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炎拳士と突然変異  作者: 作者です
4章 源は、誇りか呪縛か執念か
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七話 惨めな者達の夢の後



2人は武具屋の奥へと消えて行った。


・・

・・


・・

・・


商売スペースから離れると、一人ゲイルとは別の青年が作業をしていた。


歳は俺より少し下かな、ゲイルさんと比べればまだ普通とは言えるけど、彼も感情が薄いと言うか・・・心に傷を抱えているというか、正直俺にも良く分からない。


そこは商売スペースと比べると一層に狭い、木で出来た箱の中身を除きながら、青年は用紙に文字を書いている。


この部屋には木箱が積み重ねられ、天井に届くとまでは言わないが、商売スペースと比べると物が溢れ上手く歩く場所を確認しながら進むしか先に行けない。


ゲイルさんは青年に語り掛ける。


「裏の新規が入った、案内したいからお前は表に回ってくれ」


青年は黙って頷くと、慣れた足取りで俺たちが歩いて来た場所を行く。


ゲイルさんは俺の方を向くと。


「彼はまだ感情を造る事が上手く出来ない・・・長時間表に出す事は危険を生じる可能性がある、お前の連れが戻ってくる前に案内を終らせたい」


そう言うと足早に先を進む。


自分から青年の情報を話すという事は、これ以上あの青年には触れるなと言う意味だろう。


俺としても武器屋以外の繋がりを持ちたくはない。


・・

・・


暫くゲイルの後を行くと、蔵らしき扉に到着する。


室内に蔵か・・・かなり厳重な造りの扉に錠が鎖で繋がれていた。


ゲイルが錠を外し、鎖を扉から離す。


重い金属が擦れ合う音がする・・・グレンは黙ってその様子を見守る。



一連の作業を終えるとグレンに語り掛ける。


「扉を開けたら私が先に中に入る、合図を出すまで入って来るな」


グレンは静かに頷く。


ゲイルが扉を開けると、その先には深い暗闇が続いていた・・・良く見ると天井の方から光が漏れている。



裏の店主が中に入るとまず照明玉具を点灯させて蔵内が明るくなる。


扉の外側から見るに、ただの蔵の中で武具屋には見えない。


床には埃に塗れた敷き布が一面に、幾つかの棚の中に古そうな容器が詰められていた。


蔵の中から俺に話し掛けて来る。


「此処に置いてあるのはただの売れ残りや鉄工商会から仕入れた純宝玉の武具だけだ」


純宝玉と聴いただけでも凄いと思ってしまうんだけど。


「鉄工商会から流れてくる純宝玉の武具は、所詮失敗した品だ・・・それでも宝石玉よりも数段上だが」


それなら裏に置いて在るのはどんだけ凄いんだよ。


ゲイルは床に敷いてあった布を捲る・・・成る程、地下室か。


「空気は通っているが所詮は地下室だ、良い環境とは言えないな」


そう言いながら、姿勢を低くすると床扉を開ける。


俺を残して先に地下に降りて行った。



下手に信用して閉じ込められたりしないよな・・・どうも俺は、あの男を完全に信用できない。


・・

・・


数分の時が過ぎ、ゲイルが地下から上がってくる。


「準備は出来た・・・入って来い」


グレンは蔵の中に足を踏み入れる。


外からでも分かったが、蔵独特の埃のような臭いがする。


グレンの表情から読み取ったのか、ゲイルはグレンに言葉を。


「お前がその気に成れば、蔵の扉ごと破壊できる筈だ・・・第一にお前を閉じ込めた所で、私には何の得も無いと思うが?」


だろうな・・・此処まで来たんだ、踏み込まなければ意味がない。


グレンは地下へと続く階段を降る。


・・

・・


以外だった、上と比べれば整理されていた。


どちらかと言うと、さっきゲイルさんが軽く掃除をしたって感じだな。


商品に被せていたと思われる布が地下室の隅に畳まれて置いて在る。


予想よりも数が少ない、10品を超えるか超えないか。


「このレベルの商品が簡単に手に入る訳が無いだろ、この量が妥当だ」


グレンは周囲を見渡す。


明かりは上と同じで照明玉具だ、気温もそこまで変わらない・・・少し寒いかも知れないが。


壁は土ではなく、木材でもなく鉄でもない白い無機質な感じか。


空気口と思われる穴が天井に開いている、何処に通じているのやら。


「出来る事ならもっと良い状態の場所に置きたいのだが、知っての通り隠している商品だ・・・鉄工商会に取って一番面白くないのは、我々のような裏の武具屋だからな」


グレンはゲイルの話を聞いているのかいないのか、既に意識は武具の方に向いていた。



俺の目前に在る机の上には宝箱と思われる容器の中に入った腕輪が存在していた。


グレンは腕輪から目を逸らす事なく。


「これも・・・宝玉武具ですか?」


