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調理で販売だ魔都商売!

 フェルの見付けた場所は道通りも開けた場所で、人の流れも活発でまさに店を開くのに絶好の場所だ。


 「よし、早く準備に取り掛かろうか」


 「は~い」


  いつものように屋台に掛けた大きな白い布を大袈裟に外し、周りの人達の視線をこちらに向ける。

 この屋台はリーナが乗って行った屋台とは違い、テーブルカウンターの後ろには二つの大きな揚げ物用の鍋が置いてある。その隣には屋台の三分の一を占めるほどの棚があり、上段には三角袋やフライドポテトスクープ、フライバスケットなどなどフライドポテトを作るに必要な材料が置かれている。


 下段というよりもそれ以外の棚は全てスティック状に切られたジャガイモが入った袋で埋め尽くされている。

 茜色のエプロンをフェルに渡し、手短にエプロンを着けて準備に取り掛かかる。


 最初の準備としてまず左の鍋に植物性の油を注ぎ、右の鍋にラードを入れた油を注ぐ。次に油の温度を上げなければいけないのだがフェルが火属性の魔法が不得手なためマッチで火をつけ、第一の準備を終える。

 更に温度計を使い、左を百五十度、右を百九十度になるよう完璧に仕上げれるようにすると温度が上がるまでの間にフェルは切られたジャガイモの袋を取り、いつでも揚げれる準備をしている。


 ここまでの工程でこの世界では珍しい道具を多々使っているためなのか何人かの魔族が周りに集まっており、その中には髪飾りを購入した店の店主の姿があり、


 「よー人間の坊主。来てやったぜ」


 「あ! 来てくれたんですね」


 店主は何事もなく、他の魔族が近付くかどうかの悩んでいるラインを簡単に踏み越えて段を登るとカウンターテーブルの前までくる。


 「へ~、どんな店かと思ってみれば食べ物を売るのか。……ん? もしかしてフェルか?」


 「あれれ? 聞き覚えのある声がすると思ったらコージィじやん」


 笑顔で手を振るフェルに店主は軽く手を振るだけだがそこには間違いなく深い絆があるように見える。


 「まさか人間と一緒に商売をやる魔族がフェルだったとは驚きだな」


 「いやー、これには色々と理由があるのよ」


 じわじわと楽しげな世間話に発展していく二人に取り残されそうになるカケルは何とか置いてかれないように無理矢理声を発する。


 「それにしても二人が知り合いだなんて驚いたな」


 「うん。コージィとは家が隣同士でよく接客や店をやるにあたっての心構えとかを教えてもらっていた事があるのよ」


 あの接客をそのまんま教えられたのかと不安になるがここは魔都、魔族同士ならあの接客でも問題ないだろう。それに基本的に接客はカケルがやってフェルが調理を担当するため自分さえしっかりしていれば大丈夫なはず――。


 「にしても人間と一緒とはいえ自分の店を持つとはな」


 「ううん、それは違うよ。これはカケルの店であってアタシの店じゃないの。でもいずれ自分の店を持つから期待しててよ」


 ニシシと笑うフェルに「そうか」と単調に店主は答えると後ろの方からパチパチと油のはねる音が聞こえてくる。


 「そろそろ調理できるんじゃないか?」


 「そうだね。ではじゃんじゃん作りますので接客の方よろしく~」


 くるくると上機嫌に回りながらフェルは棚からフライバスケットを取るとその中に袋の半分くらいのスティック状のジャガイモを入れ、左の鍋に漬けるとパチパチパチパチと激しく濁ったような弾ける音が聞こえる。それと混じりフェルの上機嫌な鼻唄も耳に入る。

 

 「何を作ってるんだ?」


 「フライドポテトっていうお手軽に食べれる料理を作ってるんだよ」


 「ふらいどぽてと? 初めて聞く料理名だな」


 聞いたことがないのも当然だろう。だってこれはこの世界とは異なる世界の料理なのだから。知っているのはカケルとフェル、そしてフェルに料理を教えた例の師匠の三人しかいないはずだ。


 「よーし、いい感じだよ」


 五分ぐらいして左に入れていたフライバスケットを上げ、ざっと油を切ると続けて右の鍋に入れると、フェルは素早く棚から二つ目のフライバスケットを取り、袋に残ったスティック状のジャガイモ全てを入れるとすぐさま左に入れる。そのまま右の鍋の隣に設けられた調理用のフリースペースにトレイを置き、その上にキッチンペーパーを敷くと右の鍋からフライバスケットを取り出し先程、敷いたキッチンペーパーの上に揚げられたジャガイモをひっくり返し、地球産の食塩を満遍なくふりかける。

