武器商人
隊長と別れて、一度部屋に戻った俺は昨日持ち帰ったカービンライフルを取り出した
「カービンか…。別のにするか。」
カービンライフルとは、アサルトライフルを小さくした物、と考えてもらっても構わない
本来はバイクや馬に乗りながら撃つために作られた物だが、現在では空挺部隊等に使われている
性質はアサルトライフルと変わらないが反動が強く、当てにくいため俺には向いてない
「所持金は…、あんま無いな。取り合えず行ってみるか。」
俺はカービンライフルを背負って部屋を出て、先程食事をした部屋の隣にやって来た
ドアを開けると、部屋のなかはロッカーがたくさんあって、そのすべてに銃が仕舞ってあると思うと、少しゾッとした
「いらっしゃい。見たことない顔だね。新人?」
部屋の中のカウンターにいた男が話しかけてきた
「あぁ、よろしく。黒犬だ。」
「俺は武器商人だ、名前も武器商人。早速だが、この中から武器を選んでくれ。」
そう言って指差した方を見ると、アサルトライフルや、ショットガンが並んでいた
「無料支給品だ。自分で金を出すなら別のやつも良いぞ。」
「じゃあ、弾丸の多いやつ。」
「じゃあ、これなんかどうだ?」
そう言って出されたのはヘビーマシンガン
「玉は多いぞ。まぁ、歩けんが。」
「小回りの効いて、弾丸が多いものに訂正。」
「はいはい、じゃあ、これなんかどうだ?」
そう言って出されたのはアサルトライフル等と違って、玉を入れるところがバナナマガジンとは違って上に有るものだ
「FN PS90か…。これにしよう。」
「おや、知ってるんだ。日本人は銃に詳しくないと思ってたのだけど…。」
「これくらいさすがに知ってる。…………っと思う。」
まぁ、いいやっと呟きながら
「説明書に弾丸ボックス二つ。あと、予備のマガジンをくれ。」
「はいよ。じゃあ、お代は無料支給品から引いて800ドル。」
俺はお代を払いながら、
「あと、これを売りたいんだけど。」
そう言って背負っていたカービンライフルを渡すと、
「じゃあ、1000ドルで買い取るよ。あと、予備のハンドガンを選んでくれ。それも無料支給品だから、」
俺はカタログを見せられて、その内の1つのハンドガンを選んだ
「P30ハンドガンね。試し撃ちは?」
「学生時代。旅行で撃ったとがある。大丈夫だけど、有るならやりたい。」
「外に出て、左に行った先に有るよ。ハイこれ。ハンドガンと、その他もろもろ。」
弾丸が入った箱と、銃が入った箱を受け取って、1000ドルを受け取り武器商人を後にした。
黒犬のメイン武器は
FNSP90
サブ武器は
P30
詳しいことはまとめで作ります。