戦いに利用する玉具は全て、剣や槍等の武器の形をしている物だと思っていた。


ゲイルは首を縦に振るう。


「水の純宝玉・・・能力は炎と雷を凍らせる事ができる、それをどのように使うのかは自分で考えろ」


魔法を凍らせ、己に届く前に地面に落とす事が出来る。それだけじゃない、炎や雷を物質化させてその場に残す事ができるんだ、自分の意志で解凍する事だって可能な筈だ。


また炎の熱に氷は融ける、と言う当たり前のルールを無視させる事ができる・・・炎魔法では壊せない氷・・・炎使いには最悪の玉具だ。


「これは既に売れている・・・相手は言えないが、売値を聞きたいか?」


丁重にお断りする。



次にゲイルは槍を俺に見せて来た。


「雷の純宝玉・・・この槍から放った雷は、その場に残す事が出来る」


一瞬で消える雷をその場に残せる・・・雷を鞭のように振り回したり、ある意味防御にも使える。


炎や雷を凍らせる、雷をその場に残す事ができる、ガンセキさんから聞いた魔法の工夫でもそんな事は出来ない。


能力の名を考えるとするなら・・・魔法のルール無視。


本来だと氷で炎や雷を凍らせる事や、一度放った雷を消す事なくそのまま残すなんてルールはない、純宝玉の力でルールを無理やり変更させたんだ。



その後も異常に凄い商品を見せて貰う。


・・

・・


確かに凄い、だがどれもガンセキさんの杭と同レベルの玉具だ。でも、俺が本当に見たい品はまだ見せて貰ってない・・・古代玉具。


だが俺がそう思っている事を、この男なら分っている筈だ。


ゲイルは目蓋を閉じ、考え込む姿勢を造る。


目を見開いたゲイルが言葉を放つ。


「次の商品で最後だ・・・古代の玉具か古代の武具、お前が見たい方を選べ」


・古代武具は大昔の職人が造った宝玉を使わない武具。


・古代玉具は大昔の職人が造った宝玉を使用した武具。


両方じゃ駄目なのか、俺は相応の覚悟で此処まで来たんだぞ。


「私からすれば、残る2つは見せるだけでも金を取りたい。それだけの価値が在る・・・古代の証物、言わば歴史その物」


グレンは息を飲み、自分が武具を甘く見ていた事を反省する。


「違法武具屋で手に入る古代の武具よりも一段上・・・過去の人間の執念が詰った傑作だ」


歴史に名を残す武具だけが凄い何て間違いだ、喩え人々から忘れられようと、歴史の裏で活躍した者が使っていた名具が存在している。


ゲイルは感情を失ったその眼球に鈍い光を灯す。


「この二振り・・・このような場所には相応しくない代物だ。せめてもの礼儀として、商売人としてではなく、武具屋として所持させて頂いている」


金さえ払えは売る品じゃない、詰まりは売る相手を選んでいるのか。


「確かに物の価値は値段だが、それだけでは計れない何かが存在している。本来ならばお前などに見せるのも躊躇う【物】だ、それでもお前は私との勝負に勝った、それがお前に見せる理由だ」


ただし・・・俺に見せるのは一振りのみ、それだけの代物か。


俺は今まで武具を使えなかった、正直オッサンの武具でも使えるとは思って居ない。俺は武具が使えないから、宝玉武具に対する執着は人一倍強いだろう。




そんな俺が・・・古代玉具か古代武具のどちらかを選ぶのか。



グレンはゲイルに質問する。


「大昔の人間が造った古代玉具より、現在の玉具の方が強力なんじゃないですか?」


直接に古代種族から伝わった技術を受けて、大昔の人間の職人が造った玉具・・・現在の玉具は長い歴史の中で、当時よりも技術は格段に向上している筈だ。


尤も古代種族が造りだした究極玉具に比べれば数段劣るが。


ゲイルは表情を変える事も無く答える。


「確かに古代種族は人間に全ての技術を与えた訳ではない。職人たちは彼等から得た玉具の技術を、長い年月を掛けて進化させて来た」


次の瞬間だった、俺の前に立つ男が始めて感情を表す。


「だが人類は玉具としての技術と引き換えに、長い歴史の中で退化させた技術がある」


彼が俺に見せた感情は・・・悲しみだった。


「剣としての技術・槍としての技術、それ等の武具としての技術は当時に比べると退化している」


成る程・・・確かに今も武具その物を極めようとしている職人は存在している、だけど玉具職人と比べれば、その数は圧倒的に少ない。


技術を受け継ぐ者がいなければ、その技術は失われる。


技術を極めようとする者が多ければ、その技術は人の数だけ向上が望める。



ゲイルより得た情報から、グレンは答えを導き出す。


「詰まり古代玉具を造った職人は・・・元は武具造りを極めようとしていた者達なんですね」


ゲイルは頷くと口を開く。


「人類が窮地に立たされた時、当時の職人達は涙を隠し、誇りを捨て去ってでも宝玉具の技術を吸収しなければ成らなかった。古代種族は人類に技術は与えようと、人間に対して玉具を造ろうとはしなかった。彼等職人が玉具を造らなければ、人類に勝利は有り得なかったんだ」


