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鬼村

 マジック風に等価交換で物を出しまくり一万円も無駄遣いしてしまったカケルは頭がスゥーと冷め自分のやった過ちに後悔し、ベッドの上で項垂れていた。

 二億五千万ものの資金がハンデル村にあるからと油断していた。このお金はあくまでも何かあったときにすぐ等価交換で対応するためお金なのに。まだ四十九万という大金を持っているのに一万円もあれば三週間も食べていけたのにと貧乏性が出てしまう。


 「……ん? 何処か出掛けるのか?」


 項垂れるカケルを他所に熊のような人形を持ってドアを開けようとするルムネリアに気付いたカケルは声を掛ける。


 「うん。やさいをもらいにいくの」


 「野菜? 毎日貰っているのか」


 「うん……」


 何となく察してたが、たぶんルムネリアには親がいない。この家の中に置いてある家具、特にベッドが一つで布団の類いがない時点でこの家に住んでいるのがルムネリアだけと言っているようなものだ。

 もしかしたら朝から夕方まで両親が働いて帰りが遅いというパターンも考えていたが毎日野菜を貰いに行っているということはやはりいないということなのか。


 「……俺も着いていこうか」


 「うううん。わたしひとりでだいじょうぶ。だからかけるぅはおとなしくねてるの」


 心配で着いて行ってもいいか聞いたが案の定、断られた。まぁ毎日行っているなら心配はないだろうがそれでも少女一人を出歩かせるのは不安で仕方ない。

 普段は今日初めて会った人に対してそんなことは気にも止めないのだがあんな形でリーナと別れた後であれだけルムネリアと笑ったんだ心配になるのもしょうがない。


 「……何かあったらすぐに戻ってこいよ。俺が守ってやるからな」


 「…………ありがとうかけるぅ。いってくるね」


 カケルに手を振り外に出たルムネリアだったがその顔は切なそうでカケルはより一層不安な気持ちになる。けど、その気持ちを上回る嫌悪感が襲いカケルはベッドの上に大の字になり腕で目を塞ぎ嫌な空気を吐き出すようにため息をつく。


 「何が守ってやるからだよ。そんな力があるわけないのに……」


 先程ルムネリアに向かって言った言葉が脳内で鬱陶しいほどループする。無力な自分を馬鹿にするように嘲笑うように。


 「守るなんていくらでも言えんだよ。馬鹿が……」


 カケルの言う守るほど安っぽい言葉はないだろう。アマトやアーシアみたいに武力で誰かを守れるわけでもなければメルみたいに頭脳や魔法で誰かを守れるわけでもない。

 無力だと言ってもカケルには等価交換がある。それを使えば盾や壁などを交換して誰かを守ることができる。実際にそんな場面はいくらでもあった。それでもカケルはやらなかった。だってカケルはいつだって誰かを守るのではなく誰かに守られていたから。

 

