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炎拳士と突然変異  作者: 作者です
8章 デマド待機
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一話 【青黄】対【赤】

人が集まって生活していれば、必ずとまでは言わねえが、修行場ってのは造られる。基本は簡単な造りなんだけど、デマドの修行場はレンガに近い。


攻撃魔法を練習するにも、村内でそれを使うのは危険だから、広い場所が必要になってくる。


魔物と戦うために魔法の訓練をする。


魔物を殺すために魔力の扱いを覚える。



戦うという用途だけでなく、魔力を持ってれば玉具を動かせるから、選べる職種も増えるわけだ。神官ってのは職業じゃなくて資格だからよ、これがないと就けない職種や地位がある。


そういった面から考えると、生まれた場所ってのは一種の資格みたいなもんなのかね。勇者の村とは無関係の高位属性使いもいるけど、そいつらはどう足掻いても勇者にはなれねえ。



だけど変な話だよな。勇者が魔王を倒しちまったら、あそこは最大の収入源を失うことになる。それなのに婆さんを含めた村のお偉いさん方は、本気で魔王討伐を目指して候補を選んでいる。


まあそれがなくなっても、強力な属性使いって銘柄は残るから、他村よりは楽な生活もできるんじゃねえかな。そもそも勇者を生まなけりゃ、国から金も貰えない。


もう俺には解りようもないけど、やっぱ家族を送り出すってのは辛いだろうからな。



故郷で魔物狩りをしてた頃は、戦うことしか考えてなかったけど、旅にでてから他事にも目を向けるようになった。そういったもんを意識するようになって、世界の矛盾に気づく機会が増えた。


実際には俺が知らないから矛盾になってるだけなんだよな。だって矛盾だらけなのによ、それでも世界は回っているんだ。


矛盾が矛盾でなくなったとき、始めて世界の裏側が見えてくる。



勇者の護衛としての使命は、セレスを魔王へと導くこと。だけどそれだけじゃ駄目なんだ。


互いに気づいた矛盾を教えあって、四人でそれについて考察する。今までは曖昧に考えていたけど、それは誠の勇者として、必要なことの一つなんじゃねえのかな。



などとグレンが考えごとをしていると、少し離れた位置に立っていたガンセキが。


「多くの事柄に興味を持ち、それについて考える。とても大切なことだと俺も思うが、今はこちらに集中しろ」


ここはデマドの修行場。村人の殆どは農作業に出かけているため、ほかの利用者は見当たらない。


「そんな上の空で立ってたらさ、もしこれが実戦だったら、君は死んでるんじゃないかい」


アクアとガンセキは、その素顔を布で隠していた。グレンは二人に頷くと、申し訳なさそうに。


「返す言葉もないっすね。これは実戦を想定した訓練だから、俺もその積りでいなきゃ駄目でした」


これまで何度か黒腕の能力を探ってきたが、修行では確かな成果は得られなかった。


魔獣具の能力が開放されたのは、グレンが時計台で実行部隊と戦った時であった。そのためガンセキは実戦の中でこそ、黒腕の能力が現れるのではないかと読んでいた。


信念旗から情報を守るという意味もある。しかし今回の訓練は危険も大きいため、デマド組合の許可を得た上で、修行場を数時間だけ貸切らせてもらうことになった。


「セレスちゃんが心配なのは解るけどさ、今は目の前にいるボクたちに集中しなよ」


アクアの言うとおり、今あいつは俺たちと別行動を取っている。


ガンセキはグレンを見つめながら。


「セレスには杭を渡してある。それにボルガさんたちの居る場所は、ここからそこまで離れてはいない」


居住地は壁で囲まれており、その出入り口と修行場は目と鼻の先にある。なんでも魔物が侵入したときは、ここに誘い込んで戦うことになっているそうだ。


もっとも夜間の田畑には護衛ギルドの連中がいるから、居住地に魔物が近づくことは滅多にないらしいけどな。


グレンは二人の言葉に苦笑いで。


「ボルガたちの仕事を見学したいって望んだのはセレス自身だ。あいつが自分で決めてガンセキさんに相談したんだからよ、好きにやらせるべきだと思う」


レンガ軍の兵士は待機の時間を利用して、居住地の警備を村人と一緒に行なっていた。信念旗のことを考えれば、セレスが一人でそれをするのは避けたほうがいいんだろうけど、そうやって身を守ってばかりじゃ駄目なのも事実だしな。


