6回目 読者が評価しないのが…………いや、なんで読者がそれを評価しなくちゃならんのだ?
読者が何を評価しようが読者の自由。
これは基本だと思う。
そうした評価の結果が、今のランキングだと考えてる。
なので、これは読者の相違の一端をあらわしてる。
そう考えている。
批判者の中にも、次のような事を言ってる者もいる。
批判擁護の中で出てきたものだと思う。
「受取手が何を思うかも自由」
たしかこのような事を述べていたと思う。
一字一句同じとは言わないが、概ねこういった内容の事をだ。
ならば、多くの受取手である読者が何を評価しようとも自由。
その結果が現在のランキングである。
もちろん、評価してる者の中には批判者も含まれる。
この評価の結果の合計がランキングに出ている。
しかし、これがお気に召さないのか。
こんなランキングの結果を非難してる者もいるようで。
同一人物ではないはずだが、同じく批判者だと思われる者がだ。
読者の水準が低いから云々といったような発言も見た気がする。
気がするだけで、おそらくそんな事は無いと思いたい。
俺の勘違いであってほしい。
そんな人は実際にはいないのだと。
ただ、これらが全て事実だとして。
そうなると矛盾が発生する。
一方で、受取手の自由として。
もう一方で、その受取手を非難する。
なんだこれと思ってしまう。
同一人物ではないのだから、違った意見も出てくるだろう。
しかし、同じような考えの者同士でこのような意見の食い違いがあるとしたら、どうなのだろうとも思う。
読者も批判者も含めた全員が等しく評価出来るなら。
あとは支持者が多い方がランキングに表示される。
当たり前の事だ。
この投票や集計が、コンピューターのバグなどで正確に出来てないなら問題だ。
速やかに改修してほしいとは思う。
しかし、全うに機能してるならば。
誰もが等しく投票できて。
その集計もしっかり行われていて。
その結果が表示されるなら。
ランキングに何の問題もない。
批判者が否定している作品がランキングに掲載されている。
それが数多く存在している。
それは確かだろう。
だが、それの何が問題なのか?
ランキングを独占するほど、人気のある作品傾向がそろってるという事だ。
批判者とは別の趣味を持ってる人たちがそれだけ多いのだろう。
投票してる人たち、評価してる人たちがそれだけ多いだけだ。
別におかしくはない。
言い方を変えるなら、批判者が好きな作品は他の人にはつまらないのだろう。
少なくとも、評価しようとは思えないはず。
だから評価されない。
ただそれだけのはずだが。
どうしても評価が欲しいなら、読者によりそった話を書くしかない。
それが嫌なら、読者は絶対に評価しない。
当たり前だろう、自分が好きでも無い話をみて、どうして評価が出来るのか?
そもそも、批判者が何が好きなのかも分からんが。
なにせ、自分の好みを語ってる批判者にお目にかかった事がないので。
だから、どういった話が好みなのかさっぱり分からない。
分かることは一つ。
多くの支持を集めてる作品の傾向・流れ・ジャンルとはかけ離れたものなのだろう。
あるいは正反対なのか。
ともかく、現在のランキングを独占するような話とは違うようだ。
違うのが分かるだけで、明確に何を指してるのか不明だ。
自分の好みの話がランキングに載らないのを気にしてるなら。
それは支持者が少ないのが問題だろう。
まず、その話の紹介が先だ。
もっとも、批判者が嫌いな相互評価になるから紹介も出来ないだろうが。
もし、単にランキングの現状を危惧してるとかなら。
余計なお世話でしかないだろう。
現状、ランキングは読者の意思や意見が反映されている。
既に述べたとおり、プログラムなどの機能が正常に働いているならば。
その結果、特定のジャンルなどが強くなってるだけだろう。
それの何が問題なのか?
それとも、読者に人気になってない話を支持しろというのだろうか?
それは他人への侵害でしかない。
心や考えの自由の否定だ。
そもそもとして、多くの読者を無視した話を作ってるなら。
評価されない事も当然だろう。
それでも好きなことを書くのが作者の自由だ。
それなのに評価されない事を嘆くのはおかしい。
また、支持者が少数なら、これはどうしようもない。
だからランキングにのらないというのは当然の結果だろう。
何にせよ、読者の多くは自分の好きなものを評価してるはず。
それに疑問を抱くというなら、そう考える方が疑問だ。
なぜそうなってるのか?
俺には永遠に理解できそうもない。
他の人なら分かるのかもしれないが。