 「この世界に来て俺もずいぶん変わったと思ったけど人間の本質なんてそう変わらないよな」


 自分は変わっていない。常にアオイを心の支えとしアオイに守られたあの頃と何も変わっていない。変わっていないから無関係なリーナが捕まってしまったのだ。


 「リーナ……」


 いやまだだ、と沈みかけた気持ちと一緒に上半身を起こす。


 「ここで塞ぎ込んでたらそれこそ何も変わらないままだろ」


 自分に叱咤してカケルは紙とペンを等価交換する。


 「丸一日寝るのが一番の時間の無駄だ。こういう時こそ作戦をしっかりと練るべきだろ」


 ほぼほぼ考えなしに魔都を出ていったためこんな風に考える時間があるのは良いじゃないかと脳内を無理矢理ポジティブ思考にする。


 「よーし……クライネスのありとあらゆるパターンを予測してやる」


 考えを紙にまとめながらあいつがこうしてきたらこうしてと紙にひたすら書き続けていく。

 十個以上のクライネスの行動パターンとその対処法を紙にまとめたぐらいにカケルは思った。


 「そもそも俺……クライネスの力量も鬼岩石がどんな場所かも知らねー……」


 分かるのはクライネスの使う武器が鉤爪ということだけ。クライネスが鬼岩石に来るよう指示したということは地の利を活かした策を講じているはずだ。  

 せめてどのような地形をしているのかさえ事前に知れればもうちょっとマシな作戦を練るはずなのに。


 「……鬼岩石は鬼村から少し離れた場所だったよな……ルムネリア知ってるかな……」


 ルムネリアにはこれ以上、迷惑をかけるわけにはいかないと分かっているがこればっかりは地元の鬼達に聞かなければどうしようもできない。


 「にしても……ルムネリア遅いなー……」


 ルムネリアが野菜を貰いに行ってかれこれ三十分。野菜を貰うにしても時間が掛かりすぎている気がする。


 「…………家の外に出るくらいならいいよな?」


 あれほどルムネリアに外を出るなと言われたのについ魔が差してベッドから降り、誰もいないはずなのに足音を立てない忍び足でドアの近くまで行く。

 ドアを少しだけ開けるとまず頭だけを出して周囲を確認する。

 家の外は一面ゴツゴツした荒野で生えている植物なんて今にも枯れそうな雑草ばかり。既に鬼村にいるというのを早い段階で知れたため外が荒野なのはもう分かっていたこと。開ききってないドアを全開にし、荒野に足を着けたカケルはまず家の壁に手を当て家の周りを歩く。

 これをやる意味として半分はリハビリ感覚で自分がどこまで身体を動かせるかの確認。そしてもう半分は鬼村がどのような村なのかを見るためだ。

 家の周り一周したカケルは次の行動に移る前にしばし考え込む。別に思ったよりも身体が動かなかった訳ではない。むしろこの怪我で歩けるなら上々だ。

 カケルが考え込んでいるのはこのルムネリアの家の位置に疑問を感じ色々な考察をしているからだ。


 頭の中では鬼村は点々と家が建ってサザンと同等の体格をした鬼達がいる暑苦しい村だと思っていた。

 だが、家の外に出ると近くには家は建っておらず西側の方に複数の家が建ってるのが見えた。これは明らかにおかしかった。ルムネリアに両親がいるなら特に疑問にもならないことだがルムネリアが一人でこの家に住んでいるとなると……。


 「ルムネリアは俺に言えない何かを隠してるのか?」


 別に隠してる事があってもカケルはルムネリア本人に無理矢理聞こうとは思わない。今までの経験上、初対面の相手に色々聞きすぎて互いに不愉快な思いをすると分かっているからだ。

 それにルムネリアの隠し事は聞かなくてもあの場所に行けば分かるはずだと西側にある鬼村に目を向ける。

 せっかく助けてもらい看病してくれたルムネリアを裏切り勝手に家を出て鬼のいる場所に行くだけでなくルムネリアの隠し事を探ろうとしているのは抵抗がある。けど、シンプルに大人の鬼や鬼の生活、ルムネリアの隠し事がどんななのかという好奇心が上回ってしまう。


 「自分で分かるぐらい俺って最低だな。まぁ……誰にも姿を見せなければ問題ないよな……」


 もう一回、周囲を確認したカケルは西側にある鬼村へと駆け足で行った。

 家の周りを歩いていたのと比べ少しでも走ると激痛が襲う。我慢できないわけではないが毎回、痛みがくるとなると歯痒さしさを覚える。

 痛みに耐えながら十分で鬼村に着いた。どうせ数百メートルの距離だろうと高を括っていたが実際は一キロも距離があった。道中も辺りを見回りながら進んでいたがルムネリアの家のような村から離れた家は一軒も無いことからますますルムネリアの隠し事が気になってしまう。


 「さてと……ここからは家の陰を使って進まないとな。ここは魔族領土だから鬼に襲われても文句が言えないからな」


 家の壁に身体を密着させじわじわとカニ歩きで進んでいく。家の中に鬼がいないとは限らないので窓の所はしゃがんで慎重に行動をしていく。

 次の家に移るときも顔だけをチラッと出して誰もいないのを確認してダッシュで次の家に移る。気分はまるで極秘任務に出てるスパイだ。


 「…………変だな。さっきから鬼の一人も通り過ぎやしない」


 ハンデル村よりかは小さそうな村だ。それなのに鬼の気配なんて微塵もしない。通った家の中にも鬼が居るようには感じられなかった。ここにいるはずの鬼は一体何処に行ったのだろうか。


 「……ん? 向こうの方で何か声が聞こえたな」


 声のする方に足を運ぶと家が無い開けた場所――広場のような所に着いた。そこには大勢の鬼が集まっており大声で何かに叫んでいた。


 「お~大人の鬼があんなに……」


 数はざっと二十、三十……子供を合わせても五十人近くは居るだろう。子供の大きさはルムネリアと大差ないが大人の鬼の大きさにはびっくりだ。

 鬼男性の大きさはサザンよりも二回りほど大きく全員が筋肉の鎧で覆われておりハグなんてしたら簡単に背骨が折られそうだ。鬼女性もカケルより高く、スラッとしたスタイルに引き締まった筋肉は美しかった。あんなのにビンタなんてされたらアーシアの時とは違いもみじマークなんて生易しいもんではすまない。首の骨が持っていかれる。


