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出発準備
全員に続いて外に出た、すると門の前に3台のジープがあり、各々が武装を施してあった
「1号車はアルファチーム!!2号車はベータ、3号車はチャーリーチームだ!!総員、分乗して主発!!」
全員が車に乗り込んだ
「黒犬、1号車はあれだ。急ぐぞ。」
「了解です。」
1号車に乗り込むと、
「よう、新入り。よろしくな。」
中にいた仲間が話しかけてきた
「俺は工兵のボマーだ。あっちは援護兵のベイ、通信兵のエコー。よろしく頼むぜ。」
「俺はまだ兵科は決まってないが、黒犬だよろしく。」
隊長が車の運転席に乗り込み、
「出発するぞ、誰か上に行け。」
「俺が行きます。」
ベイと呼ばれた人がジープの上の扉を開けて、屋根の上に取り付けられたマシンガンを握るのを確認すると隊長は通信機を取り出して
「こちら、狂犬部隊。出発準備完了。いつでも出られる。」
『了解。速やかに作戦を遂行、及び撤収を行え。何度でも言うが、お前達が取り残されても助けは無い。以上、』
隊長は通信機を置いて、
「出発するぞ。市街地は敵がまだまだ多い。飛ばして行くぞ。」
門が開き、俺たちの乗ったジープは戦場へと飛び出した