レイナの家
レイナは家に帰る。
母親が居た。
「住むなよ…」
「話をしに来ただけですー。」
「学校はどう?楽しい?」
「担任と副担任がクソなこと以外は良い感じかな?」
「傷ついちゃうぞ。」
「クラスはどう?馴染めてる?」
「私はまぁまぁ広く浅くかな。」
「へぇ…虐められなくて良かった。」
「イジメかぁ…。アレンの周りに人が寄り付かないから、ちょっと孤立してる感じかな。」
「あの子はしでかしちゃったもんね。レイナは怖くないの?」
「全く。私の魔法が反応しないし、危険ではないでしょ?」
「仲良くしてあげてほしいけど、無理には言わないわ。無理に作った人間関係は窮屈だし。」
「仲良くしてるよ。隣の席だし、課題も写させてくれるし。お腹空いて動きたくない時は、代わりに食事買ってきてもらってるし。」
「それイジメじゃない!?」
「本人に頼むと結構喜んでるよ。負の感情なら私の魔法で察知できるから、嫌がってたらやらせないし。」
「うーん……。」
(まぁ、噂話は私の聴覚で拾ってるからアレン君のやった事は割と有名…。人の口は閉じられないものね。それ故、この子が絡んでくれるのが嬉しいのかな…)
「貴方からも何か恩返ししなさいよ。」
「してるよー。お礼言ってる。」
「それは違う…。」
「それを言うなら、お母さんは学生時代どうだったの?」
「私はお父さんを見てたわよ。あの人、別格に強いもん。私は見れば動きを真似できるから、お父さんの動きを見て学んでたの。次席で卒業できたのもそれが理由ね。見てるうちに好きになっちゃってたなぁ。警察で途中からリーダーとして同じチームになった時は、心臓が破裂しそうだったわね。」
「うわー…惚気だった。」
ライカはご飯を作ってから帰宅したのであった。