 最後に棚から三角袋を適当に取ってそこから一つ取るとフライドポテトスクープで完成したフライドポテトを一すくいして器用に三角袋に入れるとテーブルカウンターの端に置かれる丸い穴の空いた土台に差し込み、二つ目のフライドポテト作りを始める。


 「これがフライドポテトか?」


 「ああ。中はホクホク、表面はカリッとした食感の食べ物で一つ食べたらまた一つとついつい食べてしまう食べ物なんだ」


 昨日、遅くまで考えに考え抜いたフライドポテトをおいしく説明する接客方を思い出しながら口に出していく。フライドポテトとしてはありきたりな事を言っているのは理解しているがここはフライドポテトという食べ物が存在しない異世界。フライドポテトがどんな食べ物なのかを簡単に教えれればそれだけでいいのだ。


 「ほぉ~、確かにいい臭いもするし、見た目も旨そうだな。……これ一つ何リベルだ?」


 よしいい感じに食い付いてきたと心の中でガッツポーズをするとエプロンのポケットから値札を取り出し接客モードになりながらフライドポテトの前に置いて、


 「フライドポテト一つで一リベルとなります」


 一リベル、つまり日本円にして百円と、このまま売り続けてもほんの少しだけ赤字になる可能性がある値段。本来なら二リベルの二百円にすればいいのだがもちろん理由はある。


 フェルによれば魔都に住む人達は働きはするけども王都に比べて収入が少ないらしい。下手にフライドポテトを二リベルにすると見た目の少量感と合わせ高いと思われ、誰にも買われない恐れがあると指摘されたため、この世界の最低価格である一リベルにしたのだ。

 今回、使用したジャガイモは等価交換で出した物だが、いずれ村で栽培中のジャガイモを使えば材料代も安くなりいずれ黒字となっていくと見込んでいるから何とか一リベルにしているが、一番重要なのは最初に購入するお客さんだ。


 「一リベルか……その値段なら一つ貰おうか」


 「お買い上げありがとうございます」


 頭を下げ、カウンターテーブルに置かれるフライドポテトを取ると、店主から一リベルを頂き、フライドポテトを渡す。


 「どれどれ、どんな味なんだろうか」


 さぁここが肝心だ。周りの魔族は買うか買わないか悩んで見ているだけ。最初にフライドポテトを購入した店主の食べた反応によって周りが来るか帰るかのどっちかの行動がある。

 魔族は濃い味の食べ物を好む傾向があると聞いているため味は問題ないはずだが果たして。


 「むぐむぐむぐ……」


 一つつまみ口の中に放り込む。周りから威圧するような視線を感じるなか堂々と食べているのに感心しながら好評してくれと祈る。

 一つ飲み込むとまた一つと次々にフライドポテトを食していき、二分後には三角袋一杯にあったフライドポテトは一つも残っておらずカスすらもない。


 「むぐむぐむぐ……ゴクン」


 今、フライドポテトを飲み込んだ音がした。しばらく無言で目をつむる店主に不安で何か問い掛けようとすると、


 「……旨い! 人間の坊主、もう一つくれ!」


 「え……あ、はい」


 差し出される一リベルを受け取るといつの間にか三つも完成したフライドポテトが置かれており、一つ取ると再び、フライドポテトを店主に渡す。


 「むしゃむしゃむしゃ……」


 一つずつ食べていたのとうって変わって、二つ三つと一度に口に放り込む。その食べっぷりは普段食べているカケルでさえ美味しそうと思わせるものであった。


 「おい兄ちゃん。俺にも一つくれよ」


 ボケーッとしていた頭を引き戻すように店主とは違う人の声が聞こえる。気付けば遠くで見ていた魔族達が屋台の周りに群がっており、既に何人かがカウンターテーブルの前まで来ている。


 「俺にも一つ!」


 「私にも!」


 ぎゅうぎゅうと押し込んでくる人込みに上手くいったと喜びはするも、想像よりも食いつきかたが強くこれは一人での接客は厳しそうだが、王都でリーナが頑張っている。ここで泣き言を言ってはいられない。


