作者による解説 in 2021
2012年4月公開の自主特撮「フォース・ガーディアンズ」脚本版。
制作当時、公開期限が迫っていたことや参加した友人たちが就労し始めたことなどを理由に、公開版とは主に終盤展開が大きく異なっている…要は撮り終えられなかったための現場対応だが、蛇足展開を入れずに済んだという意味では公開版で結果的に良かったのかも。
なお、その制作上の都合でお蔵入りしたネタが制作者に逆襲してくる…という想定で続編にあたる「フォースガーディアンズ2」の脚本は執筆されています。
とはいえ、一度本編をご覧になったことのある方は驚かれたかもしれない。本編中の行動が全く意味不明だった室長は、実はちゃんと裏で蠢く組織の闇を追っていたのだ…しかも直前半年間に作ってた「変身してみた」シリーズとの関連性まであったというw
言ってしまえばメタ要素の嵐なのだが、杉田と日暮が頑張った後なので監督が全部かっさらっていくラストにならなくて、やはり結果的には良かったと思う。制作が遅れて泣く泣くのカットだったが、ぶっちゃければある特定のBGMを使ってみたかっただけのシーンだし。
なお「闇」というネーミングと設定は当時読んでた漫画「史上最強の弟子ケンイチ」の影響なだけで特に何か深い意味があった訳ではありません。後に本作と同じメンバーによるゲーム実況会などにも参加してくれる杉田さんは、この脚本を読んでカーレンジャーネタに釣られた被害者。高校卒業後、就職が既に決まってたとはいえ、本人曰く「これの撮影のせいで春休みが消えた」とのこと(笑)
オーディオコメンタリーは、この意味不明な脚本と撮影に振り回されたスタッフたちの愚痴大会。
<序章>
https://www.youtube.com/watch?v=jYCgXHKxC7U
<本編>
https://www.youtube.com/watch?v=31hkpXbk6gY&t=5s
<ケーリンX>
https://www.youtube.com/watch?v=Rqai0Y6U-TA&t=1s
<オーディオコメンタリー版>
https://www.youtube.com/watch?v=xgJCSSIOEB4&t=9s






