射撃場
一度外に出て左に曲がると、そこには体育館の様なものがあった
「な~るほど、射撃場だ。」
扉を開けて中に入ると、2メートル事に仕切られていて、仕切られた先は20メートル程先に的があった
しかし、誰も使っていないようで人は誰も居なかった
「ラッキー。さてと…。まずはハンドガンからやるか~。」
俺はハンドガンを箱から取り出して、マガジンに弾丸を一発だけ入れてから銃に入れた
そっとトリガーガードに指をかけ、安全装置を親指で下ろしてから……
パァンっ!!
手に反動が伝わり、弾はあっという間に飛んでいき、的に命中した
「お見事。いい腕だな。」
後ろから突然話しかけられた
振り向くとそこには隊長がいた
「ありがとうございます。どうしてここに?」
「武器商人に聞いた。武器の説明をしようと思ったが…。大丈夫だな。」
そう言って隣の壁向こうに行って、
「俺も撃つ練習をしよう。レティクルの調整をしたいしな。」
そう言いながら隊長も隣のブースに入って行った
「俺も撃つ練習をしないとな…。よしっ!!頑張るか。」
俺は今度はハンドガンに15発込めて、連射する事にした
「まずは…、3発、次に5発、最後に7発。」
もう一度銃を的に向けて…
パァンパアッパアッン!!
パアッパアッパアッパアッパアッン!!
パアッパアッパアッパアッパアッパアッパアッン!!
「………うるさい。」
撃つと耳がキーンとして、少しくらくらした。
「う~ん。どうしたものか…。」
「音が気になるならサプレッサーを着けたら?」
隣から隊長が声をかけてくれたが…
「メインはこっちなんで今は良いです。レティクルもいい感じ何で調整はしなくても大丈夫かな?」
「そっか。任せる。」
そう言って隊長も銃を撃ち始めた
「つきだ。メインのFNPS90」
「そろそろ時間だぞ。」
しばらくして、時間がかなりたった頃隊長はそう言って
「飯にしないとな。また不味い奴だろうな。」
「そうしますか。ちょっと待ってくださいね。」
俺は箒で撃った薬莢を床の隅にある床下のゴミ箱に落としてから銃を背負って
「待たせてすみません。行きましょう。」
「あぁ、行くか。」