「レンゲさんの教えなんですけど、魔獣具を恐れて身動き一つ取れなくなるのが、最も危険な呪いなんだそうです。これは俺たち一行にも同じことが言えるんじゃないですかね」


勇者を危険から守ることだけが、護衛としての使命じゃない。ガンセキさんの判断は、セレス一人での別行動だった。


アクアだって本当は一緒に行きたかったんだろうけど、責任者の判断には文句も言わずに従っている。


青の護衛と責任者の表情は伺えないが、それでもグレンは二人の目を交互に見ると。


「実戦を想定した訓練ってことは解っているんですが、できれば完全な状況で始めたいと考えています。現在の自分と二人について分析したいので、少し時間を下さい」


ガンセキの了承を得ると、グレンは考える姿勢をつくり、しばらく修行場は静寂に包まれる。


・・

・・


逆手重装はお世辞にも見栄えが良いとは言えないが、それでも今のグレンは火の服を着ていないため、これまでよりは多少まともに見える。


しかし目の前に佇む青年は、時間の経過に伴い、少しずつ不気味な雰囲気が増しているような気がする。ガンセキは相手に視線を向けたまま、隣のアクアへ小声で語りかける。


「勇者の村で戦った時とは別人と考えたほうが良い」


魔犬の群れや牛魔、時計台での対人戦。それだけでなく、ゲイルとの口戦。月日はそれほど流れていなくとも、濃い経験をグレンは重ねていた。


「奴が体術を主軸としているのに対し、俺たちは魔法だ。これはあくまでも訓練だからな、制限はグレンよりもこちらの方が多い」


高位魔法の使用は禁止。氷塊などは水塊として使用する。岩は土に帰すことができないため、村内では無闇に召喚することができない。


アクアが訓練用の矢を利用するのに対し、グレンは己の武器である拳をそのまま使う。


責任者の言葉に青の護衛は強く頷くと。


「話には聞いてたけどさ、人内魔法を体験するのは始めてだから、ボクも少し緊張するよ」


「だが遠距離からの攻撃を苦手としているのはこれまで通りだ。折角の機会だからな、俺たちもこれまでの連携訓練を活かしたいところだ」


グレンが二人を分析しているように、アクアとガンセキも目の前に存在する敵を分析する。



気づけば赤の護衛は、息を長く吐きながら構え始めていた。分析が終了したとの言葉はない。


右足を前、左足を後ろ。


重心は左の足に偏っており、腰の位置は高い。グレンの右肘はアクアの目線に向けられている。


過去に見た初代の構えとは別物だとしても、なぜか同じ流派だと感じてしまう。


ガンセキは気づいていた。これがギゼル流……炎拳士の構えだと。



責任者は地面に片膝をつけると、右手をそっと土に添える。


青の護衛は矢に氷を纏わせると、やじりをグレンの心臓へ向ける。


たとえ条件は不利だとしても二対一。


なにより相手は時計台で負った怪我のせいで、調子を取り戻したのは最近であった。


・・

・・

互いに向かい合ったまま、時間だけが流れていく。

・・

・・


グレンは青の護衛に意識を向けて構えていた。彼には先手を取ろうという感情は微塵もなく、二人のどちらかが自分に攻撃を仕掛けるのを待っている。



相手の思い通りに事を起こしたくないという気持ちはあったが、先手はアクアが取った。グレンに向けて容赦なく矢が放たれる。


氷を纏った矢は飛距離が落ちるが、そのぶん刺さった対象の一部を凍らせることができる。だだし訓練用の矢では突き刺すことができないため、この効果は期待できない。


グレンは右足を少し前に踏み込むと、燃えた右肘でアクアの氷木矢を自身の足下に払い落とす。赤の護衛が矢を防ぐことくらい二人も解っていた。


アクアは矢を放つと同時にガンセキの右後方へ小さな氷塊を落下させていた。責任者はそれを即座に掴むと、グレンの腹部に向けて投げる。


だがガンセキは地面に片膝をついた姿勢で投げたため、氷塊の速度はそこまで速くない。爪を使い引き裂けば、その魔力を奪うことができるだろう。


しかしグレンは左足を半歩動かして、その攻撃を避けてしまう。



現在は戦っているが、この場にいるのは勇者の護衛。


「引き裂いて水に戻しても、また凍らされたら厄介だからよ」


確認された魔獣具の能力はガンセキだけでなく、アクアも理解しているのは当然であった。氷魔法を使うには、まずは水を操る必要がある。爪で氷を溶かしても、魔法とアクアの繋がりは完全に引き裂けないため、グレンは回避を選んでいた。


氷塊の回避に成功すると、赤の護衛はガンセキに拳心を向けたのち、姿勢を整えて半円を描きながら接近する。だが責任者に動揺は見られない。


相手へ向けていた拳心が、このまま戦うことへの不安を訴えていた。グレンはその直感を信じて走るのを止めると、後方に意識を向ける。



並位中級魔法 岩の小腕。


岩の腕と違い攻撃には活かせないが、より細かな動きを可能とさせる。ガンセキはグレンが氷塊(小)を避けることを予想し、その進路上に岩の小腕を出現させていた。


飛んできた氷塊を小腕は器用に受け止めると、グレンの背中に向けて投げ返す。


アクアもまた、その時を見計らい氷木矢を放つ。


前からは氷木矢こおりきや、後ろからは氷塊。


グレンは右腕の炎で壁を造ると氷塊(小)を防ぎ、氷木矢は魔犬の爪で引き裂く。逆手重装をそのまま放っておくと、再び凍らされるため、先ほど造った炎の壁へ左腕を突っ込む。



