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たとえば・・・

作者: 史哉
掲載日:2015/08/26

「もしも今度の東北大会で優勝したら史哉の実力認めてあげる。」

と母が言った。私は東北大会で優秀な成績を収めた事がないので母はすぐ帰るつもりでいた。


「たとえば俳優になったら。」


「たとえば芥川賞を受賞したら。」


こんな事を考えるのは毎日が夢のようだ。


「たとえば病気になったら。」


「たとえば明日死んだら。」


良くない話ばかりだ。両親に当てはめて想像するだけでも不安でいっぱいになる。


不安とはなんだろう。恐怖かそれとも何かを予知出来る心理的問題か。

我が家の場合は父と母が働いているので、その二人に何かあれば、生活をしている収入がなくなる。

中学生の僕にはどうすることも出来ない。それが不安に繋がっていると思う。


そこで不安を安心に変えるために生命保険があるのだと分かる。

生命保険とは、人間の生命や傷病に関わる損失を保障することを目的とする保険で、

契約により死亡などの所定の条件において保険者が受取人に保険金を払うことを約束するものだ。

中学生の僕にはちょっと難しいかもしれない。


「たとえば明日震災が起こると前もって知ってたら。」

「たとえば明日戦争が起きると知ってたら。」

ただでさえ日本人は震災、戦争を経験している。もしこの2つが僕たちの身に襲いかかって来たら、

そこには希望の光は差し込まない。と思う。

恐怖を味わうくらいなら、自分自身を焼きたいくらいだ。いやそんなことしたら人間が可哀想だ。


「たとえば明日にでも地球が爆発するとしたら。」

これだけは誰も経験がないから分からない。


「たとえば」このように一つの言葉で喜怒哀楽を表現することができるのだ。まさに人間の最大の武器だろう。

東北大会、その日は優勝して全国への切符を手にした。だが実力を認められたかどうかは、定かではない。


そう、地球に色々なミステリーがあるように。、、、

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