の借家で暮らしてる。休みの日はうちで色々調整してるんだ。」


「――ああ、そのことか。で、アレン君の魔法、いいと思うんだけど、制御は出来ないのか?」


「一分だけ指輪の効果を無くす、みたいな手はあるけど“無差別”ってところが問題なんだよね」


「誰かが自分の血を注入してテイムして制御する、って手は?」


「無理だよ。この子の魂が強すぎる。実際、この子の血をマウスに打ち込んだら、即座にテイムが完了して、マウスは別個体でも凶暴化して魔法を使おうとした。結局殺したんだけど。これが広まったら、誰かが街で魔物を連れ込んで、この子の血で暴れさせることだって出来る。怖いでしょ?」


「なるほどな……」


「まぁ、鍛錬での制御は可能かもしれない。簡単じゃないけど、例えば指輪を二つつけて、一つは外す。もう一つを効果を弱めたタイプにして、ぎりぎり制御できるラインにする。魔力出力は落ちるけど、徐々に二つ目の効力を緩めていけば慣らせるはず」


「それ、採用。私が付き合うよ」


「お、ありがとね」


「アレン君、それで大丈夫か?」


「大丈夫です……」


アレンは不安げだったが、制御できるかもしれないという小さな期待も抱いていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