しかしまだ二人の攻撃は続いていた。


動きの止まったグレンの隙を突き、青の護衛が相手に向けて走りだす。


アクアは矢に氷を纏わせ、先の鋭い片手剣へと得物を変化させていた。だがその時点でグレンは一つの矛盾に気づく。


先が鋭く尖っているということは、殺傷力があるという意味であり、それを訓練に使うとは思えない。それでも赤の護衛は相手の攻撃に備へ、身体の軸へ拳心を向ける。


グレンの予想は的中していた。互いが接触する寸前、ガンセキが二人の間に割りこむように、岩の壁を召喚する。


それを確認したアクアはすぐに立ち止まり、グレンの右側に氷の壁を造る。



赤の護衛は危険を察知し後方に逃げようとしたが、ガンセキの同時魔法により岩腕が召喚され、行く手を阻まれてしまう。


退路は右側のみだが、そちらへ逃げた瞬間に、アクアが矢を放ってくるだろう。


しかしガンセキは考える有余を与えてはくれなかった。グレンは殴りかかってきた岩腕のこぶしを爪で引き裂く。


岩壁の場合はそのまま崩壊が始まるのだが、岩の腕は共振型のため、動きが一瞬止まるだけだった。



それでも赤の護衛は楽しそうに笑いながら。


「一瞬でも充分だ」


アクアは彼が左に逃げることを予想し、弓を引いたまま動こうとしない。それを確認したグレンは左腕の魔力を頭部へ移動させると、地流しの準備をする。


再び動きだした岩の腕を、逆手重装で受け止めた瞬間であった。後方の岩壁が崩れる音を、グレンは肌で感じ取る。


責任者は相手が地流しをすることを読み、軟化させた岩の壁をグレンへと倒していた。



地流しだけなら頭部に魔力を移動させる必要はない。赤の護衛は予防として、敵流しの準備もしていた。


自分へと迫ってくる岩の壁に右手を添え、経験不足の敵流しを実行する。


グレンは左腕で受け止めた岩腕の衝撃を胴体へ移し、そのまま右腕へと持っていく。その衝撃を対象に流すとき、手の平へ魔力を凝縮させる必要はない。地面に威力を流すときと同じ感覚で、岩の壁へ魔力を流す。


以上の動作を終えた次の瞬間だった。岩の壁が弾け、完全に土へと帰る。



敵流しには成功した。しかし流した対象は地面ではなく、軟化された岩の壁であった。そのため岩腕の威力を流し切れず、グレンの右腕には多少の痛みが残っていた。


この人内魔法は威力を魔力に混ぜることさえ成功すれば、地面や敵へ流すのに失敗しても、身体そのものが破壊されることはない。しかし受けた衝撃に相当する痛みが残るため、敵流しは対象を見極めて使う必要があった。



