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突然異世界転移生活 ~たまに変態が出没する異世界冒険記~  作者: キューブック
第三章 王都レイルゼード 学園地下迷宮
148/735

125 リンの災難?

(注)下ネタ要素あり。

(ミールside)


 遺跡の迷宮を攻略してから数日が経ちました。

 まだ正式に発表されてはいませんがワタシ達が遺跡で大きな発見をしたという話は広く知れ渡っていました。



 秘密にしてはいますが学園の人達にワタシ達のレベルが大きく上がっていることはすでにバレているようです。

 おかげで何があったのかと色々質問されました。

 詳しくは話してはいませんがとりあえずは遺跡の地下を探索していたと言っておきましたが。




 まあそのことはいいとして、今日は学園が休みなのである場所に来ています。

 ワタシだけでなく姉さんも一緒です。

 ミウネーレさんも誘おうとしたのですが、忙しそうだったので一緒ではありません。


 ここは以前にレイさんとお手伝いに来た教会です。

 リンさんに確認したいことがあったので来たのですが、今日はいるでしょうか?




「わたしに聞きたいこと······ですか?」


 いました。突然の質問に驚いているようですが。



[リン] レベル126

〈体力〉10220/10220

〈力〉6520〈敏捷〉6100〈魔力〉5500


〈スキル〉

(雄叫び)(獣化)(覚醒)(聖なる守り)

(身体強化〈大〉)(同時詠唱)

(魔力回復速度上昇〈中〉)

(異世界人の加護〈中〉)



 以前は見えなかったリンさんのステータスが

(神眼)の効果ではっきり見えました。

 凄まじいステータスですね······。



[ミール] レベル152

〈体力〉5390/5390

〈力〉1440〈敏捷〉2040〈魔力〉4880


〈スキル〉

(詠唱破棄)(同時詠唱)(神眼)

(魔力回復速度上昇〈大〉)

(森の精霊の加護〈大〉)

(異世界人の加護〈仮〉)



 ちなみにこれが今のワタシのステータスです。

 リンさん、レベルはワタシよりも低いですがステータスは圧倒的に上回っています。

 以前にレイさんとの会話で加護がどうとか言っていたのでもしやと思いましたが············。

 やはりリンさんも加護スキルを持っていました。



 しかも〈仮〉ではなく〈中〉となっています。

 つまり正式の、それもそれなりに強い加護を受けているということですね。


「リンさんなら今のワタシ達のステータス、見えますよね?」

「え············ああっ!? 加護がっ」


 ワタシの言葉で改めて鑑定したようです。

 そしてステータスに加護があることに気付いたみたいです。


「リ、リンさんって今のわたし達よりもずっと強いんだね······」


 姉さんもリンさんと自分のステータスを比べたようですね。

 ワタシはリンさんに遺跡での出来事を話しました。

 リンさんになら教えても問題無いでしょう。


「そんなことが············ミウさんまで······それで聞きたいことって加護のことですか?」

「そうです。ワタシ達のは〈仮〉ですけどリンさんのは正式なものですよね? 一体どうすれば加護が正式なものになるのですか?」


 キス以上のことと言っても具体的にはわかりません。

 やはり身体を捧げるのでしょうか?

 レイさんに聞いてもはぐらかされてしまいます。

 なのでリンさんに聞きに来たんです。


「えっ············お、教えなきゃダメ······ですか?」


 リンさんはすごく言いづらそうです。


「是非知りたいのですが、そんなに話しにくいことなんですか?」


 レイさんとリンさんは恋人関係ではないと言っていたのでまだ()()()()()()はしていないと思ったのですが······リンさんの反応を見る限りもしかして············。

 言葉にはしませんが姉さんも興味があるみたいです。


「えっと、ですね······なんと言いますか············その」

「そういえば前にスミレさんが言っていた○○○ってなんのことですか?」

「············っ!!!?」


 ワタシの言葉にあきらかに動揺するリンさん。

 これは気になっていたんですよね。


 この言葉を聞いてリンさんが加護がどうとか言っていましたし、スミレさんも加護を持っているようなので何か関係があるのでしょう。


「加護スキルと何か関係があるのですよね?」

「そそ············それはそのっ······あ、ありますけど······」


 リンさんが認めました。

 ですがどんな行為なんでしょうか。

 リンさんの反応を見る限りかなり恥ずかしいことなんでしょうが。

 ですが加護が正式なものになるのなら大抵のことはやる覚悟はあります。


「リンさん、お願いします。教えて下さい」

「う······ううっ············わ、わかりました······」


 何度もお願いするとリンさんが折れてくれました。

 ものすごく言いにくそうに説明してくれます。



「○○○っていうのはですね······く、口を使って男性のを············」






◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




 リンさんから一通りの説明を受けました。

 正直刺激が強すぎる内容だったので理解するのに時間がかかりました。

 男性のを············口で············。


 姉さんも頭が爆発しそうなくらい混乱しています。


「本当······なんですよね?」

「本当ですよっ! その通りですっ!」


 リンさんがヤケになって言います。


「リ、リ······リンさんはその············レイ君のを············したの?」


 姉さんがおそるおそる問います。

 リンさんは真っ赤な顔で頷きます。


「レイさんとその······色々あって()()()()()()をすることになって······気付いたら加護がついていたんです」


 色々あって······その色々の部分が気になります。

 何がどうなればそんな状況になるのですか?


「······つまり正式な加護にするためには()()をやらないといけないのですね」

「あ、あのミールさん······? 別に強制じゃないんですよ?」


 確かに強制ではないでしょうが············。

 しかし加護を得られるのならそれくらい······。


 他の男性なら抵抗があります。

 いえ······絶対にイヤですね。




 ですがレイさんのなら············。






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