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魔導歴史書  作者: ルイ
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魔王討伐

魔王討伐は、精鋭50名で行われた。

魔王の放つ攻撃魔法は、猫――その中身は魔王の母である魔術師――によって相殺される。

剣聖と宝石師、そして勇者が次々に魔王にダメージを与え、回復の余地を許さない。魔法騎士はその隙を逃さず、傷を悪化させ、固定化する。残りの魔法使いたちもまた厄介で、攻撃は雨のように降り注いだ。


だが一番の厄介者は勇者である。

彼は目の見えぬ弟と感覚を共有し、弟の魔法による未来視で数秒先までの戦局を把握していた。加速魔法で攻撃しようとしても、勇者の銃が魔王の肉体を事前に抉り、発動さえ許さない。


勇者の魔法は「時戻し」――物体や自身の時間を巻き戻す能力である。

彼の専用武器『デザートタイガー』は魔王にも致命のダメージを与えることができる。軽量化と反動抑制のため、一度撃てば銃は壊れるが、薬莢と弾丸ごと時戻しで元通りになる。

何よりも恐ろしいのは、勇者が休み休み攻撃する他の者たちとは違い、常に戦い続けられる点だ。時戻しにより、魔法の使用制限である脳のオーバーヒートも回復される。


攻撃を全力で勇者に注ぎ、殺しても、時戻しにより彼は再び立ち上がる。

魔王は、遂に打ち破る術を失った。

死傷者も大勢出したが、討伐には成功した。

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