魔族の進行により窮地に立たされた人類の前に、突如として古代種族が現れた。


古代種族が現れたと言っても、怒涛の勢いで魔族を押し返した訳じゃない。古代種族と、力を持たない人間が血反吐を吐きながら魔族の進行を防ぎ、長い年月を掛けて少しずつ魔族を押し返して行ったんだと思う。


人間にも魔力を持つ者が産まれ始め、時間を掛けながら人類は少しずつ力を付けた。


力を持った希望の子供達に武器を与える為に、武具を造る職人は信念を捨て、宝玉を造る技術を学んだ。




「古代玉具とは・・・誇りを抑え付けながら使命を果たす為に、信念を捨てた職人の涙の結晶だ。違法武具屋に置いてある古代玉具も、それは例外ではない」


ゲイルさんは違法武具屋に古代玉具を売っている、それでも商売人として相応の値段を付けていると思う。


「お前の選択次第で今から見せる古代玉具は・・・恐らく元は高名な武具職人だった者が造った代物だ。現在程の宝玉に関する技術は入っていないが、宝玉の力を宿した【本物の剣】だ。彼は剣を造る職人として相応の誇りを、信念を持っていただろう」


剣造りの最極に立つ者が創り出した、宝玉の力を宿した剣。



そんな凄い【物】と対等の古代武具。


グレンが湧き上がる衝動を抑えながら、ゲイルに話し掛ける。


「詰まり古代武具とは数千年前・・・己の信念を捨てる事の出来なかった職人が造り出した、宝玉を使わない武器と言う事ですね」



一方は己の使命の為に、信念を捨てた者。


一方は己の信念の為に、使命を捨てた者。



不気味に光る眼差しをグレンに向けながら、ゲイルは重音を響かせる。






「お前の自由だ・・・信念を取るか・・・使命を取るか・・・さあ、如何する」





この男は俺が勇者の護衛だと知っているのか? 俺の考え過ぎなのか。


そうだとしても、俺の答えは決まっている。



「愚かにも使命を捨て、信念を選んだ者の生き様を・・・俺は見たい」



一層に深く不気味な笑みを男はグレンに向け、静かに口を開く。


「その答え、私は確かに受け取った」


・・

・・


・・

・・


ゲイルは両腕に手袋をして、一振りの剣を丁寧に持つ。


何の変哲も無い、地味で一般的な剣だ。


兵士が所持している剣だと嘘を付こうが、誰もが信じるだろう。


グレンの内心を読んだゲイルが語る。


「外見に惑わされるな・・・実戦に向く剣は無駄を無くす、装飾など所詮飾りだ・・・だがこの地味な剣の外側は、剣の内側に耐えられるだけの魂が、想い込められている」


ゲイルは剣から鞘を払う。


「この剣が発見された時、宝箱には入っていなかった。手入れもされず数千年の時を過ごし錆に塗れていた。普通の剣なら既に死んでいるだろう、だがこの剣は・・・錆に塗れながらもその下で鈍い銀色を灯していた」



