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虚空騎士ファイリスク  作者: ミカナ・クーシュル
虚空騎士ファイリスク第三話「地球と帝国の一日」
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虚空騎士ファイリスク三話part3

クロリアスに作戦を伝えた後のやつの反応としたら面白いものだった、だがこんなもので終わりではない。あいつには最後の役目を伝えていない伝えてしまったら面白くないではないか。我が帝国人は常に上位の存在でなければならない、地球人などという下等生物に負けるわけがない・・・フフフ

「覚えておけよ・・・ファイリスク・・・そしてそのパイロットの櫻田聡史よ。私が本気になればどうなるのか身をもって味わうがよい・・・」



「ゼクマ様、少し時間よろしいでしょうか?」

先ほど見つけた書類を見ていたらクロリアスが訪ねてきただが少し様子がおかしい・・・先ほどとは顔つきが違うようだが、しかしそんなことは俺には関係ない

「どうしたんだ?」

「無理も承知なのはわかっていますが帝国随一の力を持つゼクマ様にぜひとも師事をお願いしたいのです。」

「ほう・・・だが師事とあればクルートやヴァクリガでも大丈夫ではないか?」

「確かに考えましたが実力の強さやお三方の戦いの仕方を加味してゼクマ様にお願いしたいと思いここにきました。」

「なるほど・・・フッ。」

「ゼクマ様?」

俺があの二人よりも強いか・・・確かにその通りだ、クルートは一見おとなしそうに見えるが戦い方は力任せの雑な動きしかしない、ヴァクリガは遠くから撃ったり不意打ちを主に使用する卑劣な奴だ。俺の戦い方のほうが兵士どもにとってはやりやすいだろう・・・なんせ俺も兵仕として戦果を挙げここまで漕ぎつけたんだしな。

そして俺は少し不思議がっているクロリアスに対してこう答える

「いいぞ、クロリアス・・・俺にも俺のやるべきことがある短期間で仕上げるぞ。」

「はい!よろしくお願いします。」

とはいっても強くなりすぎないようにはしないとな・・・いや、鍛えた結果どうなるのかはこやつの力量しだいだがな・・・資料に関しては向こうに向かった後にじっくり見るとしよう



一方古泉遺跡に向かう聡史たち


「はぁ~めんどくせ。」

「おいおい、もう少し楽しそうにしろよ。」

「そうは言うけどよ~・・・いや待てよ。」

「どうしたのだ、サトシ?」

「なぁ、主任さんよ。」

「どうした?」

「少しの間だけでいいんだ・・・遺跡の中探索させてくれね?」

「・・・だめだ。」

「本ッ当に少しだけでいいんだ・・・頼む!」

「私もそうさせてやりたいのだが中将に「もし、あいつが探索させてくれないかと聞かれても自由にさせるな」と頼まれてな。」

「すでに読まれてたか・・・」

「ま、あくまで自由にだから誰かと行動するのなら許可は出そう。」

「誰かとか・・・いややっぱいいや。」

「そうか?」

「そう、冒険もだが探索するのも基本的に一人がいいんだよ。」

「ほぉう、だが誰かと一緒に協力しながらやるのも楽しいと思うぞ?」

「俺も最初のうちはそうだったさ・・・昔はな。」

「何かあったのか?」

「いや、別に大したことじゃないからいいんだけどな。」

「・・・そうか、深いことは聞かないぞ。」

「そうしてくれた方がありがたい。」

「だからと言って一人ではいかせないからな。」

「うす。」

と主任さんが運転する車の助手席に乗りながらそんな話をした。

「にしても本当に小僧が居なくても動けるのだな。」

「とはいっても俺が乗ってないと戦闘はできないけどね。」

「不思議なものだな・・・ファイリスクとやらは。」

「・・・・・・」

確かにあいつに乗っているのにあいつのこと何にも知らないよな・・・それにあの空間にいたときに聞いた声、あれっていったい何だったんだ?まだまだ知らないことがあるもんなんだな・・・あそこで何かわかればいいんだが

そんなことを考えていると主任さんから声が掛かる

「小僧、例の遺跡にもうすぐ着くぞ。」

例の遺跡・・・つまり古泉遺跡にもうすぐ着くらしい。



無事についた俺と調査班のみんなは調査のための機材を準備し、俺の先導でファイリスクと出会った場所に向かった。

改めて遺跡の中を見てみるとやっぱり本当にここ遺跡なのかって思うほどきれいで近未来的だった。それは調査班のみんなもそう思っていたようで

「外から見たらザ・遺跡なのに中に入るとこんなにもきれいなのか。」

「キレイっていうよりも新しい?」

「新しいっていうよりか未来的みたいな感じか?」

「それだ。」

などなど大まか俺と同じような感想みたいだ

「やっぱみんなもそう思うのか・・・」

「小僧もそう思ったのか?」

「まぁね・・・っと着いた、ここが俺とファイリスクが出会ったところだ。」

「ここがそうか、瓦礫の跡が沢山あるな。」

「ここであいつらに初めて襲われあいつに初めて乗った場所だからな。」

「なるほど、だからか。」

「そゆこと・・・っとファイリスク呼んであの瓦礫どけた方がいいか?」

「ああ、それで頼む。」

「はいよ・・・って言っても遺跡の入り口に待機させてたんだったな・・・念じれば来るか?」

「テレパシー使えるのか?」

「いや使えねぇけど。念じてみればワンチャン来るんじゃね?」

「さぁな?やってみてみればいいんじゃねぇか?」

「よし・・・やってみるか。」

ファイリスク・・・俺たちが初めて会ったところに来れねぇか?

と念じてみる・・・すると上空から

「どうかしたのかサトシ?」

「来た・・・」

「案外念じてみれば来るものだな、小僧。」

「そうみたいだな・・・よし、ファイリスクこの瓦礫どけたいから乗せてくれ。」

「分かった。降りるから避けてくれ。」

ファイリスクが降りて来られるように俺と主任は安全な場所に避け、ファイリスクに乗り込みそのまま瓦礫をどける


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