 「わかりました。わかりましたから、押さないで並んでください! 数はまだまだあるのでお願いしまーす!」


 タオルとは違い、フライドポテトは作るのに少なくとも六分から七分はかかる。この客を捌くためにはフェルの頑張りももちろんだがカケルの接客力も必要不可欠。


 「ありがとうコージィ。また来てね」


 「おう。ごちそうさん。また来るぜ」


 調理中に間があったのかフェルは店主に三つ目のフライドポテトを売っていた。完成したフライドポテトのストックも四つと順調に作っていた。


 「何ぼさっとしてるのよ。これから忙しくなるのに突っ立てる暇なんてないんだよ。アタシもバンバン作るから接客、頑張ってよ」


 「お、おう」


 まさか商売でフェルに叱咤されるとは思っても見なかった。言っているのとも筋が通っているため言い返せないが、不安要素であったフェルがしっかりと周りを見て考えて行動している。後は言われた通り自分が接客を頑張ればいける。魔都での商売もいけるはず――いや、いける。


 持ち場に戻るフェルは一生懸命、楽しそうにフライドポテトを作り、まるでリーナが隣に居るような安心感を抱きながら全力の接客を開始する。


 「では皆さーん、危ないので一列に並んでくださーい! 数はまだまだあるので安心してくださーい!」


 迫ってくる魔族達はそれを聞いて一列になろうとするが「俺が先だ」「私が先よ」と誰よりも先に前に並びたい気持ちが溢れて先頭集団はもみくちゃ状態に。


 「落ち着いてくださーい。綺麗に一列に並んでくださらないとフライドポテトを販売することが出来ないので真っ直ぐ一列に並んでくださーい!」


 さすがにこのままではフライドポテトを買えないと知るや何人かが渋々、適当に列を作り何とか綺麗で真っ直ぐな列が出来た。


 「それでは只今よりフライドポテトを販売したいと思いまーす! お一人様三つまでとしますのでそこんところよろしくお願いしまーす!」


 ここまで客を導くのに時間が掛かるとは思わなかったが、そのお陰でなのかフライドポテトは十個近く出来上がっており、カウンターテーブルに置かれている。 

 後ろを向けばフェルは次のフライドポテト作りに専念しており、話し掛けれないほどの集中力を感じる。

 これは後で本当にプレゼントの一つは買ってやらないとなと頭の隅にメモ書きし、魔都での商売を本格的にスタートする。


 「いらっしゃいませ、フライドポテト何個でしょうか?」


 「おう、二つくれ」


 「二つですね。では合計で二リベルとなります」


 二リベルを受け取り、フライドポテトを二つ渡すとその客はすぐに列から離れ、近くの場所で食べ始める。

 その様子を見ることもなく、次の客が来て、フライドポテトを食べた客の反応を見ることが出来ない事に残念な気持ちになるがそんな場合でもないため接客に専念する。


 販売してからあっという間に数十分が経過したが、列は最初と変わらないぐらい延びており、まともに休憩する時間なんて無いと分かると疲れが押し寄せてくるが、フェルが頑張って作り続けているのに先に弱音を吐くまいと気合いを入れ直す。


 「三つですね。三リベルとなります」


 それにだいぶ辺りを見回す余裕も出来るようになり、周りを見ればフライドポテトを美味しそうに食べる魔族の姿ばかりが目に入る。


 「あの……二つ……ください……」


 「二つですね。二リベルにもなります」


 後、分かった事といえば魔族も人間と何も変わらないという事だ。今、フライドポテトを買おうとしている尻尾と角が生えた悪魔の女の子は人見知りなのか恥ずかしそうにしている。これだけで魔族は人間と同じように様々な感情を持っていると判断できる。


 「ありがとうございました。また来てください」


 出来る限り、目線を女の子に合わせ、頑張って慣れないスマイルをすると、女の子は嬉しそうに「うん!」と頷いてくれた。


 「カケルー、まだまだ客はいる感じ?」


 「あぁ、まだまだいるぞー」


 「りょうか~い」


 気の抜けるような返事だが、もうこれがフェルなんだなと受け入れてしまう。


 「ふらいどぽてと三つくださ~い」


 「三つで三リベルとなります」


 人間と魔族が共存できる村に発展する。半思い付きでの事だったがたくさんの魔族に触れて、これはいけるのではないかと思ってしまう。が、ここで重要なのは魔族とふれあい、仲を深める事ではなく、魔族の王様である魔王と話をして協力してもらうことが重要なのだ。


