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虚空騎士ファイリスク  作者: ミカナ・クーシュル
虚空騎士ファイリスク第一話「虚空騎士と冒険家」
2/19

虚空騎士ファイリスク一話part1

その女性はそうつぶやくと小型宇宙船が置いてある格納庫に向った。

「燃料は大丈夫ね、・・・よし!目標地点は地球のあのところに。」

そうして宇宙船は地球に向かった。




そしてその地球のとある国で

「へーいMr.櫻田(さくらだ)!」

「ん?どうしたんだよ、マイク?」

「これから、例の遺跡に行くんだろ?」

「まぁな。」

「これ、あんたの親父さんから荷物届いてるぜ!」

「ありがとよ、マイク。」

「それじゃあ、また会おうぜ!Mr.櫻田。」

「おう、また世話になるよ。」

そうして俺はマイクと別れて、親父から届いた荷物の確認をした。

「そういや、なんで荷物なんか?」

なんせ親父がこうやって荷物を送ることなんて初めてのことだしな

「これって、指輪?・・・え?なんで?」

それと親父からの手紙も一緒に入っていた。

え~と何々?

『近頃お前が訪れるであろう遺跡で必要になるものだ。今は意味が分からなくてもいい、いずれわかることだからな 』

なんだこれ?ずっと頭の中ではてなが浮かんでいた。

「まぁ・・・いいや、そんじゃ行くとするか!」

あ、そういや自己紹介まだだったか?んー?

まぁいいか、俺の名前は櫻田聡史、冒険家だ!今は古泉遺跡という名前の遺跡を探索しようと思ってここに来たんだ、なんせこの遺跡は地球軍でも手を出せないところらしいんだ。なんせここの調査に訪れた現地の調査スタッフが全員行方不明になっているっていった話だ。といってもあくまで人づてに聞いた話であり、その審議も定かではなかったんだけど・・・そのなんだ、冒険家としての血が騒いでな、ここに行きたい、行かなきゃいけないって思って・・・それで気づいたらここにきてたってわけ

これは俺の性分だからあんまり言えないけど、はっきり言ってよくない性格だとはわかっている・・・わかっているのだがどうしてもな・・・親父は若いうちはそれでいいなんて言うんだよな~

・・・ま、血は争えないってことだよな

と、そんなことをしている間に目的地に着いたみたいだ。そうここが古泉遺跡だ。




「・・・なんか外見の古さより中は結構新しい?」

どういうことなんだ?確かに外見は遺跡って感じだったんだけど・・・中は今の建物とほぼ大差のないというか少し近未来的な感じがするな・・・

「      」

「ん?」

なんだ?

「なんか今声がしたような・・・いや気のせいだな。」

「そ   まえ」

「ッツ!」

「そこのおまえ」

「だれだ!?」

「ようやく私の声を聴ける者が現れたか。」

「は?声が聴こえる者?」

ようやくって何だ?訳が分からない俺を置いてその声の持ち主は俺に声をかけてきた。

「・・・確かにお前の言いたいこともわかるが、こっちに来てくれないか?」

「・・・いやどこにいるんだよ?」

といった言葉とは裏腹に足が勝手に歩き出していた。そんな感覚を覚えながらも声の持ち主のほうに近づいた・・・近づいたのはいいんだけど・・・

「ロボット・・・?」

そう、その声の持ち主のほうに導かれるようにそこにたどり着いた・・・だがそこにいたのは人ではなく鎖みたいなものに拘束されていたロボットがそこにはいた。


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