鞘を払われ剣身が外の空気に晒される。


俺の視界の先に現れたのは文字も何も無い・・・銀。



鈍く光り濁った銀。


明るい筈のその色は、何故か深い銀。


宝玉と言う不要な物だけでなく、極限まで不純物を搾り出した銀。


それは鉄と呼ぶには恐れ多く、鋼とも呼べない銀。


見詰めていると意識を吸い込まれそうになる銀。


職人が一振り一振りに信念を込めた銀。


職人が一研ぎ一研ぎに想いを込めた銀。




それは何処までも純粋に、単純に命を奪う為の・・・銀。




ただ強力な剣を造る事に人生を犠牲にした愚者達の・・・美しい夢の後。




内から感情が溢れて・・・止まらない。


・・

・・

過去

・・

・・


俺達が心月を注ぎ、果てが在ると信じていた事が・・・ある日を境に世界から不要とされた。


剣に・・・全ての武器に変わり世界は宝玉を・・・宝玉具と呼ばれる武器の偽者を世界は求めた。


俺達が人生を掛けた剣造りは最早、過去の産物だと世間は罵しる。


多くの者は誇りを失い工房を捨てるか、または宝玉具に魂を売るか。



俺は捨てられない、俺が心を込めて造り出した剣は子供などではない・・・俺自身なんだよ。


俺は自分を否定など出来ない・・・ましてや宝玉に自分を差し出すなんて考えられない。



誇りはまだ俺の中に残っているのに、世界は自分を認めない。




勝てる筈だ・・・俺が造った剣なら宝玉具に劣る筈が無い。


仲間を揃えるんだ・・・剣を研ぐ仲間を・・・外を、拵えを造る仲間を・・・同士を集めるんだ。



師匠から受け継いだ技術を、何代にも渡り技術を受け継ぎながら果てを、究極を目指して来た想い。


その剣が宝玉具如きに劣るなど・・・絶対に遭っては成らないんだ!!!





剣を造り続ける俺達を人々は馬鹿にした。





だが俺達は絶対に諦めない・・・宝玉具を超えるその日まで。


・・

・・

現在

・・

・・


これ程までに愚かで


これ程までに純粋で


これ程までに一途で


これ程までに惨めで


これ程までに美しい





これ程までに諦めの悪い職人達を・・・俺は心の底から尊敬する。




「私はこの剣を誰に甘いと馬鹿にされようが、絶対に商売目的では扱わない」




だけどよ、普通の武器じゃあ・・・宝玉具には勝てねえじゃないか・・・




ゲイルが始めてその名を口にする。


「グレン・・・お前は剣士と呼ばれる者達を知っているか」


グレンは短く頷く。


「剣を使い、剣の誇りを学んでいる者だろ」


ゲイルは頷きを返す。


「そうだ・・・だがな、それだけでは本物の剣士とは呼べない」


どう言う意味だ。


「剣の道に己を掛けた者達が、この世界には存在している」


剣の道・・・始めて聴く言葉だな。


「魔法こそが力の世界に置いて・・・剣に全てを掛けた者達だ」


それが剣士なのか。


「だけど剣は所詮剣だ・・・剣士は高位属性使いには絶対に勝てない」


ゲイルは剣身を鞘に戻すと、グレンを再び視界に入れる。


「剣に己を掛けただけでは、強力な魔法を使う者には勝てない・・・だが剣の道を歩んでいる者の中には、その道中で壊れてしまう剣士が稀に現れる」


壊れた・・・剣士。


「壊れた剣士は剣道の果てに辿り着く為ならば、己が人生の全てを賭け、自分を含めた如何なる犠牲をも払いながら剣道の果てを目指し歩く」


まるで狂戦士だ。


「魔力の代わりに殺気を操り」


「その剣で炎を斬り裂き」


「その道で雷を避け」


「その道で雨を払い」


「その剣で岩を両断する」


「この世界では居場所の無い奴等が求めるのはただ一つ、強者との真剣勝負・・・極限の一時だけの為に己が人生の全てを賭ける」


化け物や鬼の類だろ、そんな奴等。


「戦場の中で奴等は一般兵や傭兵の中に隠れている、奴等にとっては強者こそが友であり敵だ」


壊れた剣士・・・狂ったの間違いだろ。





「絶対に味方とは思わない事だ、奴等は隙さえ在らば魔族以外にも剣を向ける狂戦士だ」




グレンは息を飲むと、ゲイルに問う。


「あんた・・・もし壊れた剣士がこの店に訪れたら」


グレンの質問を聞いた店主は、眼球を見開くと武具屋の誇りを。


「この剣を造った職人達が未来に託した使い手こそが・・・」


俺はレンガを立つ前に、この話を聞く事が出来て良かったと思う。


ゲイルはそのまま言葉を続ける。







「壊れた剣士、いや・・・【剣豪】だ」








4章:七話 おわり




グレンがゲイルに見せて貰った剣の名は【惨めな者達の夢の後】です。


この剣の話を書きながら自分は思ったのですが、使い手を登場させないのは余りにも辛いです。


当初は登場させる予定ではなかった者達を登場させました。


惨めな者達の夢の後を使えるのは壊れた剣士しかいないと想い、予定を変更して話だけですが剣豪を登場させました。


自分は刀が好きだから、刀や剣士を美大化させて書いてしまいます。


ですが刀では銃には勝てません、そこら変は理解しています。


弾を斬っても2つに割れて体に当たるんじゃないですかね?


自分が戦闘シーンを書く時は、勝ち方から考えるんですが・・・剣で銃に勝つ方法は自分には1つしか考えられませんでした。


撃たれながら特攻して斬り掛かる・・・壊れてないと出来ない方法です、勝てるかも知れないけど死にます。


だから自分は剣豪を壊れた剣士と表現しています。




それでは明日も宜しくです。

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