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魔導歴史書  作者: ルイ
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ホテルにて

ホテルで2人っきり1泊したら帰るか…魔族がこの前来たのは偶々だと思うが一応心配だ。

ライカは隣で嬉しそうな顔で通信魔導具を手に取り母親と会話する。内容は村にある誰も住んでいない家を買うから手続きだけ済まして欲しいと言う内容であった。ライカの持ち金富豪も居たポーカーで総取りしたので村の家くらい余裕で買える。


母親と話しを終えるとライカは前に魔物の血で作る飲み物を売っている店からサービスだと受け取った小瓶を手に取る、勿論中身をライカは知っている。


ライカは魔王に笑顔で尻尾を振りながら小瓶を差し出しながら言う。


負けたら何でも言う事聞くんですよね!飲んで下さい。


魔王はなんだ?と思いつつ小瓶の蓋を開けて中身を解析……媚薬だ、しかも前のはジュースにして薄めた者だから原液だ…。


魔王は冷静に言う、ライカこれ中m


飲んで下さい!!負けたんですよね!負けたんですよね!約束しましたよね!


ライカの目がギラついている…何処かで見たな、狼の魔物が狩りで獲物に重傷を負わせて食べる前の目だ。


魔王は屈辱を味わう。少し悔しがりながら言葉を発する。


お願いは一つだけで飲んだらもう遅いし寝るぞ。


ライカの目は輝く。


魔王は小瓶の中身を飲んだ。不味いなと思う、まぁジュースに薄めて飲む者なのだろうしワインにするにも余り適さない魔物の血だ、味は二の次なのだろう。


体温上昇、心拍数増加、心なしか…いや確実にライカが美しく輝いて見える。自分の物にしたい気持ちだ。

まぁ…感想はそんな物だな。普通に横になる、ライカが正面から抱きつき期待の眼差しを向けるのを無視して魔王城に居る魔王本体とケルベロスの肉体にある魂と共鳴する、これで安心…いや、寝れないなこれ。抱きついているライカの匂いに媚薬の効果で反応せざる終えない。目をつぶり寝た振りをするが心音で寝てないのもバレてるな、尻尾が毛布を揺らして居るのが伝わる。


まぁ小瓶の中を観察した感じ効果は8時間で切れる。


二人は寝ないまま朝を迎えた。



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