 「やっぱ鬼は男女問わず筋肉質なのか……それに体や髪の色が赤や青……うわっ緑までいる。あれか体色=赤鬼、青鬼とかか」


 服装は男性が腰簑、女性が獣皮で出来た簡易な物をまとっている。さらに男性は何人かが棍棒を持ち、女性は子供達を自分らの後ろに回し何かに近づけないようにしていた。


 「にしてもさっきから何してんだろ? ここからじゃ見えねーし……危険だけど少し近づいてみるか」

  

 足音と一緒に存在も消し、鬼達の目線の先に移動する。本当は好奇心なんかを打ち負かして見ない方が良かったのかもしれない。世の中には知らない方が良いと言う言葉もある。

 そしてカケルの見た光景はその知らなくていい……ルムネリアの事を思えば見ない方がよかった。 

 

 「何だよ……これは……」


 カケルの見た光景。それは大勢の鬼達が寄って集ってルムネリアに暴言を吐き、石を投げつけていた。


 「この疫病神がッ!」

 「ウチの子達に近づかないで!」

 「死ね! この化け物が!」


 ルムネリアは丸く座り人形を盾に必死に耐えている。人形をすり抜け石が当たった白い腕には赤い痣が――。


 「くっ……!」


 気づいたときにはカケルは鬼の前に出てルムネリアに当たるはずだった石をキャッチしていた。


 「ううっ…………あれ? かけ……るぅ?」


 飛び出すつもりはなかった。鬼村を一目見て帰るつもりだった。でもこんな光景を目の当たりにして素直に立ち去るなんて真似は出来ない。


 「何やってんだよお前らーッ!!」


 こんなに叫んだのはいや、怒ったのはいつ以来だろうか。威勢よく出てきて叫んだものの情けないことに大勢の鬼の視線に恐怖で足が震えている。カケルは強気な喋り方をしているが基本的に臆病だ。喧嘩なんて挑まれるのも挑むのも大嫌いだ。それでも叫ばずにはいられなかった。あの時ルムネリアに守ると言ったから。


 「おいあれって……」

 「あいつは人間……」

 「人間が何で化け物を」

 

 人間であるカケルにもちろん誰もビビったりはしていなかったが何やらボソボソと話しているが。が、心臓バクバク状態のカケルは冷静さを欠け、無視して訴え続ける。


 「いい大人がこんな小さな子供相手に暴言なんて……しかも石まで投げるなんて恥ずかしくはないのか!!」


 その時だった。子供以外の鬼達の目付きが鋭くなりカケルが最も苦手とする睨みつける攻撃をしてきた。


 「ひっ……!」


 思わず引いてしまうがルムネリアにカッコ悪い姿を見せるわけにもいかないので頑張って踏み止まる。


 「何だよ黙りこくって……俺の正論に言い返せないってか!」


 「何も知らない奴が言いたい放題言いやがって……!」

 「これだから人間は……!」


 はっきり恐怖が上回り思考回路がぶっ壊れ喧嘩腰に物を言っているが実力行使で来られたら太刀打ちできない。

 既に数人の鬼男性が棍棒を肩に構え戦闘体勢に入っている。これはやり過ぎたかなと冷や汗が滲み出る。

 このままルムネリアを連れて走って逃げてやろかと考えてると「落ち着け皆の者」とずっしりとして落ち着きのある声が鬼達の高ぶった気持ちを抑える。鬼達は後ろを見ると左右に分担して一つの道を作り、その道から長い髭を携え杖をついた老人が歩いてきた。


 「すまないな、若き人間よ」


 「えっ……へっ……?」


 いきなり謝られたことに困惑し、壊れ思考から停止思考に切り替わる。


 「儂はこの村の村長だ」


 「あ。どうもご丁寧に……俺はカケルと言います」


 先程までの威勢はどこに行ったのやらペコペコと頭を下げるカケルにはもう怒りなんてほぼ消えていた。


 「村長、なんで邪魔するんですか!」

 「我々に害を与えるものは排除するのがこの村の掟でしょうが」

 「この人間が化け物を庇った時点で我々に害を与える存在です」


 戦闘体勢に入っていた鬼達が口々に村長に不満を言うが村長は冷めきったような目で鬼達を一睨みすると鬼達はそれ以上何も言わなかった。


 「皆の者はここから離れよ。後は儂が何とかする」


 「ですが村長――」


 まだ文句のある鬼が前に出るが村長がタンッと杖を地面に叩くと鬼達は不満そうな顔でちりじりに何処か行ってしまった。


 「大丈夫かルムネリア?」


 鬼達が完全に居なくなると村長は一旦カケルを無視して座り込むルムネリアに手を差し伸べる。


 「…………うん」


 「あれほど家を出るときは誰にも見つからないように言っただろうに……」

  

