8回目 紹介しても評価されなかった? そりゃ、読者の趣味からかけ離れてるからだろ
そもそも、ランキングとは結果だ。
結果の集合体だ。
これに文句を言ってどうすんだろうとも思う。
まず、結果に出るまでの行程をどうにかするべきだろう。
これもまた批判者の問題だ。
つまり、ランキングに変化をもたらす為の努力が見られない。
しているのかもしれない、していたのかもしれない。
しかし、俺はそういったものを見た事がない。
やってる事と言えば、人気作への批判…………いや違うな。
批判といってるが、俺にはケチつけてるようにしか見えないのだが。
まあ、批判というのが、暴言・罵倒・侮蔑・ケチをつけるという事の代名詞なら正しいのだろうが。
実際、俺は批判とはそういう意味なのだと思ってる。
もしかして、これがランキングへの働きかけであろうか?
だとしたら、的外れも大概だ。
必要なのは、現在ランキングにのってるような人気作品以外の紹介。
まずはこれだろう。
批判者が本当にもっと面白い作品があると思ってるのか。
また、もっと面白い作品のありかを知ってるのか。
少なくとも批判者にとって面白い作品が実在するのか。
それは分からない。
だが、仮にあるとしよう。
仮にだ。
実際にあるかどうかは分からん。
無いと考えた方がいいのかもしれない。
それでも、批判者が好む、面白い作品があったとしよう。
では、それはどこにあるのか?
それが分からない。
分からないから評価しようがない。
評価出来ないから、ランキングにのる事は無い。
もしそれが本当に面白いなら、ランキングにのるだろう。
それだけの読者を集め、評価を集めるなら。
小説家になろうに限らず、こういったサイトに来る人たちは面白い作品を求めてる。
常に求めてるはずだ。
そんなものがあるなら喜んで熟読するだろう。
だが、批判者が求めると思われるものはランキングにはない。
つまり、誰も評価してないのだろう。
していたとしても、少数なのだろう。
おそらく、趣味趣向が多くの読者から離れてしまってるのだろう。
だから評価されない。
閲覧者が増えれば変わってくるかもしれないが。
それでも、多くの人が楽しいと思うようなものでなければ、評価などされないだろう。
批判者にとっては、それは楽しい作品なのかもしれない。
しかし、他の多くにとってはそうではない。
だから評価されない。
当たり前の事だ。
文句言うほうが間違ってる。
紹介するなら、面白いものでなければ意味が無い。
他の人がつまらないと思うものを紹介しても意味がない。
人は自分が面白いと思ったものを評価する。
つまらないと思ったものは評価しない。
この当たり前の事実をまずは認めよう。
もっとも。
そもそもとして、批判者が本当に面白いものを求めてるのかどうか。
まず、そこに疑問があるのだが。
確かめようがないので何とも言えない。