グレンは左腕の魔力を練り込むと、残った岩の腕を魔犬爪で幾度か切り裂く。それによりガンセキと魔力の繋がりが絶たれ、岩の腕は完全に破壊された。


予想外の方法で難を逃れた相手に驚きながらも、アクアは冷静に対処する。



岩魔法はすでに壊されていたが、彼女の召喚した氷の壁はまだ残っていた。それを倒すさい、グレンが回避に失敗したときのことを考えて、水へと変化させる必要がある。


実戦では必要のない作業を行ったせいで、壁を倒すのにアクアは少し手間取ってしまう。


グレンはその間を利用して、頭部の魔力を右腕に移動させると氷壁に手を添える。だが防御を意識した壁魔法は相当な重量があるため、吹き飛ばすには掌波だと役不足である。


しかし次の瞬間だった。赤の護衛は逆手重装を氷壁に叩きつけると、そのまま両手から二重の掌波を発動させる。


掌波は触れた対象を吹き飛ばす魔法だが、逆手重装が壊れることはない。すでに傾いていた氷壁は回転しながら宙に舞い、地面へ落ちて砕け散る。



青の護衛は目を見開きながら、破壊された氷の壁を眺めていた。


グレンとアクア。互いを遮るものは、すでにどこにもない。


責任者が叫ぶ。


「逃げろアクア!」


しかしその頃にはもう、赤の護衛は次の行動へ移っていた。



グレンは腰袋から火の玉を取り出すと、点火させたそれをアクアに投げつける。


とっさの判断でアクアは氷の盾を造り、飛んできた火の玉を地面へ落とす。


《物足りない》


グレンはアクアに向けて走りだすが、先ほどと同じようにガンセキが壁で二人を遮る。


だがその瞬間であった。彼女の足下に転がっていた火の玉が炎となる。それに気を取られてしまったアクアの隙を突き、グレンは壁を迂回する。


《さっきから……喉が乾いて仕方ない》


だが壁はガンセキにより、横長なものと変化していたせいで、アクアのもとまで辿りつくのに手間取る。


青の護衛は焦りながらも炎を消し、体勢を整えると盾を構え、相手の攻撃を防ごうとした。


しかしグレンは冷静だった。左足を一歩前に進めながら、氷の盾を魔犬の爪で破壊する。


《水を飲みたい》


飢えた獣は右足を踏み込みながら、アクアの首を掴もうと、開かれた右手を精一杯に伸ばす。


《いや違う……水じゃダメだ》


得体の知れない恐怖に身体を縛られて、アクアは回避に移れない。


グレンは深層から這い出てくる感情を隠しきれず、醜い笑みを浮かべながら。


「俺が欲しいのは」


欲望に塗れた青年へ、誰かが声を掛ける。












『血ならもう……必要ねえ』













修行場に赤い液体が落ちて、土が変色している。だけど攻撃を仕掛けたはずの右手は、アクアの首に触れる寸前で止められていた。


魔犬の爪で氷の盾を壊したとき、一緒に彼女の右腕も引き裂いてしまったようだ。



グレンは指先を震わせながら。


「……ごめん」


少女には相手がなぜ謝ったのか解らない。それでも少しすると痛みに気づき、目線をそちらへ向ける。


アクアは無言で右腕を眺めていたが、少しするとグレンを見て。


「痛いじゃないか」


未だ唖然としているグレンの様子に、青の護衛は溜息をつくと、顔を覆っていた布を片手で外す。


手に持った布を水魔法で濡らしたのち、アクアは顔をしかめながら汚れた腕を拭き始めた。


「選んだのはお婆ちゃんだけどさ、ボクは自分の意思で勇者候補になるって決めたんだ」


いつか跡が残るほどの傷を負う。そのようなこと、ガンセキの姿を見れば嫌でも解る。


アクアは傷口の深さを確認しながら。


「思ってたほどの怪我じゃないからさ、残ったとしてもきっと目立たないんじゃないかな」


それでも少し悲しそうな表情で微笑むと。


「だからさ……気にしなくていいよ」


グレンはもう一度、アクアに謝ろうとした。しかし責任者がそれを許さなかった。



ガンセキは二人に向けて走りながら。


「アクア、その場から離れろ!!」


そう叫び終えると、責任者は赤の護衛を指さし。


「逆手重装を見ろ、グレン!!」


ガンセキの言葉に従い、視線を自分の左腕に向ける。



これまで魔法を黒手の爪で何度か引き裂いていた。でも黒腕を完成させるには、まだ魔力は足りていない。


グレンは驚きのあまり、腰を抜かして倒れこむと。


「な、なっ なんじゃこりゃーー!!」


逆手重装が黒く燃えていた。


赤の護衛は混乱しながらも、左腕を力いっぱい振り回し、なんとか炎を消そうと試みる。


しかし黒い炎は消えなかった。燃えているのは左腕だけであり、それ以外は黒い膜状となって、グレンの全身を徐々に包んでいく。


青年は必死の形相でアクアに視線を向けると。


「みっ、水をかけてくれ!!」


アクアはその場から一歩さがりながらも、頷きを返し空気中の水分を集めだす。


しかしここでまた予想外の事態が起きた。


グレンは自分の左腕を見つめると、裏返った声で。


「あ、あれ?」


彼の全身へと広がっていた黒炎は、いつの間にか沈下していた。


その様子を確認したアクアは、申し訳なさそうな口調で、とても嬉しそうに笑いながら。


「ごめんよ、グレン君……もう遅いんだ」


青年はこれから起こることを理解し、情けない顔で少女に頷くと。


「気にするな。アクアさんは悪くない」


水塊は一気に地面へと落下した。

魔犬の爪について。


氷魔法は水に戻リます。氷の厚さや大きさによって違いがあるかも知れません。


岩腕は一瞬動きが止まって、岩壁は崩壊が始まって壊しやすくなるってな感じです。


爪による魔法の対処は属性だけでなく、共振型や放出型などで違ってきます。


こういった戦闘場面は久しぶりだったので、上手くできているか心配もあるのですが、そこら辺はやれるだけのことはやったので深く気にしない事にします。


色々とねちっこく書いてしまいましたが、アクアとガンセキは接近戦を避けながら戦ってたけど、グレンがそれを凌ぎ切って二人の隙を狙った。という展開を意識してみました。


戦闘が始まってからは、中立の三人称って積りで書いたんだけど、グレンよりになちゃったかな。


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