 「うう……ごめんなさい……」


 差し伸べられた手を掴み立ち上がったルムネリアに説教に近い小言を言い、ルムネリアはシュンとなる。


 「ひとまず家に帰るんだ。野菜はこの者に持って帰らすから」


 「えっ、俺?」


 不意に指名されたカケルは拍子抜けな表情で自分を指す。


 「でもかけるぅはケガをして……」


 「大丈夫じゃ。後で儂の秘伝の薬を塗ってやるからルムネリアは安心して帰るがいい」

 

 「でも……」


 自分の事よりもカケルが心配なルムネリアは中々折れなかったが村長が優しくルムネリアの頭を撫で微笑むとルムネリアはしばらく黙りそして頷いた。


 「よし、良い子じゃ。他の鬼に見つかる前に早く帰るんじゃ」


 てとてとと歩くルムネリアはカケルを涙目で見ると家まで走り去っていった。


 「さてと若き人間……いやカケルだったか。一体なんの真似じゃ」


 「なんの真似って何の事だよ」


 「ルムネリアを庇った事じゃよ。何であんなことをしたんじゃ。あの状況でルムネリアを庇えば自分がどうなるのか考えなかったのか」


 いきなり怒られたカケルは自分が何で怒られてるのか理解出来なかった。でも確実に言えることはある。


 「そりゃああんな場面で飛び出せば鬼達の矛先が俺に向くのは分かってたさ。けど……だからといってルムネリアを見捨てていい理由にはならないはずだろ。それに俺はあいつを守るって約束したからな」


 全てを見透かすような目でカケルを見続ける村長にカケルは緊張してか体が硬直する。別に間違った事は言っていないと断言できるが無言でそんな目で見つめられると嫌でも揺らいでしまう。


 「…………嘘ではないようじゃな。が、お前さんはルムネリアの事を何も分かってはおらぬ」


 「何も分かってはいないって……そんなの当然だろ。ルムネリアとは一時間くらい前に会ったんだからな」


 何言っているんだこいつと呆れた目線で村長を見る。が、村長は軽くため息をついて「お前さんはルムネリアの事を見た目で判断しておるということじゃよ」と言った。


 「いやでもルムネリアが驚くほどの怪力なのは知ってるぜ。それでもまだ小さい女の子じゃないか。やっぱあれは無理してでも年上の俺が助けるのは当然だろ」


 そう言うと村長はまたため息をつき、カケルの前を素通りして歩いていく。


 「あ、おい!」


 人を引き止めといて何処に行くんだと手を伸ばす。あと少しで村長に触れれるところで村長は振り返りカケルは素早く手を引っ込める。


 「これは忠告じゃ。ルムネリアとはこれ以上関わるな」


 「おいそれってどういどういう事だよ! ルムネリアと関わるなって……」


 あれだけルムネリアに優しく接していた村長から出てくる言葉とは思えない。


 「知りたければ儂に着いてくることじゃ。ただしルムネリアの見方が変わっても知らないじゃがな」


 「それはつまりルムネリアには秘密があるってことか」


 「そう取ってもらっても構わんわい。知るも知らぬもお主の判断じゃ。後悔のない選択をするがよい」


 それだけ告げるとカケルの答えを待たずに村長は再び歩き出す。

 薄々だがルムネリアに秘密がある気はしていた。普通は会って間もない相手の秘密をこんなに早い段階で知っていいものなのか。その秘密を知った場合、どんな顔をしてルムネリアに会えばいいんだろうか。そして自分はルムネリアの事をどう見てしまうのか。


 「…………考えてもしかたないか……ルムネリアにどんな秘密かあろうとルムネリアはルムネリアだ。それさえ分かっていれば大丈夫……だよな」


 どうしても秘密を知るのに不安が残る。それはカケルはハヤトからアオイの秘密を聞かされたとき、アオイがそんな秘密を抱えてたことによるショックよりも言わずにずっと黙っていた事の方がショックだった経験があるからだ。

 もしアオイの秘密をアオイが話してくれてれば少しはアオイの為に何かしてやれたのかもしれない。一緒にいる時間を増やしたり、出掛ける回数を増やしたりなど彼女の笑顔の為に色々と出来たはずだし、トラックに轢かれる事も無かったはずだ。


 「…………大丈夫だ。俺なら受け止めれるはずだいや受け止めるんだ」


 無理矢理自分にそう言い聞かせる。秘密を知る覚悟としては曖昧と言われる覚悟かもしれない。でも今のカケルが出せる答えはこれしかなかった。

 秘密を知る覚悟が出来たカケルは歩く村長の元まで駆け寄り一、二歩で手が届く距離になると村長と一定の距離感を保ってゆっくりと歩いていく。 

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