表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
虚空騎士ファイリスク  作者: ミカナ・クーシュル
虚空騎士ファイリスク第三話「地球と帝国の一日」
12/19

虚空騎士ファイリスク三話part1

「ねぇサトシ?」

「どうした?」

改めてそんなことを考えているとアイリスに声をかけられた。

「お買い物行きたいから連れてって。」

「おう、わかった。海大丈夫だよな?」

「それは私にはわからないな、あとで九十九大将に聞いておこう。」

「あんがとな。」

そんなやり取りをしたその後俺とアイリスはファイリスクに乗り海が乗っている軍用車に先導されて日本支部に戻った。俺はアイリスを先に降ろし格納庫に向かった

「おお海君戻ってきたか。」

「はい、無事聡史を見つけました、それと。」

「うむ?・・・そちらのお嬢さんは?」

「九十九大将、初めに行っておきますが彼女は我々の味方です。それを踏まえたうえでお聞きください。」

「うむ、わかった。」

「初めまして、私の名前はアイリス・ナイザール、あなたたちが戦っているライリスク帝国の皇女です。」

「ふむ・・・ライリスク帝国の皇女様とは・・・いやはや不思議な感覚のう。」

「大将さん、不思議な感覚ってのは?」

ファイリスクを格納庫に置いてきて海たちのところに着いた俺は大将さんに聞いた

「うむ・・・なんというべきか、そうそう君と同じ雰囲気を感じたからだ。」

と俺を指さしてきた・・・え?俺?

