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魔導歴史書  作者: ルイ
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魔王の閃き

魔王はそろそろだな、と考え、過去の閃きを実行に移す。

「なに、勇者と猫……魔術師だったな。あいつらがやっていたことを真似するだけだ。少し癪に障るがな」


魔王の死後、少し後の時間に遡る。側近のサキュバスに通達した方法は簡単だ。特殊な紙を魔王の血に浸し、それをサキュバスに渡す。血液操作で文字が浮かび上がる仕組みになっている。

サキュバスは、魔王が生きていると察し、嬉々として命令に従った。


命令は、ケルベロスのクローンを作り、心臓部に魔王の玉座にある魔剣の柄の装飾品――赤い魔石――を埋め込むというものだった。


クローンの作り方は簡単だ。魔物の死骸から情報を分析し、その魔物の体を作り、操るスライムの魔物、クローンスライムに血を注入する。クローンが完成すれば、電撃魔法で核を破壊する。

さらに、クローンを聖剣のある湖の水を注入したクローンスライムの血液の保存液に漬け込むことで、半永久的に腐らない状態にすることができる。


魔王は、もう完成して保存液につけられているだろうと思い、ケルベロスの心臓部にある赤い魔石――いや、魔王の血の魔石――に意識を集中させた。

魔石は溶け、全身や脳に力を行き渡らせる。しかし今回は復活がメインではないため、保存液に付けているので生命機能は動かさずとも死なないだろう。


魔王は外へ出て、ケルベロスの魔法を使った。

勇者も猫(魔術師)も遠隔で魔法を使えたらしい。魔王も「出来るかも」と考えたが、なるほどこれはいい……。

これはつまり、誰でもケルベロス等の強力な魔法を使えるようにする手段だ。ただし、魔術師にはこのことを隠しておこう。


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