 人間の王様はアマトがいるから会って話すのは簡単なのだろうが、魔王に近付いて話をもうけれる人は誰もいないから、話す以前に会うこと事態が難しい。

 出来れば今日中にでも会うことが出来たらいいのだが、何かいい考えはないだろうか。


 「カケル! 手が止まってるよ!」


 「え! あぁ、すまん」


 考え事に夢中でつい手が止まってしまった。魔王に会うことを考えるのは大事だが、それを理由に商売を疎かにしてしまうのはもってのほかだ。

 魔王に会う手段はこの商売が終わってからでも十分、考える時間があるはずだ。今は別の事は考えずにただ目の前の接客という仕事に集中するのみ。


 「すみません。フライドポテト、何個でしょうか?」


 笑顔で接客をスタートし直し、再びフライドポテトの販売をして三時間あまりの時が経った。

 日本時間で十一時から始まった魔都商売もお昼を過ぎた辺りから客足も減り、忙しくはなくなった。食べ物を販売している以上、この三時間が最も忙しく、売れ行きがいいというのを確認できただけでも良しとする。


 「……客の人数もそうだけど、在庫もそろそろ無くなりそうだし、ここらで切った方がいいだろうか」


 王都での経験上、「今日はここまで」と人数を絞った方が客に無駄な時間を過ごさなくて済む。無論、それをした場合、在庫が余る可能性もあるがその時はその時で全部食べればいいだけの事。

 一通り考えをまとめれたのでフェルにそれを伝えようと振り向くと、まだ在庫があるというのにフェルの手は止まっており、立ち尽くしていた。


 「何してんだよフェル。最初、あんだけ偉そうに言ってたお前が手を止めるなんて」


 皮肉っぽく言えばすぐに返してくれると思っていたのだが、フェルは聞こえていないのか動く気配はなかった。


 「……? どうしたんだよ。客も後、少しなんだから……」


 とここまで言ってようやく気付いた。フェルの尻尾がピンと伸びきっており、何かに警戒し怯える動物のようだった。


 「ホントにどうしたんだ?」


 不自然すぎるフェルの様子に不安になり、肩を揺すろうとしたとき、不自然なのはフェルでなく自分だというのに気付く。

 それは周りの魔族達もフェルと同様、何かに警戒し怯えていたからだ。そう、カケル以外の皆は何かに怯えているのだ。


 「なんだ……? 皆は何に怯えているだ?」


 聞いても答えてくれないため接客を一旦止め、自力で怯える理由を探ろうとすると急に背筋がゾクッと妙な悪寒がはしる。

 何故、こんなになるか分からなかった。格段、寒いわけでもなく暖かいほうだ。そんな謎の悪寒に首を傾げると遠くから二つの人影が見えた。


 「なんだ……あれは……?」


 今まで怯えて、立ち尽くしていた魔族達はその人影が近付くと二、三歩後ろに下がり、膝をつき頭を下げる。異様なその光景についてフェルに聞こうとすると、いつの間にかカウンターテーブルの外側に出ており、他の魔族みたいに膝をつき、頭を下げている。


 「フェ、フェル……?」


 「何やってるのよカケル。早くこっちに来て同じようにしなさい!」


 聞こえる範囲の小声で怒鳴るフェルの言う通り、訳も分からず、フェルの隣まで行き、見よう見まねで膝をついて頭を下げる。


 「なぁ、フェル、教えてくれよ。これは一体何なんだよ」


 早くこの意味不明な状況を理解したくて必死に訴えかける。


 「もー、このぐらい察してよ。今はあまり話したくないんだから」

 

 察してよと言われても、初めて魔都に来たカケルにはこんな異様を察することは難しい。でもあの人影が何なのかさえ分かれば察することが出来るかもしれないと思い、頭を下げたまま出来るだけ目線を人影に向ける。


 遠くにいた人影はこちらの方角に用があるのか、顔は見えないが何となく姿は分かる。両方ともフェルのような魔族としては人間に近い姿をしており、男性だ。背丈は一人はカケルと同じぐらいもしくは少し高いくらいで、もう一人はその人よりも頭一つ分大きい。よく見れば長身の男性はもう一人の男性より少し遅れて歩いているよだ。

 先に先頭を歩く男性を見ると、はねっけのある黒髪のショートヘアーにタキシードのような服を着用し、黒いマントをヒラヒラさせと全身に黒を纏い、羽や尻尾はないが頭から二本の立派な角が生えと、角が無ければ人間に見間違えそうな容姿。恐らく、この人物に魔族の皆は怯えながら頭を下げているのだろうが一体――。


 「――ッ! まさかあれって……!」


 「ようやく分かったようね」


 フェルが呆れたように呟いた一言により、自分の考えが間違っていないということになった。

 この状況化で誰かに従うというのを知らなそうな魔族達が自ら進んで頭を下げる理由なんてたった一つしかない。


 「あれが魔王……なのか……?」


 ポツリと出た言葉と共にその人影は屋台の前に堂々とした立ち振舞いで立っていた。

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