「サトシと私が?」

とアイリスも不思議そうに聞いた

「うむ、何故かはわからないがな。だから信じてもいいと思う。海君みんなを集めてくれ、緊急会議を行う。」

「わかりました。聡史もですか?」

「うむ、アイリス様とそれに聡史君もね。」

「え、めんど・・・」

「わかりました。ほらサトシも行くよ。」

「え、ちょ!アイリス押すなって・・・行くよ行くから!」

「あの二人ずいぶんと仲がいいんじゃな。」

「そうでしょうか・・・どっちかと言うと弟の世話を焼くお姉さんの感覚ですが。」

「そうかの?私たちも行くとするかのう。」

「そうですね。」



「みんなに急遽集まってもらったのには訳があってね。」

大将さんが日本支部のみんなに声をかける。そういや日本支部ってあんまり人居ないんだよな・・・軍隊って言ったら大体300人ぐらいはいるだろ・・・知らねぇけどさ

「あの九十九大将が緊急会議を開くことがあるなんてめったにないことですから、こっちとしても少しうれしいです。」

「まあの、他の支部とは違って私たちは忙しくはないからの。」

大将さんと日本支部のみんなが会話をしているそのはたで

「まぁ日本はほかの地域と比べて平和だもんな~、お前もそう思うだろ海?」

「確かにそうだが不測の事態に備えての行動は準備しておくべきだ。」

「それはそうだがそんなことなんてめったに起きないだろ?」

「現にこうして不測の事態は来ているのだがな。」

「私とかサトシがここにいることね。」

「それはそうですが、他の国との戦いはいざ知れず、地球外生命体が攻めてくることなんてそんなにないことです。」

「そういうもんか。」

「そういうものだ。」

と俺と海、アイリスが会話をしていると大将さんから声が掛かる

「みんなも知っての通り今我々が住む地球がライリスク帝国という名の侵略者の手によって危機が迫っていることはわかっておるな。」

「はい。そのライリスク帝国を止めるための重要なキーとなるファイリスクという機体が私たち日本支部にあることもですよね。」

「うむ、そしてそのファイリスクを操れることのできる唯一のパイロットである櫻田聡史君この二つの条件がなければ我々に勝ち目はないしかし、・・・」

「みんなの知っての通りこいつはただの冒険家であり、軍人ではないため技量というものは無い。」

「はっきり言ってくれるぜ。」

大将さんと海の話を聞いていたら海のやろうなバッサリ言ってきて少し不貞腐れながら小声で返す

「確かに前日の襲撃で墜とされてましたしね。」

「だがあれは不意打ちだったけどな。」

「でもよあれはどう見えても押され気味・・・いや途中で動きが変わったよな。」

「そこはどうなんだ、櫻田?」

「え?・・・ん~俺も必死だったから何とも言えないな。」

「・・・ごほん、そこの振り返りは後にして今は進めてもいいかな。」

話が脱線する前に大将さんが静止をかける

「・・・うむ、いいな。さてこれからが本題だ。海君頼むよ。」

「わかりました。」

大将さんが海に本題・・・つまりアイリスのことの説明をし始める

「それでは今朝起こったことを話そう。皆も聡史とファイリスクが堕ちた地点は把握しているだろう。」

「それでそこで何が起こったんですか。」

「それはそちらのべっぴんさんと関係があるのですか?」

「確かにずっと気になっていたんですよ。あまりに奇麗で。」

そうだそうだとみんなが盛り上がる・・・やっぱこういった男だらけの閉鎖空間みたいなところにいると溜まるのか・・・

「サトシ、サトシ?」

「ん?どうした。」

「なんでみんな盛り上がっているの?、それとちょっと目が怖い・・・かな?」

「あー・・・まぁ、いろいろあんだよこいつらも。」

「そういうものなの?」

「そういうもんだよ。」

と適当に返事を返す・・・すると海が

「お前らはいちいち口を挟まんと気が済まないのか!」

と怒鳴る・・・まぁ会議進まんしな

「・・・では戻ろう、それで私はこちらの方と会った。では自己紹介のほうを。」

と海にアイリスが促される

「皆さん初めまして私はアイリス・ナイザール・・・ライリスク帝国の皇女です。」

とアイリスが自己紹介はする・・・さすがにライリスク帝国の姫さんだったからか全員が黙る。さすがに何されるかわからないから俺はアイリスの横に立つ

「確かに皆さんの思っている通り私はまごうことなき敵の皇女です・・・ですが少なくとも私は皆さんの地球の味方です。」

「口ではそう言えるとは思うが・・・だが俺自身からもこいつは大丈夫だって思うぜ。」

「私も初めは信じられなかった・・・だがこの人は聡史と同じくファイリスクの声を聴けそしてファイリスクを従えていた。それにこの男が信用した人間は確実に信用できるといえる。」

「なるほど・・・みんなあの黒影中将が人を短期間で信じたってことは本当にいい人なのかもしれない。」

「確かに俺も中将に信用されるまでに数か月は立ったからな・・・信じるしかあるまいよ。」

「お前・・・どんだけ心開いてねぇんだよ。」

「別にいいだろ、人を本当の意味で信用するのには時間がかかるものだ。」

「へー。」

「とはいえ信用はしているが心からの信用はまだしていない。」

「なんでだ?」

「さっきも言ったと思うがお前が居るからだ聡史。」

「そうかよ。」

「最初から思っていましたが仲が本当によろしいんですね。」

「そうか?」

「そういうものか?」

とアイリスの言ったことに二人で同時に反応する。

「ほら今も息ぴったり。」

確かに俺たちって最近会ってないから忘れてたけど学生時代って名コンビって言われてたもんな、そんなことを考えているとその様子を見てた日本支部のみんなが

「・・・・・・・いいな。」

「うん、あの笑顔・・・いい。」

「そっちもいいけど海中尉のめったに見れないシーンが多いよな。」

「でもやっぱアイリス様の笑顔いいよな。」

「・・・だな。」

などと会話していた。

「おい、お前らいつまでそんな話をしている!」

と技術主任が一括する。

「すいませんこいつらが。」

「ほっほ、別に構わんよ。しかし話を戻さんとな。」

「そうでした。みんなもわかったと思うがアイリス様は我々に協力してくれることとなった。そこでみなに任務がある。」

と海がみんなに声をかける、するとあれほど騒がしかった雰囲気が一気に静かになった・・・静かになったり騒がしくなったりずいぶんと忙しいんだなこいつら

そうおもっていると海から

「今回の任務お前にも協力してもらうぞ聡史。」

「え!?」

「何を驚いているファイリスクを修理するための素材を古泉遺跡に取り入ってもらうため少なくとも遺跡のことをわかっているファイリスクを連れてきてもらう必要があるからな。」

「別にあいつはいいんじゃねぇか?」

「いや、もし運搬中に帝国が襲ってきたときのための護衛もかねていってほしい。相手はファイリスクの修理素材を奪いに来る可能性を考えてな。」

「まぁ・・・そういうならいいけどよ。」

「そうしたらアイリス様の生活に必要なものをそろえるための外出許可をやろう。」

「だって、ね、頑張ってサトシ。」

「はぁ・・・めんどくせぇ。」

「うらやましいぞ櫻田!」

「そうだ!俺たちにもアイリス様の応援を欲しいぞ!」

と一斉に声を荒げる日本支部のみんな

「えっ、えっと・・・皆さん頑張ってくださいね。」

アイリスも戸惑いながらみんなを応援した

「よし!やるぞお前ら!」

「よぉし頑張っていけるぜ!」

と大はしゃぎした・・・こいつらさては単純バカだな?

まぁそんな感じで俺たちは古泉遺跡へと向かった。


予想では一週間で三話全部かけるかなと思っていたのですが思っていた通りには書けなかったので今後は一週間に1partずつ出すことにします。

書く時のペースが戻ればストックが終わるまで毎日投稿していきたいと思います

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