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プロローグ

相も変わらず出だしは同じ

「旦那様大好き! お爺ちゃんとお婆ちゃんになってもずっと一緒にいてね! きゃ! いっちゃった!」


 「君と僕は運命の赤い糸で結ばれているから浮気は駄目だよ! 僕のお嫁さんに君はなるんだからね!」


 「ふん! 別に貴方なんて好きじゃないんだから! これは親しい友人とのスキンシップよ! もっと私の腕を密着させなさい!」



 「ねーねー旦那様一緒にこれから生まれてくる私たちの子供の名前を考えようよ。今のところ男の子と女の子合わせて98個出来たんだけど。この子たちのお父さんとしての意見が欲しいな」


 「全く君は反則だよ! そっけない態度で焦らしプレイをするなんて、僕の好きな物が分かっているね、これじゃ君から離れるなんて無理じゃないか!」


 「全く貴方はセクハラなんだから! だっ誰が可愛いですって……えへへへへ……ちっ違うわよ! 別に嬉しくないんだから! 絶対絶対そうなんだから!」


 「旦那様今度私の両親に挨拶に来てね! お父さんとお母さんも喜ぶから、それとも私が先に旦那様の両親にお嫁さんとして挨拶したほがいい? どっちかな旦那様」


 「全く君は困った子だな! 今すぐ君の子供を孕みたくなっちゃうじゃないか! 学生出産結婚でも僕はばっちこいさ! さっそくやってみるかい?」 



 「これは決して貴方との夫婦生活の予定表じゃないんだから! これは乙女ゲーの攻略ノートよっ! わわっ私がああっ貴方をすすすっ好きなわけないじゃなぃ!」

 


 これから俺は俺の幸せのために、こいつらに俺を諦めさせるための行動をしようと思うんだが、諦めさせる事ができるとは思えないんだが……

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