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虚空騎士ファイリスク  作者: ミカナ・クーシュル
虚空騎士ファイリスク第三話「地球と帝国の一日」
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虚空騎士ファイリスク三話part5

会議が終わりヴァクリガ様とクルート様は出て行き私も陛下とともに王座へと戻った。



地球軍司令部屋

古泉遺跡からファイリスクの修理に必要な素材をあらかたそろえて地球軍に戻った俺は大将さんのところへ案内された。

「さて、聡史君。回収作業ご苦労だったね。」

「別に俺は大丈夫だったぜ?」

あの後奴らが攻めてくることはなく無事に回収は終わった。やつらのことだからまた攻めてくるものなのかとは思ったが来なかったのはよかったことだな、うん。

「・・・で、俺をここに呼んだということは?」

「うむ、アイリス様の買い物の外出を許可しよう。」

「よしっ!そう来なくっちゃな大将さん!」

「ふふっ、君は本当に元気でいいね。」

「そうかなぁ?」

元気がいいか・・・俺はただ自由が大好きなだけの男だぜ?まぁ元気じゃなきゃ冒険もできねぇしな。

「うむ、その元気をいつまでも維持してほしいの。」

大将さんとそんな話をして俺は司令部屋から出てそのままアイリスがいるところに向かった。



「あっ、サトシ。」

「おう、アイリス。元気してるか?」

「元気も何も数時間前も会っているでしょ?」

「いや・・・そういう意味で聞いてるわけじゃないんだけどな・・・」

相変わらずちょっとずれているが・・・まぁ今まで外のこと何も知らなかったわけだからそんなの気にするほどではねぇか。すると海から声を掛けられる

「聡史、少しいいか?」

「どうしたんだ海?」

「いや、町に降りるのならある所にこれを届けてほしい。」

と海から小さい袋をもらう。なんか・・・中に箱みたいなものがある気がするが?

