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魔導歴史書  作者: ルイ
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レイナ

今日は魔術学院の入学式!!

あー、やっと親バカ二人から離れられるー。

……悲しくないと言ったら、嘘になるけどね。


彼女の名前はレイナ。

獣人の村から、はるばる遠くの国にある魔術学院へ入学する。

この学院は、かつて“魔王”と“魔術師”が協力して創った場所だ。


――けど、ちょっと不思議。

あの親バカ二人が入学式だけでも顔を出さないなんて。

他の子は学校に入る直前まで親と一緒にいたのに?

まぁ、村からここまでは遠いし……そんなもんかな。


……なんて考えてたら、担任の紹介が始まった。


ん? なんか見覚えのある……というか、あり過ぎる二人がいるんだけど?


アナウンスが響く。

「えー、こちら、過去に同じ年にこの魔術学院を首席・次席で卒業した、歴代でもトップの実力を持つお二人の先生を紹介します。今年度、一年生の担任となる――レオン先生と、ライカ先生です!」


レイナはその場で硬直した。

そしてふつふつと、心の底から思う。


――あっっんのバカ親!!!

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