「ん?海、これは何だ。」

「お前が気にするほどではないものだ。」

「そうか・・・んでどこに届ければいいんだ?」

「それをここに住んでいる夏野という女性に届けてほしい。」

「はいよ。にしてもお前そんなの買えた時間なんてあったのか?」

「お前がここに来る少し前にな・・・ったくこんなことが起こらなければ自力で届けられたというのに。」

「そ、それは。まぁすまねぇ。」

「そう思うならこれを届けてくれ。それと俺の車のカギだ。」

「あいよ。・・・と、すまねぇアイリス待たせちまったな。」

「ううん、私は大丈夫だよ。」

「おう・・・とその前にその服装でショッピングモールはいろいろ目立つよな。とりあえず先に俺んちに行くか。」

「サトシの家?」

「おう、まぁ冒険家って以上家にいられる機会ってのはなかなかねぇけどな。」

「そうなんだ。それでサトシの家に行ってどうするの?」

「とりあえず服を。サイズが合うならとりあえず妹の服を少し借りるか・・・それか母さんの服が残ってるからそれを借りるか。」

「サトシって妹がいたんだね。」

「ん?まぁ冒険家になってからはあんまり会えてはないんだけどな・・・と荷物取ってくるから少し待っててくれないか?」

「うん、わかった。」

妹の話で思い出した俺は大将さんから借りていた部屋に置いていたバッグを持ってアイリスのもとに戻った。

「すまねぇアイリス、でも助かったぜ。」

「私は大丈夫だけど・・・なんで助かったの?」

「いや、まぁ冒険行った帰りにないつも妹にお土産を買って帰るんだよ。」

「そうなんだ。妹さん羨ましいな~」

「そういうもんか?」

「うん、そうだよ。私はそういうの一切なかったからな~。」

「そうか・・・じゃあお土産と言えるかはわからんが向こう着いたらなんか買ってやるよ。」

「え、いいの?」

「おう。今までそういった体験はないんだろ、だったらこれから体験していけばいいじゃねぇか・・・と海の車はこれだな。どうぞお姫さま。」

「私のことはアイリスでいいって。」

海からもらった車のカギを使って車を開けアイリスを先に乗せ、俺も車に乗って車を走らせ俺の家に向かう



「よーし着いたぜ、ここが俺の家だ。」

「ここがサトシの家なんだ・・・結構大きいんだね。」

「まぁ金は親父の仕事でだいぶ金はあるしな・・・それのおかげで俺も冒険家として活動するための資金には困んなかったな。」

「サトシのお父さんってなんの仕事をしてるの?」

「ん?トレジャーハンターがメインの仕事だけどそこで稼いだ金を株とかで増やしてるって感じ。」

「そうなんだね。サトシは今も冒険するときはお父さんのお金使ってるの?」

「いや、今は自分で稼いだ金額で賄ってるさ。」

「そうなんだ。でも冒険家ってどうやって稼いでるの?」

「それはな・・・」

「お兄ちゃーん!」

「おう、桃。ただいま。」

「うん、お帰り・・・そっちのきれいな人は?」

「ん?ああこいつはアイリスっていうんだ。」

「初めまして私の名前はアイリス・ナイザールっていうのよろしくね・・・ええっと。」

「私のことは桃で大丈夫だよ、アイリスさん。」

「そう?じゃあよろしくねモモ。」

「うんよろしくね・・・ところでお兄ちゃんとアイリスさんの関係って?」

「ん?・・・何なんだろうな?」

「どうなんだろ?」

「・・・・・・」

桃がなぜかジト目になりながら黙ってこちらを見てくる

「・・・そうだな、冒険してるときに出会ったやつでたまたまこっちに来たから案内しているって感じで、まぁ見ての通りかなりのお嬢様でな服をそんなに持っていないからお前や母さんの服を少しだけ貸してくれねぇか?」

「そういうことなんだ、うんわかったよ・・・う~んサイズ会うかな?」

どうやら納得したようでそう言いながら家のほうに向かっていった

「ふぅ・・・なんだったんだあいつ。」

「う~んどうなんだろうね?」

「ま、とりあえず俺たちも行こうぜ。」

俺とアイリスも家のほうに入り、桃の帰りを待つ

「お待たせ、それじゃあアイリスさんこっちに。」

「わかったわ。」

「お兄ちゃん覗かないでね。」

「別に除きはしねーよ。」

なぜ俺がのぞきをすると思ったんだ。覗き以前に冒険から帰ってきた後の荷物を整理しないといけないしそんなことする暇なんてねーよ・・・いやしねーよ!?

そんなこんなで荷物を整理して数日分の荷物を入れ、そのまま簡単な菓子を作っていると桃が戻ってきた。

「お兄ちゃん、戻ったよー。ってお兄ちゃんまたお菓子作ってるの?」

「おう、別にいいだろ、好きなんだから。」

「ま、お兄ちゃんがそれでいいならいいけど、そうそうアイリスさんの着替え終わったから呼んでもいい?」

「ああ、いいぞ~」

わかった~と言いながらアイリスを呼びに行ってる間に作っていた菓子をオーブンに入れて待っていると二人が戻ってきた。

「サトシ、お待たせ・・・どうかな。」

「うん?・・・」

「お兄ちゃん?」

アイリスの声を聴いて後ろを振り向くとさすがに桃の服は切れなかったのか母さんの服を着たアイリスを見たとき・・・なぜだかわからないが懐かしい気持ちもあったが、だいぶ似合っていた。

「サトシ?」

「え?・・・あ、ああ。似合ってるぞアイリス。」

「うん、ありがとう。」

「さすがに私とアイリスさんじゃ服のサイズじゃ会わなかったけどお母さんのサイズと似合ってよかった。それにしてもお母さんの服着ているだけなのに少し雰囲気似ているような・・・」

「そうなの?私はサトシたちのお母さんのことは知らないからよくわからないから・・・その。」

「いや、気にすることじゃねぇって。」

「そうですよ、アイリスさん。」

「そう?」

「ああ。」

それと同時にオーブンが終わった音が鳴り俺は出来上がったお菓子を取り行く

「ほらよアイリス、出来上がったばかりで熱いが食べてみろよ。」

「これは?」

「これはクッキーってお菓子だ。」

「クッキー?」

「さっきも思ってたけどアイリスさんってお嬢様っていうのに少しずれてるよね。」

「さすがにそれは漫画の見すぎじゃねぇか、アイリスみたいなやつはほんの一握りぐらいしかいないだろ。」

「そういうものかな~」

「そういうもんだろ?」

そんなやり取りを桃とやっている傍らアイリスは俺が作ったクッキーをすごい勢いで食べていく。そして一言

「おいしい・・・」

「でしょ!?お兄ちゃんってお菓子作りもそうだけど料理全般が上手いの!」

「さすがにプロの人よりかは下手だけどな。」

「私の所の料理人よりもおいしいよサトシ。」

「まじで?」

「ほら、やっぱお兄ちゃんってすごいんだよ。」

「うん、そうだね。」

とアイリスと桃は俺の料理の腕についてで盛り上がる。



俺ここにいる意味ある?


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